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ランニングがいつも三日坊主になる方へ。長く続けるコツは?

こんにちは!
中学校と高校で教壇に立っている現役教員ライターの内田太郎です!

コロナ禍で、以前より家にいる時間が長くなりましたよね。

一日中家にいることが多くなり、体重が増えてしまったという人も多いのではないでしょうか。私自身も、不摂生がたたり、コロナ禍前に比べると3㎏ほど体重が増えてしまいました。

健康のために「今度こそ毎日走る!」とはりきっても、天気や体調を言い訳にして三日坊主になってしまう。「やっぱり自分はダメだ」と自己嫌悪になって挫折してしまうというのがお決まりのパターンですよね。

今回はそのような人に向けて、ランニングを長く続けるためにぜひとも
取り入れたい「セルフコンパッション」についてご紹介します。


1. この記事を読んでほしい方

・いつもランニングが三日坊主に終わってしまう人
・継続に失敗したときいつも自分を責めてしまう人
・習慣が途切れたときの考え方を知りたい人


2. ランニングは三日坊主になりやすい?

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何かを始めようとしたときに、最初にぶつかる壁が「三日坊主」ですよね。
大手スポーツメーカーのデサントが行った調査によると、ランニングを1年以上継続できた人の割合は、約24%と少数派です。

ランニングは、初心者でも始めやすい反面、継続するのは非常に難しいスポーツだといえます。

ランニングが三日坊主になってしまう理由をいくつかご紹介します。

・暑すぎて(寒すぎて)走る気にならない
・ダイエットのために始めたのに結果が出ない
・一度走れない日があったらもう走る気にならない

ランニングを一度でもしたことがある人の多くは、心当たりがあるのでは
ないでしょうか。様々な理由がありますが、やはり走るモチベーションを
保てないというのが大きな要因ですね。

上に挙げたような理由によって、せっかく「毎日走るぞ!」と目標を
定めたのに、達成できなかったらみなさんはどう感じますか?

・「なんて自分は情けないんだ」
・「なんて自分は意志が弱いんだ」
・「自分は本当に無能な人間だ」

真面目に取り組んできた人ほど、このように感じるはずです。

そして、一度習慣を途切れさせたことを悔み、自らランニングシューズを脱いでしまうわけですね。これまで、多くのコスト(時間・労力・金銭)をつぎ込んできたことを考えると、非常にもったいない選択です。

では、一度習慣を途切れさせてしまったときには、どのような考え方をすれば良いのでしょうか。

3. 継続に失敗したら取り入れたい考え方

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習慣を継続できなかったときに、ぜひとも取り入れてもらいたい考え方が
セルフコンパッション」です。これは、現在国内外で注目されている新しい考え方です。この考え方が、ランニングを習慣化するうえで役立つので、ご紹介します。

ハーバード・ビジネス・レビューに掲載された記事では、セルフコンパッションについてこのように定義しています。

(セルフ・コンパッションとは、)日本語では、セルフ=自己、コンパッション=思いやりで、直訳すれば「自分への思いやり」となるが、これは正確ではない。正しくは、自分の悪いところだけでなく、良いところにも気づき、受け入れることで、自分への温かく優しい感情を高めていくことである。
(出典:有光興記『セルフ・コンパッション:最良の自分であり続ける方法』,ダイヤモンド社,2019年,P12)

つまり、自分の強み(長所)・弱み(短所)を認めて、「あるがままの自分」を肯定的に受け入れるということですね。

ここで、こんな疑問がわいてきませんか?
「セルフコンパッションが望ましいのは分かるけど、それとランニングってどう関係しているの?」

ここからは、その疑問にお答えしていきます。

4. セルフコンパッションを使ってランニングを継続しよう

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同書では、セルフコンパッションの構成要素として、次の3点が挙げられています。

①マインドフルネス
②共通の人間性の認識
③自分へのやさしさ

これらをランニングに当てはめながら、解説していきます。

①マインドフルネス
ランニングの習慣が途切れたとき、みなさんはどんな気持ちになりますか?
「なんて自分は情けないんだ」という気持ちになって落ち込み、せっかく続けてきたランニングを投げ出してしまうこともありますよね。

このようなときには、評価や判断をせずに、心を今に向けるマインドフルネスが必要です。

「こんなことで情けない気持ちになってはダメだ」と評価するのではなく、
「ああ、私は今情けない気持ちなんだな」と今の感情をありのままに受け止めましょう。

自分の気持ちを客観的に受け止めることで、一時的なネガティブな感情に流されにくくなります。

②共通の人間性の認識
ランニングの習慣が途切れたとき、「なんで自分だけランニングが続かないのだろう」と思ってしまいませんか?このように、自分ひとりの問題として
受け入れてしまうと、「また明日から頑張ろう!」という気持ちにはなりません。

そこで、ランニングの習慣が途切れたときには、「失敗は誰にでもある」、「人間である以上、誰しも経験する試練だ」と認識することが重要です。

③自分への優しさ
ランニングの習慣が途切れたとき、どうしても「継続に失敗した」という
ことに焦点を当てて、落ち込んでしまいます。それは、確かに事実として
間違ってはいないのですが、悪い面だけに注目するべきではありません。

例えば、習慣が途切れるまでの間、継続して頑張ってきたことなど、自分の良い面にも気づき、優しく温かい気持ちを自分に向けてください。悪い面だけに注目すると、自分へのいら立ちや怒りが募る一方だからです。

しかし、継続に失敗した経験のなかでも結果を出せたことや、自分が頑張れたことなど、良い面に目を向けてみると、

「自分もまだまだ捨てたもんじゃない!」
「もう一度、明日から頑張ってみよう!」

という前向きな感情・前向きな行動につながるのです。

5. まとめ

「なかなかランニングを続けられない」と悩んでいるみなさん。

セルフコンパッションを取り入れることで、「もう一度、明日から頑張ってみよう!」という活力を得られます。セルフコンパッションの良いところは、時間的な負担や金銭的な負担は一切かからないということです。

あなたの心の持ち様を変えるだけで、ランニングを長く続ける理想の自分になれるのです。

しかも、「自分に厳しく」という姿勢ではなく、「自分に優しく」という姿勢なので取り入れない手はないですね!

最後に、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、セルフコンパッションというのは、ランニングのみにしか通用しない考え方ではありません。仕事でも私生活でも、あらゆる場面で困難や挫折が待ち受けています。そうしたときに、セルフコンパッションの考え方は非常に役立つので、ぜひともこれを機に取り入れてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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<ライタープロフィール>
内田 太郎
1992年生まれ、徳島県出身、関西在住。中高の歴史・政治経済を教える現役教員ライター。「人の役に立ち、人から必要とされるライター」を目指しています!

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