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316,003が照らす未来
今年書いた記事の文字数を全て合わせてみると、31万6,003字だった。
コトダマというのは本当にあるようで、去年の年末に宣言した「書く仕事がしたい」が気づけば本当になっていた。
仕事にするぞ!と意気込んで会社を辞めて独立したわけではなく、来た球をとりあえず全力で打ち返していたらここまで来ていたというか、沖に出る覚悟だけして、出たあとはひたすら漕いでいたというか、そんな1年だった気がする。
文章を書いていると、今まで忘れていた出来事を急に鮮明に思い出すことがある。
今年書いた記事の文字数を一つひとつ足していて思い出したのは、吹雪の中を歩いた記憶だった。
小学3〜4年の頃に住んでいた町は海沿いで、とにかく風が強くて、冬になると吹雪で前が見えなくなった。
学校の登下校でとおる歩道橋の上で、本当に飛ばされそうになったこともある(その日、学校近くにあった給食センターの屋根が吹き飛んだことを後から知った)。
泣きそうになりながら自分に言い聞かせていたのは
「一歩ずつでも進めば家に着く」
ということ。
家までの道がわかっていて、
そこに向かって進めばどんなに遅くても辿り着く。
進まないと辿り着かない。
ごく当たり前のことだけれど、そう唱えながら歩いていたことを思い出した。
書くことも似ている気がする。
どんなに長い原稿も、書けば必ず終わる。
目的地がわかっているならば、あとはそこに向かって1文字1文字を書き進めるだけ。
そして、毎日毎日書き進めている中で、気づいたことがある。
書くことは過去を灯し、未来を照らすこと。
私が今年書いた31万6,003字は、どんな未来を照らしているだろう。
本1冊で10万字というから、
もう3冊書ける体力はあるのかもしれないな!
ということで、
来年は本をつくりたいと思っています。
コトダマってあるからね。
言葉にしていこうと思います。
この記事を読んだ貴方の未来も
明るく輝いていますように。
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