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「夜な夜なジャーキーづくり」の先に待っていた出会い。

こんにちは。Wonder Pad店主です。

今日は、「飼い主と愛犬にとって最高のごほうび体験をつくる」と決めてからのお話をしようかと思います。

なんか思い返すと、一人で勝手にウルっときちゃうな。

過去の記事も併せてお読みいただけたらうれしいです。

犬のおやつの“当たり前”を変える旅」へ、ご一緒に。

飼い主と愛犬にとって、最高のごほうび体験をつくりたい。

ペット業界の経験も料理経験も、まったくのゼロ。

ということで、愛犬のおやつをつくろうと決めたものの、僕自身はそんな経験はまったくなし。だってそもそもコピーライターだし。

どこからどう見ても素人で、ただの犬好きのおじさんでしかありません。

唯一持っていたのは、「“あげてもいい”おやつじゃなくて、“あげたくなる”おやつをつくる」という決意だけ。

でも僕は信じてました。この何もないただの犬好きだからこそ、つくれるものがあるはずだと。

きっと、この時点で「おやつづくりのプロ」を探して依頼することもできたと思うけど、自分でつくって、自分で悩んで、自分で決断したかった。

検索窓に入力すれば、すぐに答えが見つかる時代だからこそ、遠回りがしたかったんだと思います。

夜な夜なジャーキーづくりの日々がはじまった。

「愛犬のおやつといったらジャーキーでしょ」ということで、ブランドのお肉を仕入れて自宅キッチンで自家製ジャーキーをつくることに。

記念すべき第一号は、馬ジャーキー。刺身で食べられるレベルのお肉で挑戦。

・・・焦げた。

サシが多かったのか、カリッカリというより灰のような状態に。

夜中オーブンの前で肩を落としている僕を、愛犬はどんな気持ちで見つめていたことだろう。食べさせられなくてごめん。

翌週、サシの少ない部位を仕入れて再度挑戦。

・・・できた!

今度は焦げることなく、焼き色も良い感じ。早速自分で食べてみると、味付けもしてないのにめちゃくちゃ美味しい。ヒトが食べられる!

尻尾を振って待っていた愛犬にもあげてみると、バクっと一口。反応も良い。

よし、次は魚ジャーキーだ。

・・・といった感じで、食材を変えながら調理方法を変えながら試行錯誤を重ねる日々が続きました。

でも、これがなかなか終わらない。答えが見えない。

犬にとってどんな食材が適しているのか、適正な加熱時間はどれくらいか、食べやすいカット方法は何か、突き詰めていくとわからないことだらけ。

わかったのは、人と同じように、食材にこだわり、丁寧に調理をすれば、あんしんして食べられて、しかもおいしいおやつはつくれるということ。

ただ、次のステップに行くためには、やっぱりプロの力が必要だと痛感していました。

おやつづくりのプロとの出会い。

世界は不思議なもので、「こんな人いないかな」と本気で思っていると、ふと目の前にその人が現れることがあります。

兄の知り合いで、自分でドッグサロンをやっていておやつづくりに詳しい人がいるとの情報が!

その人こそ、今回Wonder Padのオリジナルドッグトリーツの開発にご協力いただいた斉木裕介さん。

自由が丘にあるドッグサロンDOGDETAILのオーナーでもあり、犬におやつに関してもスペシャリスト。「いずれオリジナルブランドを開発したい」、偶然にもそんな想いも一致し、今回のレシピづくりを一手に担ってくれることに!

斉木さんは、ほんとうに熱量のある人で、しかも研究家。

「作るからには、今の“当たり前”を変える最高のおやつを作りたい」と、食材だけじゃなくおやつのサイズ、厚さなど、到底僕では及ばないこだわりで、「飼い主と愛犬にとって最高のごほうび体験をつくる」というこのプロジェクトに協力してくれています。

そして最近新たに、斉木さんのお知り合いで動物看護師&管理栄養士という奇跡のような方にもご協力いただけることに。

人の想いに、人は集まる。

「人生にはランデブーポイントと呼ばれる、出会うべき人と出会うタイミングがある」

これは昔読んだ本に書いてあった言葉で(正確には少し違うと思うんですが、、)、ずっと強く印象に残っていました。

意味としては、自分で確かなビジョンさえ強く持っておけば、自然と協力してくれる人に出会える、というようなニュアンスでした。

おやつづくりを進めていくうえで、この言葉をふと思い出しました。

斉木さんと出会えたのもランデブーポイントだし、動物看護師&管理栄養士さんに出会えたのもランデブーポイントだし、今こうしてワンバサダーの皆さんと出会えたのもランデブーポイントだと思っています。

このせっかくの出会いを、せっかくのチャンスを、僕は絶対に活かしたい。

今から誕生するこのブランドは「ただのブランド」ではなくて、「楽しい瞬間を一緒に体験できる場所でありたい、と思っています。

僕だけじゃなく、関わる人みんながそれぞれの想いを叶えてほしい、そんな風に思っています。

引き続き、よろしくお願いします。

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