《Onedot CEOへのインタビューシリーズ⑤》会社バリュー「5．チームワーク」「6．正直の徹底」について

当社CEO鳥巣に当社のミッション、バリューについてインタビューしました！
シリーズ連載となっていますので、ぜひ過去のインタビューもご覧ください。
1回目：会社ミッション『世界中の子どもと家族を笑顔に。』誕生秘話
2回目：会社バリュー誕生秘話
3回目：会社バリュー「1.平等と尊重」「2.ユーザーファースト」について
4回目：会社バリュー「3.挑戦を素直に受け入れる」「4.責任を果たす」について

Q .今回は、当社バリュー「5．チームワーク：共に進化することを目指す」と「6．正直の徹底：誠実さと信頼を基盤とする」に関して聞いていきたいと思います。まず「5．チームワーク：共に進化することを目指す（团队协作：以共同发展为目标）」に関してですが、企業の価値観としては「よくある」ものという印象を受けましたが、このバリューを入れた理由は何でしょうか？

鳥巣：確かによくあるバリューだと思いますが、Onedotの中には複数のチームがあり、それぞれが多国籍なメンバーで成り立っているため、チーム“内“だけではなくチーム”間“でも大事なバリューだと考えています。チーム“内”ワークは、殆どの人が重要性を理解していると思います。自分の短期のパフォーマンスを上げるためにも重要であるし、近くの同僚との人間関係を良好に保つことも多くの人が努力をしています。チーム“内”ワークができることは、基礎中の基礎ではないでしょうか。

しかし「チーム“間”ワーク」は常に意識している人は少なく、難易度も高い。実行の方法も「チーム“内”ワーク」とは異なります。例えば、以下のようなことが必要になります。
他のチームがどのような経験、資源、目標や戦略を持っているかを詳しく知っていること。そうすることで、自分のチームで新たな知識や資源が必要になった時に、サポートを依頼できるし、どのように協力すればお互いにとって利益のある協力になるかを設計できます。また、自分のチームがどのような知識や資源を持っているか、どのような目標や戦略を持っているかを常に他のチームに効果的に共有していること。それにより、他のチームからも協力を得やすい関係性ができます。
他のチームのメンバーと良好な人間関係を築くのも大事ですね。サポートを依頼したり協力する際に、よりスムーズに実行できるからです。

自分のチームの中で人間関係を作り、チームの中だけで仕事をするのではなく、より一段レベルの高い仕事をするために、社員全員がこの「チーム“間”ワーク」を身につけることを望んでいますね。

Q .鳥巣さんが思う「チームワーク」とは何でしょうか？

鳥巣：必要不可欠なものですね。Onedotは日本と中国間で越境し、様々な事業を持った会社です。国境を跨いで、事業間でノウハウの共有など、協力がないと会社は強くなれませんから…。

Q .最後のバリュー「6．正直の徹底：誠実さと信頼を基盤とする（诚信为本：以诚实守信为基石）」についても教えてください。

鳥巣：我々のバリューの最後に書いてあるものは、 正直の徹底：誠実さと信頼を基盤とする（诚信为本：以诚实守信为基石） です。非常に当たり前のことで、不正をしないということです。1つの不正や、1人のトラブルが会社やキャリアを完全に壊してしまうことがあります。このバリューを決めた2020年にも、我々の身近な会社で大きな不正やトラブルが発見され、それによって多くの人のビジネスやキャリアにダメージがありました。

横領、不正購買、賄賂、セクハラやパワハラ等…。これらの不正やトラブルを予防するために、社内制度プロセスを厳格にすることは1つの方法です。ただし、これをやりすぎると組織が窮屈になり、また事業のスピードダウンに繋がります。本当に効果的な予防策は、①不正やトラブルを起こしそうな人間を採用しない、②1度でも不正を行った人間は一発アウト＋徹底防止、の２つだと考えています。

このバリューはあまり楽しいものではありませんが、採用時の重要な観点の１つであり、会社の価値観の1つです。実務的には、このバリューがあまり話題に上らないことを望みますね。

―本当そうですね…。

バリューのようなものは強制すると逆効果です。やはり、採用時に会社のミッションやバリューに共感してくれる人、フィットのある人を見極めることがとても大事だと考えています。会社が大きくなるに連れても、似た人が集まれば居心地がよくなってくるんですよね。採用がうまくいき、お互いに快適に一緒に仕事できるようなメンバーが増えること、が会社組織として目指していることです。

―ありがとうございました！

以上で、5回に続いてきたCEOミッションバリューのインタビューは終了になります。いかがでしたか？東京オフィスは、下記ポジションで募集も行っていますので、ぜひご覧ください！
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