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【練習場のマーケティング】数値分析をやりながらやるべきこと

マーケティングはデータ分析の作業量が半端なく多い。なので、ついついやって満足することもあります。

でも、翌日に改めて見直すと、あれ?なんでこうなったんだっけ?って、いうことも。

そうならないために、シナリオを先に作ることをお勧めします。

シナリオとは?

私たちは、ゴールから逆算して分析作業を行います。ゴールを見据えることで大中小の目標設定が出来、今やるべきことが見えてきます。

シナリオとは、それを落とし込んだ物語を作ることです。

シナリオをつくるメリット

ゴルフのコースを回るときも、ボールが色んな方向に行ってしまって大叩きすることがあります。それが、シナリオがない場合の結果です。

4打で回りたいと思ったら、4打で回るために、1打目をどこに打って、2打目をグリーンのどこに乗せて、2打パターに費やす。というシナリオが出来ます。

そのために、ドライバーはコントロールを重視した練習をしよう。そのあとは、グリーンに乗せるために150ヤードの練習をしよう。パターは毎日欠かさずやらないとな。という具合に今やるべきことが出てきます。

シナリオを作るメリットはそこにあります。自分のゴールのために、最短でコミットできること。そして、やるべきことが具体的に見えることです。

データ分析の作業も、この手法で臨まないと、いつまでたっても結果が出てこない。その結果が5打になってもいいんです。あなたは専門家ではなく、練習場の運営が専門だから。

仮説ありきで分析を行う

では、ゴールはどこに設定すればいいのか?何を分析すべきなのか?それはすべて仮説を立てながら進めていくことにあります。

例えば、ゴールが来年度の売上を20%増 となった時。

色々な売上の上げ方が出てきます。そこで仮説が必要になります。

仮説1 来場者数を増やす

仮説2 打球数を上げる

仮説3 ボール単価を上げる

この3つの仮説でどれを選ぶのかは、あなたの練習場のおかれた状態や今後目指したい練習場コンセプトによって変わってきます。

リニューアルして今後5年間定着してもらう顧客を増やしたいのであれば、

仮説1をした場合、販促に関しても具体的な施策が生まれてきます。

仮説2を選択した場合、打球数を上げるサービスの施策が生まれてきます。

仮説3を選択した場合、単価アップによって損する人と得する人が出てきて既存顧客の離客も想定されます。

あなたならどの仮説を選びますか?

という具合に、進むべき方向が1本道になり、作業の生産性が良くなります。

まとめ

データはいくらでも上手く見せることが出来ます。

でも、ゴールという結果を求めて仕事をするので、シナリオを組み仮説を立て、最もゴールに近づけるデータ分析をすること。今回はそんなお話でした。

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