疲れているときに読みたい本5選

・お探し物は図書室まで
青山美智子さんの作品です。仕事や人生に行き詰った5人が不愛想だけど、頼りになる司書さんによる思いもよらない本のセレクトと可愛い付録によって、立ち直っていく話。

「自分のペースで生きたいのにそれが出来ない」そんな、誰もが一度は思ったことがあるであろう感情が鮮明に描かれており、とても共感しました。

・店長がバカすぎて
吉祥寺の書店で働く書店員「谷原京子」の業務日記テイストで書かれた小説。独特な店長による「バカっぽい」発言や行動によって、日々うんざりしながらも、働く姿が描かれている。個性的な同僚、部下も盛りだくさん!

「バカっぽい」発言や行動に、思わず吹き出してしまいそうになりました。疲れた時に読むと、爽快ではないでしょうか。シリーズ化されており、2作品ほどあります。

・ほろよい読書
今日も1日頑張った自分に、ご褒美の一杯を。お酒を題にした、心潤す短編小説集。

5人の作家さんによって描かれた作品で、とても彩のある作品集でした。それぞれの人が疲れたり、悩みをもったりしながら呑んでいる様子に、とても共感しました。

・『満月珈琲店の星詠み』シリーズ
満月の夜にだけ現れる珈琲屋さん。そこの猫のマスターが極上のスイーツと、星占いでおもてなし。疲れたお客さんを癒します。

仕事、人生に悩んで嫌になってしまった人たちが訪れてきます。作中に描かれている星占いも少し難しかったような気がしますが、とても面白かったです。

去年、一昨年と続編が刊行されたそうなので、気になっております。

・汝、星のごとく
――わたしは愛する男のために人生を誤りたい。
二人の男女の交わっては離れる淡く切ない物語。

10代で出会い、20代で別れ、30代で再会。
価値観が合わず、なかなかうまくいかない関係性を描いております。
人間関係、他者と協調する上で価値観の一致は大事なことです。
しかし、それがなかなかできない。こういったところに、共感するところがありました。


ひとことメモ

ということで、今回は初めての試みとして、テーマ別で過去に紹介した作品を紹介してみました。

疲れたと思ったときにどんな作品があるだろうと考えながら、自分なりに選んでみました。

今後の読活の参考になれたら、嬉しいです☺


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