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電子書籍 作成ノウハウ

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AmazonのkindleやAppleのBooksで電子書籍を出版する際のノウハウを集めました。あくまでも私の経験によるものなので、PC環境によって該当しないこともあるかもしれま…
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#ペーパーバック

kindle ペーパーバックのサイズ(版型)変更

 kindle出版での出版済みの本に対する変更作業でつまずいてしまった。ペーパーバックの出版に関しては制約もいろいろあるので整理しておこうと考え、noteで残すことにした。  最近、過去に出版したペーパーバック(オンデマンドで注文するタイプの紙の本)に対して、見直しを始めた。  当初ペーパーバック(PB)のサイズは新書版で統一しようと考えていた。それが、ペーパーバックを出版するにあたり、文字数には関係なく、ページ数に応じてコストがかかることを知り、本のサイズとフォントのサ

合本「てりはコレクション」の最初の購入者

 初めて、合本を作ってペーパーバックとして販売開始した。フォントを小さくした結果は気になる。ということで、自分自身で注文してみた。  フォントを10otから9ptにしているので、小さいかなという印象は拭えない。が、読み進めると特に問題視するほどの大きさでもないかなと感じた。また、余白もギリギリまで詰めたのだが、自分としては許容範囲の感じがした。読みやすいに越したことはないが、そのために価格が30%以上高くなるよりはいいと判断した。  手元に届いたペーパーバックの写真は以下

またしてもペーパーバックとの戦い

 kindleが提供しているオンデマンドで注文する紙の本であるペーパーバックで合本をだすことに再び戦いを挑んでいる。前回は原因不明のエラーに悩まされたが今回はギリギリまでページ数を圧縮してみようという思いで再度の戦いを挑んだ。  まず最初につまづいたのが、表紙だった。合本にするにあたり収録したタイトルを入れておくべきだと思ったので、タイトル4つをイメージのエリアを作り、それぞれ改行して作ったところ、どうやら改行のマーク(実際には目に見えるわけではない)が悪さをしているようで

kindle PB 新たなる戦い

 kindleではオンデマンド注文による紙の本を登録できる。ペーパーバックと呼ばれていて、コストがかからないため個人で気軽に本を出版できる。もちろん、電子書籍とペアで販売できる。私もすでに何刷かリリースしている。  しかし、欠点は印刷コストが結構高い事。固定コストもあり、どうしても販売価格が高くなってくる。  そこで、複数の小説を一冊の本としてリリースできれば販売コストを下げられると考えた。試しに、これまで書いた小説4つを一つにまとめ、ペーバーバックとしての登録に挑戦して

kindle(ペーパーバック)で気をつけたいこと

 出来上がった小説をこれまでのようにAmazonの電子書籍とペーパーバックに登録しようとしたところ、ペーパーバックのコンテンツの登録でエラーとなり、何度やり直しても正常終了しない。  これまでと違うことを確認してみる。これまでの経験では、図形が大きすぎたりして境界を超えている場合が多かったので、図形のチェックもしたが問題なさそうだった。試しに図形を削除して登録しても正常終了しない。  さらに追求すること2時間、前回との違いは。目次である。これまでは見出しのレベルは一つだけ

Kindle出版で気をつけたいこと

 Kindle出版での電子書籍はフォントサイズを気にする必要もなく、本のサイズも気にする必要はない。とても作りやすいと思う。しかし、ペーパーバックと言われる簡易製本のタイプだと色々と制約も多い。特に、国によって販売時にサポートされていない機能もあるので注意が必要だ。  Kindleには著者用コピー注文という便利な機能がある。これは、コストのみで注文できる機能である。しかし、残念ながら日本ではサポートされていない。それに近いのは、校正刷の注文というのができる。これは、「再販禁

kindle ペーパーバックへの挑戦 No.2

 電子書籍として出版した本が4冊めになろうとしている。段々と自分のフォーマットというのができてきた。しかし、それでもペーパーバックには手こずってしまう。ちょっとだけ画像を貼り付けたつもりが登録時にエラーになってしまう。しかも、どこがエラーかわからない。まがいなりにも正常に登録できればビューワーを使って確認できるのだが、それ以前のエラーは推測して修正するしかない。そして、その原因の多くは「画像」貼り付けにあるようだ。どうやら画像の境界がペーパーバックの境界線にかかっているように

note 3ヶ月報告 kindleへの挑戦

 早いもので、noteの世界を楽しみ初めて3ヶ月が経過した。3ヶ月目は、記事もそれなりに溜まってきたので、kindleに挑戦する月となった。noteの記事を読んでいると多くの人がkindle本を出している。よし、挑戦してみようということで、kindleの本にするための少し詳細の情報を共有することにする。  最初はnoterの方の記事を参考にしたが、細かい設定があるのかないのかがよくわからないので、一つずつ解決することにした。私は、Macを利用しているので、利用するソフトウェ

kindleのペーパーバックに挑戦

 noteマガジンで提供していた小説「逃走」をAmazonの電子書籍にして販売開始しました。そこで、「ペーパーバック」という言葉に出会い、ものはついでなのでトライしてみることにしました。それで数日間悪戦苦闘してみたわけです。  電子ブックは比較的簡単にマニュアルをあまり見ることなくできていたのですが、同様に軽い気持ちで始めたら、なかなか登録できない状態にハマり、書籍の大きさのマージンなど事細かなルールがあることを知り増した。目が皿になるほどkindleのヘルプを読むことにな