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日帰りバスツアー(鷹島編) 其の四 - 最終話

佐世保の酒造メーカー「梅ヶ枝酒造」見学」

 道の駅SASEBOX99を出た後は、それほど遠くないところにある酒造メーカーへ向かった。梅ヶ枝酒造という名前だが、福岡の人は梅ヶ枝と聞くと太宰府の梅ヶ枝餅を想像してしまう。全く同じ字だが縁もゆかりもないらしい。かなり古い時代から創業している酒造メーカーだった。日本酒、焼酎、フルーツ酒、甘酒などを製造して販売している。

 到着後は、一通り酒の作り方とか、日本酒と焼酎の違い(搾るのか蒸留させるのか)の説明を受けながら、日本酒を搾り出す機械などの見学をした。なかなか、勉強になるなと思った。その後、お待ちかねの試飲コーナーへの突撃だ。ツアーのみなさんも待ったましたとばかりに準備された試飲をぐびぐびと飲んでいた。少し圧倒されながらも、焼酎と日本酒を試飲。発砲する日本酒はジンとして販売しているのを初めて知った。日本酒で作ったジンである。面白いと思ったが、普通の日本酒の方が好きかな。

 先週のバスツアーの時は日本酒を購入して帰ったので、今回は焼酎を買って帰ることにした。もちろんクーポン利用で。最も、先週買った日本酒は既に空き瓶となり、ゴミ捨て場に持って行く候補になってしまっている。

 建物の裏手には広い庭もあり散策できるようになっていた。バスに乗ってから気づいたので残念ながら散策はできなかった。

梅ヶ枝酒造の裏手の庭 (少し通り過ぎてしまった)
今回購入した芋焼酎 三人力

 建物の前に珍しいポストが現役で残っていた。小さい頃には当たり前のように見ていたポストだが、今では観光地にでも行かないことにはお目にかかれない。久しぶりに見て懐かしさを感じた。収集時間が記載されていたので、今も使えるのだと思う。

懐かしいレトロな郵便ポスト


長崎自動車道に入り金立SAで最後の休憩をとり博多駅へ

 これで今回のバスツアーの主要プログラムは終了だ。前回よりは見学が少なかったが、天気が良くなかったのでちょうどいい感じだった。その分ツアー料金も若干安くなっているのだろう。

 梅ヶ枝酒造を後にしたバスは、来た道を戻るのではなく、高速の長崎自動車道に入り福岡を目指した。行きは海岸沿いから帰りは山間を縫って帰るルートだ。途中にある金立(きんりゅう)SAでトイレ休憩をしたあとは博多駅を目指した。

金立SA
今回のツアーバス

 予定より早く着くのかなとも思ったが、途中で大雨に遭遇した後あろうことか渋滞にも遭遇してしまった。結局予定到着時刻より少し遅れての博多着となった。雨が降っていたのは途中だけで、博多駅周辺は曇りだったので助かった。

 博多発の日帰りツアーは他社も参入しているので、選択肢が多い。時間と財布が許す限り楽しんでみたいと考えている。特に、各県の補助が適用されているとお得感満載なので、今がチャンスかもしれないと考えている。我が家のわんこのことが心配なので泊まりがけの旅行は控えているのでいい発見をしたなと思っている。


おわり



↓ 前回のバスツアーの記事 (下記の記事からどうぞ 其の六まであります)

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