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本日までクラファン挑戦中!ミュージカルをもっと日本でも身近にしたい理由

あなたは、演劇やミュージカルを舞台で観たことはありますか?

日本では半数以上の方が、「ない」「学校で観に行ったことがあるくらい」でしょう。


TVはもちろん、アマプラ、Netflix、パラビやHulu、ディズニープラス、そしてYouTube。

手のひらにたくさんのコンテンツが溢れている今、わざわざ劇場に出向き、高額なチケット代を払い、何時間もの演劇作品を観るという行為は、どんどんハードルが上がっているように思います。(しかも大抵の作品はどんな内容かすらよく分からない)

「もっとたくさんの人がミュージカルを気軽に楽しめる方法はないか?」

この疑問・想いから、私の人生は大きく動き始めました。

1. ブロードウェイで感じた、エンタメのある街の熱狂

言わずと知れた世界最高峰のミュージカル街・ブロードウェイ。
2019年、コロナ禍が始まる前、幸運なことに私は少しだけまとまった時間が取れ、ブロードウェイに行くことができました。

それまでにも一度訪れたことはあったけれど、「ブロードウェイでミュージカルを観る」ことを第一目的にニューヨークに訪れたのは初めて。
大好きな『FROZEN』(アナと雪の女王)やハリー・ポッターシリーズの舞台版である『ハリー・ポッターと呪いの子』などの作品を観ることができ、最高に幸せな時間を過ごすことができました。(なんと『FROZEN』は1列目で観ました)

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もちろんキャストの皆様も本当に凄かったし、何よりも忘れられないのは、観客の熱狂。
日本では静かに観劇するのが基本ですが、ブロードウェイでは文字通り「拍手喝采」なのです。もう歌っている最中から盛り上がる、盛り上がる。
『FROZEN』の見せ場である「Let It Go」では、劇場中の空気を人々の感動が支配していて。

大きなパワーが押し寄せてくるのを感じながら、私は涙が止まりませんでした。

こんな体験は、「生」でしかできない。
そう改めて確信することが出来た旅でした。

2. ミュージカルは心の琴線に寄り添ってくれる

私なりのやり方で、演劇やミュージカルの魅力を伝えたい。
その想いから、演劇メディアAudienceというメディアを立ち上げました。


キャッチコピーは、「生きてて、よかった。そう思える瞬間が、演劇にはある」。

演劇やミュージカルで大きな感動をもらった時に、私はよく「生きてる!」と感じます。それはきっと、役者さんたちと、受け取る観客たちが同じ空間に存在し、もう二度とやってこない「その時」を、1つの物語を介して共に過ごすから。

時間は絶対に戻らないし、同じ時は二度とやってこない。
どんなに次の日も同じ演目をやっても、全く同じ時間にはならないし、観客1人1人によって作品の受け取り方も異なります。
自分自身の人生のタイミングによっても、作品の印象は大きく変わってしまう。

そんな刹那の中で、演劇・ミュージカルは、そっと背中を押すような物語を届けてくれる。時に笑顔になりながら、時に涙しながら。

どんな時代になっても、心の琴線に寄り添ってくれるこのエンタメは、ずっと残っていって欲しい。素直にそう思っています。

3. 手のひらでも気軽にミュージカルに触れられる世界へ

とは言え、冒頭でも触れたように、スマホで何でも観られて何でも知られる時代に、数行程度のあらすじ情報だけで1万円のチケットを買い、劇場に出向き、3時間演劇やミュージカルを観るなんて、ハードルが高い。客観的にそう思ってしまう自分もいます。

だったら、演劇・ミュージカルがスマホに来たら?
例えば、YouTubeで、数分の作品を観られる。
しかも使われる楽曲は、誰もが知っているJ-POPだったら?

実際に海外では既存の楽曲を使ったジュークボックスミュージカルというジャンルの作品は多く、私自身もそこから好きになった楽曲もたくさんあります。
音楽好きの人がミュージカルを知る機会になるし、ミュージカル好きの人がJ-POPを好きになるきっかけにもなる。

それに、YouTubeでは「歌ってみた」「踊ってみた」などJ-POP音楽の楽しみ方が広がっていて、そこに「ミュージカルしてみた」があっても面白いんじゃないか。

こんな風に私の思考は広がっていき、J-POPミュージカルというテーマで作品を創り、YouTubeで配信する。資金調達と需要の調査を含めて、クラウドファンディングを実施する。と、プロジェクトが立ち上がっていきました。

https://camp-fire.jp/projects/view/495625

今作品は3話まで配信中で、藤井風さんの「何なんw」、Official髭男dismさんの「Pretender」、椎名林檎さんの「人生は夢だらけ」を使って「ミュージカルしてみた」しています。
Ep.1「あのときの涙はなんじゃったん」
Ep.2「確かなことがあるとするのならば」
Ep.3「小さくて慎ましくて無くなる瞬間」

クラウドファンディングは12/20、今日まで。残り時間短いですが、応援いただけると嬉しいです。
ミュージカルを楽しむ人が、1人でも増えることを願って。
https://camp-fire.jp/projects/view/495625

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