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Airpodsの充電が切れていたから生まれたかもしれない小っ恥ずかしい酒道楽の文章

ギリギリ言語野が生きているほろ酔いの帰宅電車。

本を読むのはちょっと難しい、こんな時のお気に入りは、ポッドキャスト。電車に揺られて目を閉じるだけでちょっと満たせる知識欲。理解が追いつく範囲内で身を委ねる。

情報が入ってこないときは、音楽を(いつもより少しだけ)でかい音で再生して帰る。
冗談じゃなく涙が出る時がある。酔っ払い極まりないな。

朦朧とした世界をRadioheadの狂騒が彩れば、ただの酔った帰り道に唯一無二の感動体験がもたらされることすらある。

テクノロジーは、すごい。

はずだったのが。
AirPodsの充電が切れていた!

だから生まれるこの文章。


酒を飲むと気が大きくなる。

最近流行り(?)のMBTI診断も、酒を飲むと結果が変わることがあるそうだ。

ちょっと違う人格が前に出てくるからか。
そんな人格に出会って困惑することも、後で自省することもあるが。
多くの人は何だかんだといいながら、酒というひみつの鍵で開いた箱の中から出てくる、ちょっと不審な自分の姿を、少しだけ肯定したい気持ちなんだろう。

いつもは奥に閉じこもって会えない人なのかもしれないからね。


日々の必要に応じて、理性の仮面を、道化の仮面をつけている、私の素顔に愛を込めて。肌が喜ぶ化粧水。

理性の仮面も、道化の仮面も、その下の素顔も、認めてくれる全ての他者にありがとう。
あなたのその顔が素顔でも、なにかで覆った仮面でも。あなた個人が人知れず背負う意思や物語に、跪いて敬意の接吻を。


酒を飲むと感情的になる。
多くの失敗の種になることも。

だけどその種はどこかで焼却しないと、悪の依代になるかもしれないものだったから。
酒というガソリンが燃やしてくれて、少し火傷をしたと思えば。

その種を抱えてしまったことは事実なわけだし。
さっさと燃やしてさようなら!


酒を飲むと、身体と少し距離縮む。

脳の指令に従うままに、働き盛りの私の身体。
飲酒に初めて、抵抗の意思を見せてくる。肝臓は、ストライキに最も乗り気な労働者。「いつまでも酷使されると思うなよ」

止まらぬ右手が運ぶ酒。身体ややアラート。脳みそ、思考停止。足、ちどり。やがて立てずに視界黒。翌日、頭を舞台にデモ隊出動。太鼓叩くのやめてくれ……

飲酒で気づくよ 私のからだよ
いつもいつでもありがとう。


などなど。AirPods電池切れててよかったー
酒飲むの大好き〜〜


※内容に対して比較的無事なので書けている文章です。ご心配なく

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