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気が遠くなりそうな・・・。演奏後記〜雑談編②

ピアノ部

  • ピアノパートはどちらが1st、2ndを受け持つか

  • ハイライト版にするためにどうやって抜粋していくか

全体を把握するために、ひと通り譜読みしよう〜なんて軽い気持ちで始めたものの膨大すぎるので、せめて1st、2ndを決めよう。これは序曲あたりを弾いてみて、夏子ちゃんにバランスを聴いてもらい、1st松元さん、2nd私と直ぐに決めました。

さてさて、ピアノ部の始まり。これがまた、、、なんとなく全てをひと通り合わせてみたものの曲数が多すぎて、お互いの耳でどこを聴くか、各役を表す大事なモティーフ=動機をどうやったら浮き上がらせられるか。1stと2ndで同じモティーフの音の切り方が違うとチグハグしてくるので、そこをまず耳で捉えて共有する。ペダルはどこを優先させて踏むのか、同じ1台のピアノで演奏するから、そこは難しい。。。合わせポイントを掴むまでが気が遠くなりそうで。でもキッカケを掴み始めるとフンパーディンクがいかにワーグナーの影響を受けたのかを実感したり、楽しさがついてくる。

個人的に焦ったのが、記事画像に載せた2ndパートにあった “右手6/8拍子 左手2/4拍子!!” こんな楽譜見たことあったかしら(泣)初めにみた衝撃から、つい感嘆符“!!”書き殴ってしまいました・・・雑な注意書きにも笑います。ハハ。。

しばし呆然。そしてパニクっているからか弾けない、どこ聴いて練習していいか分からなくなって放置。よーーーーく落ち着いて考えたら、6/8拍子も大きな2拍子。大まかな2拍を合わせたら、あとは適当に通るしか無い。うーん、右手にはイングリッシュ・ホルン表記のメロディ、左手には“お菓子の家の動機”。これは1stがお菓子の家動機を弾いているからそこは任せて、2ndは右手メインで左手は背景に回してしまえ。間違ってても良いから何とかそれで通す。ソロ曲でもバッハの4声、5声で起きる取捨選択のハズ。

とか。日頃の課題にもしっかり向き合わされ、オケパート連弾に学ぶ日々。にしても、この調子でカットするかもしれない部分を練習し続けるのは無理!細部の音楽的な取捨選択の前に、曲の取捨選択を!と夏子ちゃんに懇願(笑)

〜つづく〜

雑談編①はこちら↓


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