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こんにちは、onesdogです。 僕は子供の頃からゲイで家族や友達にカミングアウトして…

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こんにちは、onesdogです。 僕は子供の頃からゲイで家族や友達にカミングアウトしていません。 世の中にいるゲイは、テレビに出るようなオネエ系だけではありません。普通の男性として隠れて過ごす隠れゲイも少なくありません。 ここではそんな【隠れゲイ】の日常を書き出そうと思います。

最近の記事

変わる生き方①

僕は中学受験をした。 理由は親に「地元の公立中学は柄が悪いから行かせたくない」と言われたからだ。 親は僕の小学校の過ごし方からして、中学でそのままだと気持ち悪がられると考えたのかもしれない。今となってはその考え方はすごく感謝している。 中学受験を成功して、家から自転車と電車とバスで1時間くらいの私立に通った。 僕はこの時、決心していた。 「自分の生き方を正そう。」 女子と過ごす日々を辞めよう、ちゃんと男子らしく生きよう、そう考えた。 でも、やっぱり僕には男子との関わ

    • 周りと違う幼少期②

      僕が同性に惹かれ始めたのは、小学4年生の頃だ。転校生が来たときだ。 その転校生M君は、スポーツ顔で男女ともに好かれるタイプだった。一目惚れしたとかではない。転校してきたばかりで、持ち物も何もかもが違うことに気が行った。 初めは好きとかそういう感情はなかった。 水泳の授業の時、彼だけが前の小学校のカッコいい水着を着ていた。その印象は今でも強く残っている。「カッコいい…」心の中でそう思った。性的な目で見ているわけではない。どこか憧れのような感情があったのだと思う。自分とは違

      • 周りと違う幼少期①

        ゲイの間でこのような会話がある。 「いつからコッチ(ゲイ)なの?」 ゲイになり方は様々だ。 人によっては生まれた時からゲイだし、 人によっては途中でゲイに目覚めることもある。 僕は前者だ。 女の子にドキドキすることはなかった。 むしろ、安心感があった。 僕は姉ちゃん2人の末っ子育ちだから 女の子に慣れているんだと思っていた。 他の男の子がするサッカーや野球に興味を持たず、教室で女の子と話をしたり、絵を描いたりして楽しんでいた。 幼稚園の頃から女の子と遊んでいたらし

        • ノンケとして生きる壁

          初めに「ノンケって??」と思った人がいると思うので、説明します。 ノンケとは… ゲイ/同性愛者からみた異性愛者のことです。 僕が言うノンケは「女性が好きな男性」のことを指します。ゲイの間では「ノンケ」と言う言葉は当たり前のように使われています。 大抵のゲイの人は、一度は必ずノンケのフリをして生きてきていると思います。自分がゲイだと自覚して、周りと違うと自覚してから、「バレないように隠さなきゃ!」と自分を偽って生活しています。 女性に興味があるフリをしたり、仕草や言葉遣い

        変わる生き方①

          僕について

          僕は現在大学4年生で大阪に一人暮らししています。 もちろん、大学の友達にはカミングアウトしてません。 僕は子供の頃からスポーツが下手くそでした。 だから、野球やサッカーなど観戦することも楽しくはありませんでした。 大学3年の夏、家に遊びにきていた先輩に強要され、テレビで高校野球の中継を見ました。 その時、高校球児のひと勝負にかける熱心さに感動し、それから高校野球の試合観戦にハマりました。 アツいスポーツが好きで、ラグビーにもハマりました。どんなに倒されようともチーム一丸となっ

          僕について

          この記事を読んでくださる方へ

          この記事では、[ゲイ/同性愛者]に関する内容が含まれています。苦手な方はご遠慮ください。 また、[ゲイ/同性愛者]に理解がある方でも、あまりよく知らないであろう【隠れゲイ】についての内容になります。読み進めていくうちに気分を害される方がいらっしゃったら申し訳ありません。 隠れゲイとは、テレビでよくあるオネエ系の方とは違い、友達にも家族にも誰にも自分がゲイであることをカミングアウトしていないゲイのことを指します。 そういう方達は、誰にも悩みや本音を打ち明けれなかったりして苦

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