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日帰りバスツアー(鷹島編) 其の弐

 ツアー行程に従ってそれぞれの場所で感じたこと、見たことを紹介する👍

西九州道を抜け唐津を経由して鷹島に入り道の駅「鷹ら島」に立ち寄り

 博多駅前を出発したバスは、天気が思わしくない中、都市高速から西九州自動車道をひたすら西に向かって走った。途中は夢の中にいたので景色はほとんど見てない。唐津で高速から降りたバスは狭い道を大きな車体を操りながら進んでいく。バスの運転手の技術はすごいと思った瞬間だ。

 鷹島に近づいたところで、車窓から風車が見えた。唯一取れた写真がこれだ。ワインディングロードのため、見えては隠れ見えては隠れしていた一瞬の隙を狙ってパチリ。晴天ならもっと絵になるだろう。手前にはソーラーパネルも見える。

風力発電の風車が何機か確認できた

 さらに進むと美しい吊り橋が見えて来た。鷹島と佐賀県を結ぶ鷹島肥前大橋である。広島のしまなみ海道にある橋と似ている気もする。

鷹島肥前大廃 橋の向こう側が鷹島

 この橋を渡ったすぐのところに「鷹ら島」という道の駅があり、海産物、農産物などを売っている。渡ってからこの橋を見たのが次の写真。なかなか迫力があるし、車がいないのがなんともいえない。橋の向こう側は佐賀県である。この橋ができたことで住民の生活や観光は大きく変わったことだろう。

鷹島側から見た鷹島肥前大橋

 ここはトイレ休憩でもあるが、マグロの解体ショー見学というプログラムが用意されていた。そう、養殖マグロではあるがかなりの迫力。毎週土曜日に解体ショーの実演と販売を実施しているようだが、今日はバスツアーのために準備してくれたとのこと。この日の本マグロは、70kgといっていた。丸々とした魚体はかなり大きく感じた。解体の前に予約販売が行われる。切り落としとか中落ちとか目玉の周りなどは少ない量しか取れないので予約らしい。私たちも中落ちを予約した。1パック1000円である。ちなみにスーパーで売られている量の3倍くらいは入っていそうだ。この後、このマグロは、解体され、大トロ、中トロ、トロ、赤身と柵になりその場でパクされて販売されていた。地元から買い付けに来たご婦人方は手を上げ、「大トロ頂戴」といって、たくさん買っていた。圧倒された。

70kgの本マグロ解体ショー

 解体ショーが終わると集まっていた人だかりも解消し、店内を見て回った。魚もたくさん売っているが、驚きの安さだった。下の写真はカマスが五尾も入って290円の値札。今は令和4年というのを疑うような価格だ。

驚きの安さだ

 安いのは魚だけではなかった。野菜も安い。近隣の農家の方が朝採りたての野菜を持って来ているようだ。トマト、茄子、じゃがいも、メロン、豆などなど。どれも安い。キャベツは大きいひと玉が60円で売っていた。びっくりである。バスでなく自家用車で来ていたら、たくさん買っていたんだろうなと思う。

いろんな野菜が所狭しと並んでいる

 この道の駅で買ったマグロは帰りにもうちど寄ってまとめて冷やしてバスのトランクに保管してくれる。我々がもらうのは博多駅に到着後だ。これも嬉しい配慮だった。また、この道の駅で販売している冷凍アジフライを一人当たり4枚お土産につけてくれるという。我が家は8枚にもなってしまう。松浦は、アジの水揚げ高が日本一ということもあり街おこしとしてPRしている。そう、「アジフライの聖地」としてPR活動をしているのだ。

島内に入り、モンゴル村(現在は休村中)の入口でモニュメント見学

 次に向かったのは、モンゴル村だ。以前、営業している時に一度訪れたことはあった。その時は多くの家族連れで賑わっていたのだが、今は休村中で誰もいない。やはり場所的に遠いところにあるということが観光客の足を遠ざけたようだ。しかもその後はコロナの影響もあり仕方ないことなのかもしれない。しかし、ここにソフトバンクスゆかりのモニュメントが建っているということで、今回は立ち寄りプログラムに追加されたようだ。流石、博多発ツアーだ。こんなところを見逃していない。ダイエーホースクス時代に遡る。

 ここには、当時監督だった王さんが書いた「必勝」の文字を彫った優勝祈願がモニュメントとして残っている。

王さんの書いた「必勝」を彫ったもの
選手の手形がずらり

 強風にさらされてもなお、力強く残っているモニュメントだったが、その風の強さのあまり、写真だけ撮ってそうそうにバスの中に避難した。雨に降られないだけでも感謝しなければならないが、台風のようなものすごい風だった。

 さらにこの後バスツワーは、お楽しみの昼食へと繋がっていった。

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↓ 前回のバスツアーの記事 (下記の記事からどうぞ 其の六まであります)

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