11年勤めた大手メーカーを辞めて、スタートアップに転職したワケ
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11年勤めた大手メーカーを辞めて、スタートアップに転職したワケ

Haruki Onishi | LAPRASのPRお兄さん ベンチャー広報1年目

私は、2021年7月末をもってオムロン株式会社を退職しました。
新卒から11年間働いたことになります。
辞めるにあたってもちろん悩みはしましたが、思っていたよりはるかにすんなりと決断する結果となりました。

なぜ辞める決断に至ったのか。

理由は大きくこれくらいあります。

①人生100年時代を前提としたキャリア形成

2010年に大学を卒業し、新卒でオムロンに入社しました。ちょうどリーマンショックの影響で、新卒採用が一気に縮小されたタイミングでした。

オムロンという会社は、本当にホワイトな良い会社で、そこで働いていたら安泰だと思う気持ちは当然だと思います。休みもしっかりあるし、給与も高い水準、福利厚生も手厚いし。急激な成長はないけれど、安定感や財務体質はさすがです。(お金を蓄えすぎ感は否めませんが。笑)

そんな会社なので、私は11年を超えたところで転職しましたが、せっかく入ったオムロンなんだから、ずっと働いておこうと思うことは何も間違いではないし、当然だと思います。現に、私の同期の8割以上は辞めていません。

その上で、私が転職しようと思ったのは、30歳を超えたあたりからで、あと40年近く働くことを考えたからです。仮に自分が30歳だとして70歳まで働いたらあと40年あるわけで、今まで生きてきた倍以上の時間を働かないといけない。

言い方を変えると、それだけまだ働ける時間がある。

それを思うと、まだまだ今の年齢で安定ゾーンに入りたいくなと率直に思いました。30代はまだ20代よりは無理ができなくなりましたが、それでもまだまだ体力はあります。多少無理をしてでも体力・気力をフルに使える期間は40代前半くらいまでじゃないでしょうか?(もちろん、人それぞれなので、鉄人のような40代、50代の方もいらっしゃいます…笑)

だからこの"ガンガン行こうぜ"が発動できる期間を大切にしたい。
この期間を最大限に生かせるキャリアを作りたいと考えたことがまず一つ目の理由でした。


②自分の興味

オムロンという会社では、さまざまな仕事をさせてもらいました。
・法人営業
・営業企画
・ブランディング
・広報(企業広報→技術広報→事業広報)
・新規事業

メーカーなのでものづくりをしているのですが、そのモノの価値を伝える分野の上流から下流まで全てを経験させていただいたと思っています。

ファクトリーオートメーション(FA)という工場の自動化をするための制御機器事業がメインで担当することが多かったので、"ものづくり"という分野に理解が深くなり、同時に"ものづくり"への尊敬も覚えました。

食品、スマホ、クルマ、服、など生活に必要なものを本当に高い品質で作る"日本のものづくり"は世界に誇れる産業です。

2010年から2020年の10年間で世界の状況は一変しました。

一言で言うと、「デジタル化」が一気に進みました。音声自動認識がこんな精度高くできるように思わなかったですし、CPUやGPUといった、半導体コアデバイスの進化が凄まじく進みました。ものづくりという分野の中で、その変化を感じていましたが、製造業という世界はそこまで急激には変化できない構造があるので、IT業界など他に比べるとその変化は緩やかでした。

一方で、ものづくり以外の分野では、Fintech、Edtechといったデジタルテクノロジーを活用した新たな産業が生まれようとしていることを感じていました。
ものづくりの領域でどうしても理解が深めにくいのがIT業界でした。
その変化の速さや事業のポイントなど、IT業界に興味が沸いていましたので、いつかIT業界を経験してみたいと思っていました。

そんな中で新型コロナウイルスが蔓延し、世の中はコロナ禍と言われる様相になりました。これが決定的で、世の中のデジタル化はこれまで以上に進むだろうと私は確信したわけです。なので、デジタル化の波に乗らないと残りの40年近くが一気に苦しくなると直感的に思いました。

そこに、スタートアップという企業規模を経験してみたいということも思っていました。大企業では評価されるようになったし、仕事に対して自信もついきたので、違う環境で自分の力を試し、高めたいということを考えていました。

元々の自分のIT業界とスタートアップへの興味と、コロナということが相まって、転職に踏み出す2つ目の理由となりました。

③会社の魅力

とはいえ、IT業界の会社は星の数ほどあるし、どんな会社でもいいわけではない。自分が働きたいと思える会社があれば入りたいと思っていました。

正直、本格的に転職活動をしていたわけではありませんでした。
いわゆる転職求人サイト(ビズリーチ、マイナビ、リクナビなど)に登録していた程度でした。当時は転職事情にそこまで詳しくないので、エージェントと求人サイトの違いとかもあまりわかってなかったです。(法的に色々な制限があることも入社してから知りました・・・)

私は転職求人サイトに登録すると、色々送られては来るのですが、ほぼスルーでした。笑
ありとあらゆる求人が送られてくるし、エージェントからの「とりあえず面談して今後のキャリアを相談しましょう」メールがとにかくウザかった。。。笑

そんな中で、ちょっと違うアプローチでコンタクトしてくれたエージェントの方がいて、その方がベンチャー企業を紹介してくれました。(エージェントというのは、人材仲介会社の方です。採用したい企業と、転職候補者の間に入って仲介してくれる方。)

ずっと大企業で働いていたこともあり、エージェントや送られてくる求人の9割は同じような大企業でした。
でも、私の心の中では、転職するなら新たな分野にチャレンジしたいという気持ちが強くありました。

それを汲み取ってくれたのが、そのエージェントの方でした。
アンミカのようなバイタリティあふれるその方は、30分程度の面談で私の心の内にあるチャレンジ心を浮き彫りにしてくれて、そこに合う会社を紹介してくれました。

それが、転職することになったLAPRAS株式会社です。
LAPRASが良いなと思った理由は4つほどあります。

1. 直感的にビジョン、パーパスに共感が持てたこと
率直にどういうことをしたいのかという理念に共感が持てました。
そして、ビジョン、パーパスをとても大事にする社風であることがまず大きかったです。(そういうことを大事にしている人しか採用してないということでもあります)
理念を体現するために今後の事業展開が様々あるなと思って可能性も感じました。

2. 働いてみたいと思える組織と人がいたこと
組織がティール組織として編成されており、ホラクラシーというフレームになっていることで、一般的なヒエラルキーの構造でもなければ、属人的に勝手に個々人が動く組織でもないということです。

業務の役割がまず定義されて、それに人がアサインされているので、誰が何を決めるのかが明確になっています。そのシステムが先進的で魅力的に思いました。ホラクラシーについてはこちらで詳しく紹介されています。
ベンチャーって創業者や、創業メンバーの意思決定が強いイメージだったけど、そうではなかったので好感が持てました。

さらに、採用プロセスで、20名弱くらい?の人と面談をしてカルチャーチェックをするのですが、なんとなく雰囲気などがフィットしたので、自分でも大丈夫かなと思いました。

質問の仕方や受け答えで何となくわかりますよね?それで結構安心しました。ちょっとした質問の回答が的確かつ論理的でコミュニケーションがすごく取りやすかった。
「ああ、これなら大丈夫かも。」って思えました。

3. 自分の決定権(裁量)が明確にあること
ティール組織としての体系であることに関わるのですが、各人の役割が明確に決まっていることと、意思決定プロセスや問題解決プロセスがルール化されているので、自分で迷わず意識決定できることがとても魅力的でした。

大企業の多くの組織では、権限が明確でなかったり、権限委譲されているといいながら、根回しして、上の人の判断を仰ぎ・・・みたいなことがよくあると思います。それから解放された組織を経験してみたかったということも大きかったです。
4. フルリモートワーク
基本的に全社員がフルリモートワークです。会社のオフィスは東京にありますが、僕は京都に住みながら働きます。将来的に地元へ戻って働きたい自分にとって、こんな働き方が普通にできるのも魅力でした。コミュニケーションが活発な文化などソフト面でもリモートワークしやすい環境づくりもとても力を入れています。

④将来的な働き方

私は兵庫県の田舎が地元なのですが、将来的には地元に帰って、地元を拠点にして生活したいと思っていました。

地元を拠点にはするけど、地元に閉じて仕事をすることはしたくない。
メイン拠点としては地元に置いておいて、必要に応じて世界中に行って仕事をする。そんな働き方を将来的にしたいと思っています。

そのためには、リモートワークが必要となってきます。LAPRASはフルリモートワークなので、自分の求める働き方にピッタリでした。

PRや広報を中心に少し個人事業もやっているので、副業も可能なLAPRASは最適でした。

自分の求める働き方を実現できそうで、自分の成長もできる環境が作れると思えたことが4つ目の理由でした。

⑤直感

最後の決め手となったのが「直感」です。

転職することは妻と本当に仲の良い友人のふたりくらいしか相談しませんでした。結局決めるのは自分自身だし、「自分で決断した」と自分で思えないと、後々に後悔したり、本気になれないと思っていました。

だから、最後は直感です。

IT業界にチャレンジできるし、今なら失敗しても大丈夫。
働いてみたいと思える人がいる。
自分で決めてチャレンジできる環境がある。
将来的にやりたい理想の働き方ができる。

だったら、いいんじゃない?
他の細かいところはとりあえずてなんとかなるでしょ。

この決断は、絶対に自分の糧になる。

そう思えたことで、転職することに踏み切りました。

エージェントの方から紹介されて内定まで1ヶ月少しという短さで私の転職活動は終わりました。笑


おわりに

オムロンという会社は、本当に良い会社です。もちろん、全てが完璧な会社はないと思うので、改善するべきところもあります。
しかし、先人たちが作り上げた強い事業を持ち、社会的課題を解決に進んでいる企業だということは間違いないと思います。

前職の際に特に印象的だったのが、シンガポールにいるHRマネージャーが言ってくれたことです。

「キャリアは自分が作るものだよ!」

会社がいい機会を与えてくれないとか、キャリアを考えてくれないとか、相手に求めることではなく、自分のキャリアには自分で責任を持つ。

このマインドセットが根本的には重要だと思いました。

今後、入社してからの出来事はnoteに記して、同じような境遇や迷いのある方と切磋琢磨できればと思います。

それでは、今日も良い一日を。

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Haruki Onishi | LAPRASのPRお兄さん ベンチャー広報1年目
ベンチャー広報 1年目奮闘中!オムロンで 営業、ブランディング、広報、PR、マーケを経験後、LAPRAS PRへ。 たまにPRや動画撮影で副業も。トレイルランと焼きそばが好き。 広報や記者・ライターなどコミュニケーション界隈の方、ぜひフォローして繋がっていただけると嬉しいです!!