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電車の中では危険!笑いなしでは終わらない小説

・もものかんづめ 
さくらももこ 1991年
さくらさん最初のエッセイとなった「もものかんづめ」。

水虫治療、健康ランド、銭湯巡り、異常に高額な学習枕など、独特で面白いエピソードが多く、「ちびまる子ちゃん」のDNAを色濃く引き継いでいるように感じます。

・働く男
星野源 2015年
20代前半頃からの体験を書いたエッセイ。苦しんだり藻掻きつつも、成長してゆく姿が書かれていました。 作中、唐突に下ネタやギャグが出てくるので笑いを堪えながら読みました。

・そして生活はつづく
星野源 2009年
嬉しいこと、辛いこと、どんなことがあっても生活は続く。ならばそれを面白おかしく書こう。そこから生まれたエッセイ。 前も別作品で読んだことあるのですが、この方本当に人の心つかむのがうまいですよね。唐突に下ネタとか入れてきたりして。

・『店長がバカすぎて』シリーズ
早見和真 2019年・2022年
ぼんくらな店長にうんざりしながらも、書店で日々仕事をこなす「谷原京子」毎日、くだらないことで悩まされているが、その店長はただくだらないだけでは片づけることのできない、凄まじさをもつ人だった。

・たいのおかしら
さくらももこ 1993年
近所の怖いお婆さんの話とか、買ったドーナツが消えた話とか、自分も過去に経験のあるものもあって、「それ、わかる」となることが多かったです。

他作品同様、脱力感のある作風で漫画家らしさのあるエッセイです。

ひとことメモ

満員電車とかで、いきなり「ぶっ(笑)」とかやっていたら、傍から見たら、完全に変な人ですよね(笑)
今回なぜここまで特定の作家に集中したのかといいますと、これらの作家さんの作品が最も衝撃的で、尚且つ電車の中で読んでいて吹き出した記憶がある作品ばかりだからです。
どこかにギャグ的なセンスのある人たちだからですかね…?不思議とこの人たちの本は笑いなしでは読めたためしがないです(笑)


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