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note 3ヶ月報告 kindleへの挑戦

 早いもので、noteの世界を楽しみ初めて3ヶ月が経過した。3ヶ月目は、記事もそれなりに溜まってきたので、kindleに挑戦する月となった。noteの記事を読んでいると多くの人がkindle本を出している。よし、挑戦してみようということで、kindleの本にするための少し詳細の情報を共有することにする。

 最初はnoterの方の記事を参考にしたが、細かい設定があるのかないのかがよくわからないので、一つずつ解決することにした。私は、Macを利用しているので、利用するソフトウェアは、pagesという無料でついているソフトだ。Windowsを使っている人ならWordということになるだろう。kindleのヘルプを見ると、それぞれでのテンプレートなども準備されている。

 最初の疑問は、ページ設定だった。A4だったり、A6だったり、新書サイズだったりと何か制約があるかと思ったのだが、kindle電子図書の場合は、見るときに最適化されたりフォントサイズが変更できるので、実はページ設定は気にしなくていいことが分かった。しかし、kindleにはペーパーバックというオンデマンドで紙の本として注文する機能がついている。このことを考えるなら、ページ設定は気にすべきだというのが、後になって分かった。何事も経験である。私の場合、標準的には新書サイズを採用していこうと決めた。ページ設定でカスタムサイズを選択して、105mm × 173mmで設定した。

 次は、マージンである。通常の電子図書の場合、これもどうでもいい。しかし、ペーパーバックの場合は、見開きページで作る必要があるのでマージンは重要である。私の場合、上下が1.27mm、内側1.3mm、外側1.2mmで設定している。また、ヘッダーはなしでフッターは0.63mmにしている。電子図書の場合は、フッターは不要である。ページ表示などをしていても可変なので意味がない。

 本文以外にも、タイトルページ、著作権表示とかあとがきみたいなことも準備すると本らしくなってくるので、考えた方が良さそうだ。電子図書のみで考える場合は、あまり畏まる必要はないと思う。

 ペーパーバックの場合は、前付け、本文、後付けでセクションを分ける必要があるので要注意。電子図書のみの場合は、これもどうでもいい。セクションで分けた場合は、本文のところにページ設定する方が見栄えが良くなるようだ。

 実際にkindleに繋げるための書式であるが、pageで作ったものがそのままはkindleが読み取ることはできない。電子図書の場合は、EPUB形式かKDP形式のようだ。EPUBは一般的な電子図書のフォーマットらしく、Apple Bookでも使われており、pagesにはEPUB形式の出力がサポートされているので便利だ。一方、ペーパーバックの場合は、pdfにして繋げる必要がある。要は、紙のページとして固定するのでそうなるのだろう。もっとも、windowsの場合はwordのdocx形式でも繋げられそうである。

 面倒なのは、表紙である。電子図書の場合は、JPEG形式で作成ということになるので、私の場合は、pagesで作成した表紙をスクリーンショットしてJPEGに変換している。しかし、ペーパーバックの場合は、表紙、背表紙、裏表紙が必要となり本のページ数で背表紙の厚さが変わるので毎回計算する必要があり面倒である。計算方法はkindleのヘルプを参照されたい。また、ペーパーバックの表紙もpdfにする必要があるので、本文とは別に作成しておく必要がある。

 苦労するのは、ペーパーバックなので、最初から意識して作成し電子図書を作成し、必要ならペーパーバックも販売するようにしたらいいのではと思う。


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