ユリアン

会社員7年目/副業ライター/ベーシストもはしくれ *幼稚園の頃から小説(?)を書く趣味…

ユリアン

会社員7年目/副業ライター/ベーシストもはしくれ *幼稚園の頃から小説(?)を書く趣味がある*こんなに書くのが好きなのはgiftedだなとやっと気づけた*東京のはじっこでワークのこともライフのことも真剣に考えてる*好きなこと全部やるぞフェーズ*かめ(すっぽん)と暮らしてる

最近の記事

[フィクション]あの夜食べたアイスクリーム

例えば、深夜に一人家を抜け出してコンビニに向かい、持ち帰るアイスクリーム。木の使い捨てスプーンですくった一口の甘みが、乾いた喉にブッ刺さる。こういう体験に、「罪悪感」とかいう言葉を簡単に使える。 自分たちの消費活動が、地球のあっち側で、いたいけな人びとの爆殺に一枚噛んでいたとしても、あんまり身にしみて出てこない3文字。一口のアイスも、砂塵と化した灰色の街の風景も、脳みそにちょっと刺激与えて溶けて消えていく。 人に優しくありたいと思っているくせに、身近な人の一挙手一投足に腹

    • ミールプレップのススメ:時短と健康と節約と満足を全部叶える冷凍弁当習慣

      南向きで角部屋で駅近でペット可で、予算内に収まる穴場物件に出会えることはなかなかない。 給料も労働環境も人間関係も仕事内容も社会的評価も全てが揃っている就職先も、まあ見つからないし見つかってもまず入れない。 けれど、時短で健康で経済的で満足度もそれなりの食事っていうのは、正直めちゃめちゃ簡単に叶う夢である。しかも多くの場合、ダイエット効果が出て驚くこともあろう。 「そんな都合のいい食事あるの? 詐欺なんじゃないの?」 ある。仕組みで叶える時短健康食といえば、ミールプレッ

      • お湯とキャンドルで萎びたハートをそっとほっと温める。明日からの鼓動のために

        今は亡きRyuchell(りゅうちぇる)が、SNSで時々「お風呂に入ることが本当にめんどくさい」という内容の投稿をするのを見ては、いつも共感のいいねをしていた。 これが初めてでもなく、長年フォローしていると結構な頻度で「お風呂がめんどくさい!」という内容の発信をしていた(笑) 日々、心底面倒に思っているんだなと伝わる。 この話からnoteを書き出したのは、何を隠そう、今まさに「お風呂に入るのがめんどくさすぎる」状態だからだ。お風呂に入れば、スッキリサッパリ、もっと気持ちの

        • Airpodsの充電が切れていたから生まれたかもしれない小っ恥ずかしい酒道楽の文章

          ギリギリ言語野が生きているほろ酔いの帰宅電車。 本を読むのはちょっと難しい、こんな時のお気に入りは、ポッドキャスト。電車に揺られて目を閉じるだけでちょっと満たせる知識欲。理解が追いつく範囲内で身を委ねる。 情報が入ってこないときは、音楽を(いつもより少しだけ)でかい音で再生して帰る。 冗談じゃなく涙が出る時がある。酔っ払い極まりないな。 朦朧とした世界をRadioheadの狂騒が彩れば、ただの酔った帰り道に唯一無二の感動体験がもたらされることすらある。 テクノロジーは

        [フィクション]あの夜食べたアイスクリーム

        • ミールプレップのススメ:時短と健康と節約と満足を全部叶える冷凍弁当習慣

        • お湯とキャンドルで萎びたハートをそっとほっと温める。明日からの鼓動のために

        • Airpodsの充電が切れていたから生まれたかもしれない小っ恥ずかしい酒道楽の文章

          [エッセイ]クラス替えも進級もない春を迎えて⚫︎年目?散るも芽吹くも俺次第!

          注)この記事のテーマは「自己啓発」です。主に私自身が啓発されます。 「7」という数字といえば、思い浮かべるのは「ラッキー」か? 「ラッキー」と聞くと、私が最初に思い浮かべるのは茶色い毛がふさふさした犬か、チャレンジ一年生の女子キャラだった「村木こすも(通称:ラッキー)」だ。 「7」の話に戻るよ。 または、いつもお世話になっている大手コンビニかもしれない。アプリでクーポン心待ち。 または、「007」かもしれない。私は「ダブルオーセブン」を観たことがないので、どちらかというと

          [エッセイ]クラス替えも進級もない春を迎えて⚫︎年目?散るも芽吹くも俺次第!

          [エッセイ]「泥のように疲れ」てどろどろのカレーを食う泥女の夜

          ※注)この文章にはオチも教訓も何もありません。悪しからず 「泥のように疲れる」という言葉をテーマにnoteでも書くかと考えながら、泥のようだがツヤのあるチキンカレーを煮た。 米は無し。カレーだけを皿に盛ってテーブルにつき、パソコンを開いていざちゃんと言葉を調べてみれば、この言い方は誤用のようだった。正確な慣用句は「泥のように眠る」であって、「疲れる」が続く泥は本来ないようだ。 そうはいっても私はもう泥のように疲れたんじゃ。この際仕方がないので、どろどろしたカレーを掬い、口

          [エッセイ]「泥のように疲れ」てどろどろのカレーを食う泥女の夜

          [徒然エッセイ]やりたいこと全部鬼ゴリブーストdays〜コーギーがドーベルマンに進化した〜

          テレワーク用にと購入したチェアは、それほど高価なものではなかった。座り心地は特別悪くないが、ずっと座っているとイスの上であぐらをかいてしまうので、捨てずにおいていた、姿勢矯正シートを結局載せている。 そんな姿勢矯正シートに一日中ケツをはめているようになったのは、今月に入ってからだ。 先月以前は、テレワーク用にあつらえた自分用の一室に、会社の仕事の時間以外に居座ることはなかった。それがどうしたものか。ケツが赤くなりそうなくらい姿勢を矯正する日々だぜ。 私用のMacbook

          [徒然エッセイ]やりたいこと全部鬼ゴリブーストdays〜コーギーがドーベルマンに進化した〜

          [読書記録]ヴィーゼル『夜』 - ホロコーストにいま目を向けること

          はじめに:まだマックにもスタバにも行けない日々だけど昨年末にこの記事を投稿した後も、ガザの虐殺は止まらないどころか悲惨を極めている。沈黙していた世界も少しずつ、ことの重大さに気づき始めているようだ。声を上げる人が身の回りにも増えてきた。 昨夜の新宿駅前では3000人もの人が集まって、コールしながらパレスチナの旗を振った。それが新聞記事などではちゃんと取り上げられていることに、一縷の希望の光を見始めている。 そんな中、目に入ってきたXのポストがこれ。渋谷でのパレスチナ虐殺

          [読書記録]ヴィーゼル『夜』 - ホロコーストにいま目を向けること

          『PEOPLE PLANET COFFEE』のカップを胸を張って持ちたいんだよ私は

          0/7 きっと共感してくれる人も多いはず いつからだろうな、絶対に正しいこと以外は発信してはいけないような気になったのは。年々複雑さを増す世界に住み、何か言うのが怖くなった。 何かを言っても、自分より頭が良かったり知識があったり、より強い問題意識を持っていたりする人が、わたしのことばや思考の誤りを指摘してくるだろうという怯えや諦めがあった。 自分は「無知」であることをわきまえているんだ、「無知の知」の精神だ、なとこじつけて思ったりしていた。ちゃんちゃらおかしい しかし、

          『PEOPLE PLANET COFFEE』のカップを胸を張って持ちたいんだよ私は