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『東京マラソン2021』伊藤理事長 御礼のご挨拶

みなさんこんにちは!
ONE TOKYOスタッフのまゆゆです♪
東京マラソン2021が終わり、5日が経ちましたね。
大会終了後はしばらく
「私東京マラソン走ったっけ?」と思うほど
私自身も、心も身体も充実感でいっぱいでした。

さて、今日は東京マラソン財団の伊藤理事長より
大会のお礼の挨拶をいただきました。
ぜひ、ご一読いただけると嬉しいです。

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3月6日、
東京マラソン2021を無事終了することができました。

長時間の都内交通規制にご協力いただきました皆様、
沿道にお住まいの皆様や事業者の皆様に
厚くお礼申し上げます。
また、大会を支えていただきました
ボランティアの皆様、
競技役員の皆様、
医療救護・警備体制に携わっていただいた皆様、
オフィシャルパートナーほか
関係団体・企業の皆様、メディアの皆様、
その他多くのご支援・ご尽力に対し、
深く感謝申し上げます。

東京マラソン2021が無事終了することができたのも、
こうした多くの皆様のご協力、
ご支援があったからです。
まさに、
「もう一度、東京がひとつになる日。」を実感できた
一日となりました。

振り返れば、一般の部の東京マラソンは
3年ぶりの開催となりました。
一昨年の東京マラソン2020では、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
エリートの部のみを開催し、
一般の部は中止することになりました。
翌年の2021大会では、
二度にわたって開催を延期し、
また2022大会は開催を断念することになりました。
安全、安心の大会開催をめざす東京マラソンとしては、
こうした苦渋の選択を続けざるを得ませんでした。

しかしこの2年間、東京マラソン財団で
「もう一度、東京がひとつになる日。」をコンセプトに、
大会再開に向けてさまざまに検討を重ね、
準備に取り組んできました。
当然、中心課題は感染症対策になります。
関係委員会を設け、
医療関係者をはじめ各分野の専門家を交え、
多角的な議論を積み上げてきました。
そうした中から、
今大会で実践した
感染症対策プランにたどり着くことができました。
大会開催時期が
蔓延防止措置の延長期間中になりましたが、
現下の状況を考慮しつつ、
この感染症対策プランに基づくのであれば
という判断から
東京マラソン2021の開催を決議した次第です。

しかしながらこの感染症対策では、大会関係者、
とりわけランナーの皆様には
大きなご負担をお掛けすることになりました。
PCR検査あるいはスマートフォン・アプリでの
日々の体調管理の徹底、
またレース当日では
時間差のウェーブスタートを行いましたが、
ランナーには三密を避けるための
様々な規制・制限が課せられることになりました。
同様にレース後においても、
さまざまなご不便を強いることになりました。

にもかかわらず、ランナーをはじめ大会関係者には
この感染症対策プランへの深い理解と
惜しみない協力をいただき、
3年ぶりの大会開催が可能となったわけです。

ただし、この感染症対策の評価については、
早急に下すべきものではないと考えます。
幸い、参加ランナーには大会終了後にも
健康状態の経過を観察していただきます。
今後の推移を予断なく見守り、
次の大会へ備えたいと思います。
ともあれ、今回の取り組みは一つの重要な
エビデンスになったことは、間違いないところです。

さて、エリートレースでは、
国内外のトップ選手が集結しましたが、
期待通りの素晴らしいレースになりました。
車いす男子はマルセル・フグ選手、
女子は喜納翼選手が優勝。
そしてマラソン男子はエリウド・キプチョゲ選手、
女子はブリジット・コスゲイ選手のケニア勢が
ともに大会記録で優勝を飾りました。

その男子マラソンで優勝したキプチョゲ選手から
来日前に届いたビデオレターに
以下の言葉がありました。

「ランニングを通して、日本のコミュニティに
希望とポジティブなエネルギーを届けたい」

ポストコロナへ向けての力強いメッセージです。
新型コロナウイルス・パンデミックによって、
我々の社会は大きな打撃を受けてきました。
感染症拡大という医学的な打撃はもとより、
このパンデミックは人々の心や
社会生活にも甚大な影響を与え続けています。
なにより、社会は萎縮し、硬直化しています。

再び、希望にあふれ活力ある社会を
取り戻して行かなければなりません。
こうした状況の中、
キプチョゲ選手はランニングを通して、
その社会復興を呼びかけています。
今回の東京マラソン2021が、その一つのきっかけに、
あるいは一つのヒントになればと、
願って止みません。

一般財団法人東京マラソン財団 
理事長 伊藤 静夫

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「東京マラソン2021」
ONE TOKYOのメンバーのみなさんにとって
どんな大会になりましたか?

走られた人、
支えてくださった人、
テレビやラジオで応援してくださった人…
様々だったかと思います。

いづれにしても、
素敵な大会だった、
素敵な日だったと思っていただけたら
嬉しいです。

私は今週、みなさんからいただいた感動を力に、
「STRONG」な気持ちで
まずはフルマラソンがんばってきます🔥
そしてこれからまた、
ともにみなさんと走れることを楽しみにしています!

★東京マラソン2021に走られた
ONE TOKYOのみなさんへ★
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エピソードを募集しています♪
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達成感など…
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