なんとなくソワソワするから書く

朝はなんとなくソワソワすることが今だに多い。不安でも焦りでもないが、なんとなくソワソワと気持ちが落ち着かない。だがしかし、こんな時にはオレにはnoteがある。書くテーマなんかガン無視でただ、無目的に言葉を連ねる。

目的があるとすれば、「書く」ことそのものだけで、中身なんてどうだっていい。ということで書いている。朝5時に起きて、パステル画を一枚描いた。この頃は写実的に描くことに、なんとなく違和感を覚え始め、デフォルメされた絵世界の探求に乗り出している。

といっても、自分の中にデフォルメされた世界を描くことのデータがなんもない為に、まずは模写から始めている。最近は非常にありがたいことに、ネットやSNSで検索すれば世界中の画家の絵を閲覧することができる。その中から自分の好みを探し出してそれをコピーするように真似て描いてみる。

他人の方法をパクるというのは、何の分野においても上手くなる1番の近道であるように思う。まったくのゼロから何かを始めることなんて、そうそうできるモノじゃない。まず、イメージが浮かばないしイメージが浮かばない以上、具体的に取りかかることが分からない。

絵を模写していて思うのは、生き方も模写するように他人のものをパクって自分のものにしていけばいいということだ。

この人の絵、いいな!と思うそれくらいの気軽さで、この人の生き方、いいな!と思う人を見つけてみる。そして、その人の生き方やモノの見方をそのまま自分に落とし込んでいく。生き方そのものを模写するようにして。

自分の頭で考えたり、ゼロからイメージを構築していくことは、凡人にとってなかなか厳しい。なーんも出てこない。そんな時はお手本を見つけてそれを、模写する。人を頼ることは、そういうことでもある。

そして、模写にしたって初めからうまくなんてできない。お手本の原画と比べて、自分の描いたものは、色味も構図のバランス、遠近のメリハリ、全てにおいて劣って見える。しかし、それでいいし今のオレができるのがそれである。

この積み重ねの先にしか上達は無いのだし、下手と分かっていながら一枚ずつ着実に仕上げていく行為が、自分の血肉になる。絵に限らず、である。

比べる相手を間違えてはいけない。それは他人では無い。昨日の自分。そこと比較して少しでも、プラスになっている何かを、自分の作品にさがす。そして、少しでも成長でいるように次の絵に取りかかる。そうやって、楽しむ道を自分に歩かせる。

あ〜、金麦飲みてぇなぁ