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「分からない」から見えてくること

皆さん、こんにちは(^o^)
株式会社ワンピース チームラブの悠汰です!!

今日は、ワンピースにおける最高意思決定機関である「ワンピース会」で、数ヶ月ほど前から新たにトライし始めたことについて、自分なりの考えを書いていきたいと思います!

※ワンピース会について詳しく知りたい方はコチラ↓


「分からない」という意思決定?

ワンピース会では、会全体としての意見をまとめるうえで、参加者全員による投票を行うことがあります。

それまでの議論の内容を整理しつつ選択肢に落とし込んでいくのですが、数ヶ月ほど前から「分からない」という選択肢もつくるようになりました。

ワンピース会の目的(参加者たちの使命)は、「みんな=会社全体のことを考えて、自分たちで決める」こと。

一方で、個人的には「分からない」という選択肢は何かを決めているようで何も決めていないのとほぼイコールにも思えて...

「分からない」という選択肢をつくることで、決めるということからの逃げ道をつくってしまうんじゃないか?

そんなことを考えながら、トライし始めた当初は正直良い仕組みなのかどうか自分としても分かっていない状態でした💦


「分からない」から生まれるもの

ところが実際トライし続けていくうちに、僕自身「分からない」という選択肢をつくることで生まれるものがたくさんあるということに気付きました!


①心理的安全性が高まる

全社から多くの参加者が集まる大きなミーティングの場において、「分からない」という発言をすることはかなりハードルが高いように思います。

「そんなことも知らない(理解出来ない)のか」といった風に無知(無能)だと思われることに対して不安を抱く人は、きっと僕だけじゃないはずです。

「分からない」という選択肢があることで、「分からないという意思表示をしてもいいんだよ」という雰囲気を、会全体の仕組みとして参加者に対して伝えられるのではないかと思います。

実際、以前は少人数のグループに分かれて話し合っている時にしか出てこなかったような小さな疑問も、全体で話し合っている時にも投げかけてくれる人が増えたように感じました!


②さらなる議論のきっかけが生まれる

「分からない」という意思表示がしやすくなったことで、参加者たちが抱く疑問や懸念点が場に出てきやすくなったように思います。

以前は分からないことや気になっている点があるためか、投票を行った際にどの選択肢にも投票しない参加者がいることもありましたが、「分からない」という選択肢が出来てからは全員が投票してくれるようになりました。

また「分からない」に投票した参加者に対して、「何が分からないのか」「どんな部分で迷っているのか」と話を聞くことが出来るようになったことで、議論がより活発になったようにも思います。

自分の中で考えがまとまっていなかったとしても、他の参加者たちから質問をしてもらって、それに答えようとする中で新たな視点が生まれたり、自分の中でのモヤモヤが解消されたりすることもありますよね。

僕自身、自分の中だけで考えるというよりかは他者と壁打ちをしたほうが考えを深めていきやすいと考えるタイプなので、他の人からそういうきっかけを作ってもらえるのは非常にありがたいです!

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③より納得感のある意思決定ができる

疑問点や懸念点を拾い上げながら議論を深めていくことで、様々な角度から気になる部分を一つずつ解消していくほうが、最終的にはより納得感の高い意思決定が出来ると個人的には思っています。

「分からない」という選択肢が無かった時の話し合いを振り返ってみると、一つの選択肢に多くの票が集まったものの、どこか納得がいっていなさそうな人がいる時もあったような気がします。

比べて今は、「分からない」という意思表示が出来る仕組みを通して、参加者が抱いている疑問点や懸念点にお互いが気付きやすい状態になったと感じています。

議論に要する時間は少し長くなったかもしれませんが、その分より多くの参加者が高い納得感を持って意思決定が出来るようになったのではないかと思います!


騙されたと思ってやってみる

最初は「本当に良い仕組みなのかな?」と疑問が残っていたものの、実際にトライをしていく中でたくさんの意味が見えてくることがあるんだなぁということに改めて気付かされた経験でした!

少しの疑問を抱きつつも、まずは騙されたと思ってやってみる。

そんな姿勢も、時には大切なのかもしれませんね♪


最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました(*^^*)

Writer:悠汰


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※今回のWriterが以前書いた記事はこちら↓


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