木皿儀隼一

「きさらぎはやと」と読みます。 ・ボードゲーム/マーダーミステリー制作のご依頼受け付け…

木皿儀隼一

「きさらぎはやと」と読みます。 ・ボードゲーム/マーダーミステリー制作のご依頼受け付けております。ご気軽にご相談ください。 ・これまでの実績の記事はこちら→https://note.com/one_hayato/n/n677c087f0294

最近の記事

トレンド分析を浅くしてみた

マダミーティングというイベントに参加させて頂き、討論会の「マーダーミステリー商標他、起こり得る問題」「マーダーミステリーの定義と今後のトレンド」という2つテーマで登壇させて頂きました。詳しくはアーカイブ配信がございますので、ご覧ください(3月1日まで視聴可能)。 https://select-type.com/ev/?ev=YfvntRrKOew 自分はそこそこニコニコしてお茶を濁していただけですが、同席した有識者の皆さまの発言や突然のトラブル、……また、様々な公演と討論

    • 体験ミステリーゲーム『ギフトサマー』紹介

      https://twitter.com/daisosyuppan/status/1598134486088065024?s=20&t=ghap7MTRBKDOUQGwbcDDfQ 大創出版様より【体験ミステリー】というジャンルの作品がリリースされました。そちらのラインナップに拙作『ギフトサマー』も入れて頂きました。https://www.daiso-syuppan.com/taikenmy/ ※店舗によって入荷状況は異なります。未入荷・売り切れの際はご了承ください。 ※プレ

      • マーダーミステリー『金田一少年の事件簿』発表

        マーダーミステリー『金田一少年の事件簿』が発表されたので、ご報告いたします。まずは公式リリースがありました。 https://mdm-kindaichi.com/ 『金田一少年の事件簿』がマーダーミステリーになります。それに一度に4作品という大ボリューム! 元々はパッケージ5人用のプロットを考えていたのですが「初めての人でも遊べるように」というプロジェクトの方針で2人用を制作することに。経験もあった私に白羽の矢が向いたので、私は5人用をではなく2人用の制作を担当することに

        • マダミスのエモってさ……

          はじめにマーダーミステリーの「エモ」って言葉は一概にひとつを指すわけではないと思っています。しかし、定期的にマダミスのエモと呼ばれるものに苦言を呈す方がいるのも事実で、そのあたりを少し考えてみようかと。 とはいえ、私もこの世の全てのマダミスを知っているわけではないという前提で、浅薄な知識から紐解いていくので、ちょっと適当です。多めに見てください。 まずはマダミスのタイプをいくつか列挙していこうと思う。異論は認めます。 ■全体構造タイプ分け■ゲーム要素仕組みそれ以外のゲームを

        トレンド分析を浅くしてみた

          ウズスタジオでシナリオを作った話

          こんにちは。今回はマダミスアプリ「ウズ」の投稿機能ウズスタジオを利用して、シナリオを作った感想をお伝えしようかと思います。 ※書き終わった後に気付きましたが、この記事、マダミスプレイヤーの方というよりも、ウズでマダミスを書きたい人向けの内容になってるかも……。 ※記事中にマダミス作品の話が出てきますが、特にシナリオ内のネタバレなどはしていませんので、気にせず読むことができます。 ■なんでウズスタジオ?拙作『あの春をむすんでひらいてまたむすぶ』という作品をウズさんに掲載して頂

          ウズスタジオでシナリオを作った話

          マーダーミステリー関連業務

          これまでのマダミス関連で携わったまとめです。ご参考までに! また下記作品はGMレスではありますが、GM進行をお手伝いさせて頂きます。パッケージの購入などが条件です。気軽にご相談ください。 ご連絡はツイッター(https://twitter.com/one_hayato)のDMなどでお願いします。 ・忌み名は鬼録に二度登る(オンライン) オフラインの場合は要相談 ・オッドタクシー ショー・タイム ・あの春をむすんでひらいてまたむぶ シリーズ各種 ・マダミス666 シリーズ各種

          マーダーミステリー関連業務

          「あの春をむすんでひらいてまたむすぶ」と「あの雪がとけるまでいつかきっと」のおはなし

          『あの春をむすんでひらいてまたむすぶ』と『あの雪がとけるまでいつかきっと』(タイトルどっちも長いな……)を、先週リリースしまして、お陰様で、特にスマホアプリ「ウズ」さんに掲載して頂いたおかげで、感想などもたくさんもらって、嬉しい限りです。感想の中で「泣いた」とか言われると「そんな大げさな!」とか思ってしまうのですが、本当だったら超嬉しいです。私も泣かせて頂きます。 ……さてさて、まだ未プレイの方もいらっしゃると思いますので、こちらの2作品についてちょいと紹介をさせて頂こうかと

          「あの春をむすんでひらいてまたむすぶ」と「あの雪がとけるまでいつかきっと」のおはなし

          ワードマーダーミステリーという企画を遊んだ

          ※こちらの記事では各ゲームに関しての「ネタバレ」は存在しません。企画の概要や、それを体験したということを綴ろうと思います。 「ワードマーダーミステリー」とは? 概要は上記のとおりです。企画のていとしては、「ワードウルフ」的なシステムを利用した複数作家によるオムニバスマダミス。 レギュレーションとしては ◆シナリオ概要 ・人数:4人用(GM不要) ・プレイ時間:1時間~2時間 ・システム:カード無し というもの。 また、各作品はBooth経由でダウンロードできるが、マーダ

          ワードマーダーミステリーという企画を遊んだ

          マーダーミステリーの嘘は何でもよいか否か

          先日、マダミス後の雑談に花が咲き、いくつか色んな会話をしていたのですが、ひとつ興味深い話題があったので、備忘録として書きます。 自戒を込めて。 マーダーミステリーの嘘について 議論中の嘘に関しては、おおむね2パターンに分かれます。 ・議論中、犯人のみ嘘を吐ける。それ以外は嘘は吐いてはいけない ・議論中、誰でも嘘を吐ける 前者に関してはマダミス初期の作品に多いイメージで、最近では後者が多いイメージです。どちらが良い悪いはまた別の話なので省略します。今回話すのは後者での嘘

          マーダーミステリーの嘘は何でもよいか否か

          マーダーミステリーにメタ要素は必要か否か

          「メタ発言をする/しない」ということについて綴ります。ロールプレイに紐づく要素かと思っておりまして、とはいえ別個で考えた方がわかりやすいかな、と。今回の記事もあくまで個人的な考えなので、一緒に遊ぶ皆さんに強制するものではありません。 ■そもそも「メタ」とは「メタ」とは、ある事象に対する異なる次元からの観点という意味である。 ということです。……ちょっと、分かりにくいですね。 たとえばTCG(トレーディングカードゲーム)の世界にもメタゲームという用語があり、MTG Wiki

          マーダーミステリーにメタ要素は必要か否か

          マーダーミステリーにロールプレイは必要か否か

          2021年に入ってからいくつかマーダーミステリー(以降、マダミス)をオンラインメインで遊んできたんですが、ちょっと思ったことがあるので書かせてもらおうかな、と。それはマダミスにおいてのロールプレイについてです。遊ぶ際にはあまり気にせず、遊ぶメンバーにある程度合わせつつ楽しんできたのですが、少しだけ言語化してみようかなと思いまして、ここに綴ります。まぁ、最終的に「こうしろ!」っていう主張があるわけではない駄文なので、こういう考えもあるよってことで見て頂ければ幸いです。 ■ロー

          マーダーミステリーにロールプレイは必要か否か

          マーダーミステリーは流行るか否か

          ●筆者紹介  ということで筆を執らせて頂きました、木皿儀隼一(きさらぎはやと)です。本名です。普段は有限会社ワンドローという会社でボードゲームなどを作っています。 マーダーミステリーに関しては、中村誠さんがゲームデザインをした『ゲームマーケット2020大阪殺人事件』『魔女の聖餐式』『最後の晩餐の殺人』などのディベロップ(テストプレイ手配や調整、編集協力や校正など)を担当しました。また、イベント「マーダーミステリーコンベンションvol.01」を企画・開催などもさせて頂きました。

          マーダーミステリーは流行るか否か