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ミールプレップのススメ:時短と健康と節約と満足を全部叶える冷凍弁当習慣

南向きで角部屋で駅近でペット可で、予算内に収まる穴場物件に出会えることはなかなかない。
給料も労働環境も人間関係も仕事内容も社会的評価も全てが揃っている就職先も、まあ見つからないし見つかってもまず入れない。

けれど、時短で健康で経済的で満足度もそれなりの食事っていうのは、正直めちゃめちゃ簡単に叶う夢である。しかも多くの場合、ダイエット効果が出て驚くこともあろう。

「そんな都合のいい食事あるの? 詐欺なんじゃないの?」

ある。仕組みで叶える時短健康食といえば、ミールプレップ
読んで字のごとく、「あらかじめ準備しておく食事」だ。

週末などに1〜2時間程度だけ買い出しと調理を頑張って、弁当を5食や10食分作って冷凍しておくだけ。日本のこころ・BENTOをいっぱい作っておくのです。おかずをいっぱい作り置きとかも、必要もない。作り置きしたおかず、消費できなくて困ることがザラなのだが、そういうこともない。

「実際どんな感じなの?見たい!」

実際のミールプレップのイメージはこちら。いずれも私の作ったミールプレップシリーズである。

同じタッパーに同じ内容のお弁当を並べると圧巻だな〜。

「今すぐやりたいけど、何が必要なの?」

必要なものは以下。

  • ある程度キャパのある冷凍庫

  • まとまった量のご飯が炊ける環境(炊飯器や、土鍋?)

  • スタックしやすい形状のタッパー5〜10個

  • 同じ食事が週5食くらい続いてもへっちゃらの心

タッパーはジップロックでもなんでもOK。100均にも売っている「とにかく洗いやすい保存容器」がリーズナブルだしおすすめ。

私の写真で使っているものの容量は550mlだが、米の量が100〜150グラムでおおよそパンパンになる。
もう少し米を食べたい人は600mlや700mlくらいサイズがあるほうがいい。

「結局中身は自分で考えて作らないといけないのが面倒だわ〜」

多くのトレーニーが、ミールプレップによって食べ過ぎを回避しながら食事管理をしている。

つまり、弁当の中身をまるっと提案してくれているレシピ動画がものすごくたくさんある。いくつかおすすめを紹介しておく。

私がいつもお世話になっているのは、マッスルランチさん。

レシピ本も出している(買った)。

ただただファンとして推している、竹脇まりな様。
いつも彼女のポジティブに救われています。

動画のクオリティがやたら高い、マユトレクックさんも好き。ミールプレップの動画はそんなに多くないけど。

ほぼマッスルランチさんと同じやんけと思うけど、たんぱく食堂さん

「ミールプレップ」で検索すれば、他にもたくさんレシピ動画がヒットする。

美味しそうと思ったものがあれば、まずは必要な材料のまとめ買いに行き、まとめて作ってみよう。所要時間は、2時間もあればまず十分だと思う。

1食分の調理も、5食分の調理も、かかる時間は実はあまり変わらない。自炊は面倒だからあまりしないという人も、週に1回だけならどう?

「食べるときはどうするの? 飽きないかしら〜」

冷凍庫から出してレンチン6分程度で、美味しい手作り弁当が食べられる。これがかなり幸せだ。ストックがなくなってくると、残念な気持ちにもなる。

保存期限は冷凍で2週間と言われているが、私は3週間くらい気にしていないし、特に味が落ちていると思ったことはない。

毎日同じ弁当が続いても、1日に2食続くとかをしなければ、私はあまり気にならない。2種類×5食=10食を、3週間かけて消費すると思えば、意外と飽きないかもと思わない?

時間をかけない自炊習慣で、リーズナブルかつ健康的な食生活を!

かれこれ3年以上、低糖質を意識した万年ダイエッター生活を続けている(減量状態を維持している段階)。

精力的にレシピ開拓をしていた頃は、日々インスタやYouTubeで様々なダイエット飯をディグり、オートミールだ豆腐だ米粉だと、痩せる且つ美味しいごはんはどれだと探し回った。時間的にも経済的にもそれなりに投資したと思う。

だが今はそういったダイエットレシピ開拓熱は落ち着き、知識だけは一丁前に頭に入ったので、むしろいかに楽に(もはや無意識に)健康な食生活を維持するかというところに焦点を当てている。
常にインスタに張り込んで、高価なダイエット食材を買い込み、あれやこれやと工夫して美味しいものを模索する時期は終わった。楽しいうちはいいが、それを一生続けるのはもちろん無理なのだ。

玄米、卵、鶏胸肉、魚、ブロッコリー。高タンパク・低糖質である鉄板食材を基調に、幸せになる味付けや組み合わせのパターンを少しだけ持っておく。

これを日常食として習慣づけるから、時々大酒を飲みに行ったり、日頃のストレスでおひとり様スイーツパラダイス状態とか度々やらかしがあっても、意外と増量せずに現状維持で済む。済んできた。

もちろん、経済的に余裕がある人は、noshのような流行の冷凍弁当サービスを利用すれば、もうそれがミールプレップだ。
私も一時期はnoshを使っていたが、現在は食費も含めて節制フェーズに至るので、自家製nosh的な自炊ミールプレップ習慣に切り替えてよろしくやっている。


(一番言いたかったこと)

コンビニご飯、どんどん高くなっている。そのコンビニご飯に毎日投資しても、腹は満たされるが心は満たされないし、たぶん余計なカロリーや塩分、添加物を摂取している状態

腹が立つのは、コンビニ飯は高くなるが我々の給与水準が変わらないことだ。
つまり、コンビニ飯習慣を続けるということは、コンビニ飯のために働いている時間が一定存在するということなのだ。ムカつくな。

コンビニにおさらばして、過去の自分からの贈り物・ミールプレップ冷凍BENTOを食べて、少しほっこりしてみるのはどう?

※会社に行く人は、朝解凍して粗熱をとって、お弁当として持っていけばいい。会社で6分くらい電子レンジを占有できる人は、保冷剤を入れて冷凍したまま持って行ってもいい。


コンビニに行かなかったぶん、浮いたお金で500円玉貯金をしよう。
10食分で5000円貯まったら、週末に友人とアフタヌーンティーに行こう。

日常の些細な工夫から、豊かな人生を作り上げていこうな。







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