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ライブハウスのすゝめ①~バンドへの愛編~

こんにちは!
おにぎりです。

いきなりですが、

みなさん、音楽をどこできいてますか?
(いきなりやな)

最近はスマホで、サブスクやユーチューブをイヤフォンで聴いている人が多いのかなあと思いますが、いかがでしょうか?
私も普段はそうです。

でも、それだけだと、もったいないです。
もったいないです!!
もったいないんです!!!
(大事なことなので3回言いました)

先日行ったライブでそんなことを感じたので、皆さんにも熱量高めに共有します。パワー!


Traveling Ska JAMboree 2022-2023


今回行ったライブは、東京スカパラダイスオーケストラと、The Birthdayの対バン形式のライブでした。

11月から開催されている、東京スカパラダイスオーケストラ(以下:スカパラ)が主催のツアー 
Traveling Ska JAMboree 2022-2023

同じツアーの中に、スカパラのワンマンライブと、別アーティストとのツーマンライブが混在している、豪華なツアーです。

そもそもですね、スカパラのライブってものすごい競争率なんです。
私もフェスやイベントでしか見たことがなかったので、今回が初めてのワンマンでした。

コロナ前はファンクラブに入っていないとチケットは入手困難。
コロナ禍に行われた東京オリンピック閉会式で、milletさんと「愛の賛歌」を披露して、2024年のパリオリンピックへの期待を大きくさせてくれたことも印象的ですね。

2023年の紅白歌合戦のオープニングの演奏も、スカパラでした。

そんな、キャリア30年を超えるメガバンドのスカパラですが、1995年から様々なアーティストとのコラボを精力的に行っています。
レジェンド級のアーティストからお笑い芸人、最近は天才てれびくんの人気コーナー、MTVにててれび戦士とのコラボレーションも!

今回のツアーは、スカパラにしかできないコラボツアーでした。

そしてなんといっても、対バン相手が豪華!
Mr.Children、ザ・クロマニヨンズといった伝説的なバンドから
Creepy Nuts、BiSHといった若手の人気アーティストまで様々。

そんな豪華なメンツとスカパラのコラボが7300円で観れちゃうなんて…
実質タダです。むしろ得してます。破格すぎ。いいんですか本当に。


ありがとうございます!!


届くことのないであろう感謝を心に秘めながら、私はZepp Osaka Baysideに向かうのでした。


The Birthdayへの愛を語る


ライブの感想を語る前に語っておきたい。

The Birthdayという最高のバンドをご存知でしょうか?
知らなかったら今すぐ聴いてほしい。いや、できたらその前身のバンドから聴いてほしい。可能ならそのさらに前身のバンドから聴いてほしい…

最高にかっこいいので!

食べ物を口にすればなんでも美味しいと言い、
映画を観れば感動して秒で泣き、
人生を歩む日数と好きな人の人数が比例して増えていく、
そんな超ミーハーな私ですが
たっくさんいる「好きなバンド」の中でも、特別なバンドです。


かなり硬派なバンドですが(私も初めて見たとき「うわあこれがロックンロールか!」って思った)
真っ黒いスーツに、たばこの煙と瓶のお酒が似合うような。

重めのサウンドとしゃがれた声は、ぜひライブハウスで生爆音を味わっていただきたい。
体が勝手に揺れますよ。(精神的にも物理的にも)(音の振動がすごい)


ボーカルのチバユウスケさん(以下:チバさん)が紡ぐ歌詞はすごく叙事的だなあと思います。
曲の世界の中にあるもの、起こった出来事を
ただ羅列しているような歌詞が多い印象なんですが、
絶妙に日常とかけ離れているけど
想像ができるような、
不思議な世界観。

無駄に改行してしまうぐらい言語化が難しい。

コードもわりと単純なんですが、絶妙にエモい進行。
そこにチバさんのしゃがれた声がたまらなく良い。

この辺りは人気曲です。
私も大好き。

この曲は最近映画化されて話題になった
『THE FIRST SLAM DUNK』 オープニング主題歌 「LOVE ROCKETS」です。
最近のライブも本当にかっこいい。


それから、チバさんがThe Birthdayの前に組んでいた、ROSSOもかっこいいので、ぜひ聴いてほしい。

んですが、公式のYouTube動画もサブスクも、調べたら無いようでした…
iTunesで購入はできるようです。気になる方は探してみてください。
DISCOGRAPHY - UNIVERSAL MUSIC JAPAN (universal-music.co.jp)

ROSSOの活動期間は、休止期間を抜くと約3年と短いんですが、
いまだに何人もの音楽人生を動かし続けていると思います。
私もその一人です。
気軽にサブスクで聴けなくて、一瞬の活動期間で輝き続けているところも、特別感があって余計に心が奪われます。

「1000のタンバリン」「シャロン」「サキソフォン・ベイビー」
このあたりはぜひ聴いてみてください!


そして、忘れてはいけないのが、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(以下:TMGE)。
2003年に解散して20年近く経ちますが、未だに人々の心をつかんで離さない、伝説のバンドです。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT – rockin'blues (rockin-blues.com)
このページを見てもらうと、2020年代に入っても当時のライブ映像がオンエアされていたり、ムック本や企画展など、今もたくさんの人に求められているのが分かります。


TMGEの有名なエピソードでいうと、
2003年にテレビ朝日の人気音楽番組「MUSIC STATION」に出演した際に、「t.A.T.u.」という2人組ユニットが来日して、大きな話題になりました。

が、
まさかの、
「出演拒否」

生放送で楽屋から出てこないという、前代未聞の出来事を覚えている方も多いと思います。
タモリさんも困ってましたね…。

ですが
その、空いてしまった時間を演奏で埋めてくれたのが、TMGEでした。

出演者もみんな立ち上がって、応援していました。
あの盛り上がり、一体感、すごかったですよね。。。
当時はTMGEのことは知りませんでしたが、テレビの前で心が躍ったのを覚えています。

ライブがやっぱりかっこいい。
生で観たかったな…

ラストライブ(Last Heaven's Bootleg)は観てほしいです!!
映像はハードルが高くても、ラストライブの音源のアルバムもあります。サブスクにもあります。ぜひ。ぜひ。


話がだいぶ逸れましたが


話が逸れました。
好きなものを語るときって、かっこいいを連呼しすぎて自分の語彙力のなさを感じます。

でも、私のThe Birthdayとその前身バンドに対する愛は少しは伝わったのではと思います。
今回長くなりすぎてだいぶ削ったので需要があればまた書きたいと思います。
(書いていて思ったんですが、好きなものの分析とか考察とかが好きなのかもなあと思います。)
(いつか自分の性格の分析ツールもやってみたいもんです。)


さて、次回はスカパラとThe Birthdayの対バンについて書こうと思います!
たぶん!

素敵な夜だったので、皆さんにも共有できたら。

そして、コロナ禍で「不要不急」と言われた音楽や、未だにコロナ前のように盛り上がることができないライブハウスに
「聴きたい!」「行きたい!」と思ってくれる人が一人でも増えると良いなと思いながら。


長々とご覧いただきありがとうございました!

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