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多くの人が知らない勉強を継続するコツ。If Thenプランニングで行動を仕組み化しよう!

キャリアや成長のために
勉強に取り組んでいる人は多いですよね。

しかし、いざ勉強を始めようとするとなかなか思うように時間を作れず、継続できなくて悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

今回は、勉強の継続が難しくて悩んでいる方に継続できない原因と、継続するために取り入れたい「If Then プランニング」についてご紹介いたします。

1. この記事を読んでほしい方

今回の記事はこんな人におすすめです。

・勉強が続かない方
・勉強の継続のコツを知りたい方
・行動の仕組み化について知りたい方

今回はこのような悩みを持っている方や、これから勉強を継続したい方に効果的な「If Then プランニング」についてご紹介します。

2. 継続できないのはなぜ?

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勉強を継続したいのにできない原因は何なのでしょうか?

継続が上手くいかない原因はいくつかありますが、一番の大きな原因は「意思力に頼って勉強している」ということです。

誰もが「勉強を始めよう!」と思った時、やる気はとても高い状態です。
しかし、そのやる気は毎日変動してしまうものです。

継続できなくなってしまうと落ち込んでしまってやる気もどんどん落ち、「どうすればやる気が上がるのか?」、「どうしたらモチベーションを保てるのか?」と考えてしまいますよね。

ですが、実は「意思力に頼る」ということは、本来行動の継続に必要なものではありません

やる気やモチベーションは感情の変化や日々の体調、その日ごとの忙しさによって常に変化するものであり、それらを完璧にコントロールすることはとても難しいことです。

ですから、まずは「意思力に頼る」ということをやめてみてください。
では意思力に頼らず勉強を継続するためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは「行動を仕組み化する」です。

意思力に頼らず行動を仕組み化できたならば、私たちは日々の感情や、やる気の変化に関係なく継続することができます。

3. If Then プランニングを使って行動を仕組み化しよう

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ではどうやって行動を仕組み化すればいいのでしょうか?
それは「If Then プランニング」の活用です。

行動を仕組み化するのにとても有効で、圧倒的な効果をもたらす「If Then プランニング」を、達成したいことがある人にはぜひ活用して欲しいのです。

これはコロンビア大学で博士号を取得し、モチベーションサイエンスと目標達成の分野の第一人者であるハイディ・グラント・ハルバーソン博士が提唱している目標達成のための手法

彼の研究によれば、「If Then プランニング」を使うことで目標達成確率が2-3倍になるという結果も出ており、勉強を継続したい人は一度試してみる価値があります。

具体的にやり方を説明していきます。

If Then プランニング」はとてもシンプルなものです。
何か実行したいものがあるときに「If (A) したら Then (B) する」といった形で、そのまま「もし A したら、そのとき B」する、を決めるというやり方です。

読書を例にしてみましょう。

If       :お風呂から上がったら
Then:読書をする

事前にいつ、何をやるかということを決めるだけ。
とてもシンプルで、これなら取り組めそう!と思いませんか?
そう、簡単でシンプルだと感じられることはとても大切なこと。
AになったらBをするだけなので余計な思考を使わず、行動の仕組み化につながります。

「If Then プランニング」を活用することで意思力に頼らず行動の継続を実現できるため、何かを達成する可能性を飛躍的に高めてくれます

このように、「If Then プランニング」は行動を仕組み化し何か目標達成したい方にとって大変有効な方法なのです。

4. If Then プランニングの活用。英語学習を例に

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If Then プランニング」を作る際、以下のステップを参考に作ってみてください。

①達成したい目標を具体的に決める
②「いつ」、「どんなときに」をセットで行動を決める
③「If (もし A になったら) 、Then (そのとき B する) 」に落とし込む
④目標達成の障害を書き出しておく
⑤障害の対処法を考える
⑥「If (もし A になったら) 、Then (そのとき B する) 」をもう一度考える

では実際に英語学習を例に「If Then プランニング」を作ってみます。

①達成したい目標を具体的に決める
1ヶ月で英語の単語を100単語覚えることを目標とします。この際、英語力を上げる!などを目標にすることは、どのようになった場合その目標が達成されているか分からないため、おすすめしません。

②「いつ」、「どんなときに」をセットで行動を決める
毎日欠かさず行う行動と組み合わせることでさらに継続しやすくなります。
いつ:朝、どんなときに:電車に乗ったとき

③「If (もし A になったら) 、Then (そのとき B する) 」に落とし込む
朝電車に乗ったら(A)、単語帳を1-100単語まで赤シートで隠しながら確認する(B)。

④目標達成の障害を書き出しておく
「If Then プランニング」を実践するうえでの障害を考えます。
今回では、
・朝の電車で寝てしまった
・朝電車に乗らない日があった
などが考えられますので、その障害の対処法を考えましょう。

⑤障害の対処法を考える
・朝電車で寝てしまった場合→帰りの電車の時間を使う
・朝電車に乗らない日があった→朝食後の15分を使う

⑥「If (もし A になったら) 、Then (そのとき B する) 」をもう一度考える
朝電車に乗ったら(A)、単語帳を1-100単語まで赤シートで隠しながら確認する(B)

【朝電車で寝てしまった場合】
帰りの電車に乗ったら(A)、単語帳を1-100単語まで赤シートで隠しながら確認する(B)
【朝電車に乗らない日があった場合】
朝食を取ったら(A)、15分間単語帳を1-100単語まで赤シートで隠しながら確認する(B)

これで「If Then プランニング」の完成ですので、あとはこの通りに実行するだけです。

5. まとめ

今回は「If Then プランニング」についてご紹介しました。

とてもシンプルなこの手法はグラント・ハルバーソン教授が本としても出版しており、世界中で使われている手法です。

今まで勉強の継続が上手くいかなかった方や、達成したい目標があるけれどどのようにすればいいか分からない方はぜひ今回紹介した方法を参考にしてみてください。

きっとこの記事を興味を持たれた方は何か目標がある方だと思います。すぐにでも「If Then プランニング」を書き出して、目標達成に近づけてくださいね。

意思力に頼らず行動をどんどん仕組み化していきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。
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習慣化のコーチングをしています。

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<ライタープロフィール>
Misaki
1996年生まれ、大阪出身。読書、旅行、何か新しいことを学ぶことが好き。将来自分のお店を持つことを目標に、飲食店で働きながらフリーのライターをしています。皆さまに役立つ記事をお届けできるよう頑張ります!


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