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外資系的仕事のすゝめ  <日系企業に戻れない>

2020年仕事始めから早くも一週間が経ち、外資系サラリーマンについて改めて感じることを紹介します。

<日系企業に戻れない>
様々な要素があげられますが、今回は大きく2つに触れます。
1つ目は時間的自由度が絶対的に高いです。
わかりやすいのが出社・昼食/休憩・退社時間です。ゆるいです。
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一個人の意見ですが、予定や約束がない場合、社員規則等に従って出社時間を厳粛に守るため日々満員電車で通勤することは不必要なストレスであり、終身雇用・退職金がないなか毎日適正なパフォーマンスを継続的にだすことを求められる外資系サラリーマンにとってフェアではありません。
言い換えれば、社員規則をどんなに守っていても、それぞれのKPIに満たなければ全く評価されません。もちろん、時間を蔑ろにしても良いのか、時間を守ることを評価しないのかと会社に問うっても、もちろん時間を守ることは大事だと一辺倒な回答が来ます。

大前提として時間にルーズであってはいけません、時間を守ることは社内倫理の安定化に起因します。そして、各自が自身と他者、チームの働き方・時間の使い方を尊重することが重要です。これは日系・外資系企業問わず、基本です 。正直、この時間的自由度が環境下でセルフマネージメントができなくなってしまう社員が少なくないのも事実であり、時間以外もルーズになりがちだと思います。

少し話がそれます。
社員規則等は必要です。 ただ、筆者は社員規則は運用次第だと性善説的立場でいます。ルールの悪用と判断される働き方はサポートされるべきではありません。もちろん個人の著しいパフォーマンス低下や物理的・精神的に周囲に悪影響を及ぼす事象が見受けられば社員規則に従って厳粛に対処されなければなりません。ここは外資系はシビアです。事前通達なしに明日仕事が突然無くなることは日常的です。そのため、運用次第なところは柔軟に対応しようということです。

相対的に高いとされる外資系サラリーマンの給与も日系企業に戻れない理由の一つですが、それ以上に時間の使い方を各自の自由であることが外資系企業の良さであり、ほとんどの外資系サラリーマンが挙げる要素だと感じます。

2つ目は会社から与えられる職場環境の充実化があげられます。
相応にして、ハード/ソフトウェアは常に新しいものを与えられる機会が多いです。高い業務効率性とコーポレートサイドでの一元管理の合理化からもたらされるためだと考察します。さらに社員はかなり具体的なコンプライアンス・ハラスメント等の社員教育を受けさせられますし、時に人材教育コンサルをいれてMBAの授業のような機会もあたえられます。この辺りの積極的社内投資は外資系企業の強みを感じます。多様化された現代、先にあげた時間の自由度を与えられるのも、最新のツールによって、いつ・誰が・どのように働いているかを簡単に管理できるからかもしれません。職場環境の現物的充実化の例としては、パントリー・冷蔵庫内のオフィスコーヒーや飲料・スナック等の無償化も小さな企業努力ではありますが、評価されています。

筆者が勤めている会社は12月決算のため、年始は文字通り一年の始まりです。業務内容は年が明けて変わらなくても、会社で扱う数値はリセットされます。今回触れた2つは外資系サラリーマンとして継続して適当に働くために必要であり、またコツコツと仕事をこなしていこうと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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