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#5 ある程度上昇思考のある若者の多くが感じるのではないかと予想される心理的障壁

こんにちは。
通勤は河川敷を自転車で走るのですが、誰もいないと思って大声で歌っていた時に後ろからスッと追い抜かされると、えも言われない恥ずかしさに襲われ、これが「エモいってことか〜」と錯乱してしまうカワハラです。

さて、学会に参加する目的って、新しい知見の吸収や著名な先生への挨拶など色々あると思うのですが、やっぱり一番の目的は”自己啓発”だと思うんですよね。

今の時代、家でオンラインで色々なことを学べるのに、わざわざカチッとした格好をしてして高い交通費を払い、慣れない足が痛くなる靴を履いて会場で難しい話を聞く。「学ぶ」を目的としていくなら相当モチベーションが高くないとやってられません。


自分の現在地の確認作業って一番辛いし難しい

本日は第9回日本臨床作業療法学会学術大会、通称9thCOTに参加して感じたことや改めて自身について見つめ直す機会となったので記録しておきたいと思います。

今回の学会は作業療法(OT)の学会の中では、過去一番盛り上がっていたのではないかと感じます。
作業療法業界自体も徐々に世間に追いついてきたなと感じるのですが、学会当日だけ盛り上げるのではなく、学会への参加率を上げる事前企画を充実させるという、ある種ビジネス的な開催方法をとっていたのです。

私は内部では関わっていませんが、確実に運営の方々はこのような視点で盛り上げにかかっていたなと、SNSなどで情報を追っていると感じました。
(もしかすると私が思いもよらないくらい思考は進んでいたのかもしれません。あくまで自分が見えた景色でのみお話ししています。)

まあ以上のように大変に盛り上がった学会であったのですが、盛り上がるということはどういうことか?

盛り上がる→関わる人の数が増える→注目度が上がる→学会へ参加することに関する価値が上がる→参加者の幅・数が爆発的に大きくなるという仕組みです。

つまり、通常は参加する意味がないと参加を見送るつもりであった先生方も多く参加される可能性が高くなるということです。

著名な先生というのは一概に忙しく、かなり学会参加は絞っておられるイメージがありますが、そのような先生でも参加の価値ありと判断すれば、参加してくださるということです。

実際に、今回の学会は作業療法会のトップランナー、次世代、企業組と非常に幅広くご活躍されている先生が多くご参加されていました。中には、忙しい中時間を作って少しだけ顔を出すという先生もいらっしゃいました。

そして私も参加させていただいたのですが、やはり素晴らしい活動をされている先生方とお話をすると、自分の現在地についてすごく考えさせられました。
恥ずかしげもなく言うと、すごい先生ってすごいんです笑。キラキラしてます!かっこいい!羨ましい!

そして、そんな先生方に追いつく・追い越すためには何が必要かを考えるのです。真面目に考えれば考えるほど、膨大な時間が必要そうであったり、環境を一変させるような場所に飛び込む必要があったりと非常にハードな道のりが想像できるのです。
想像し、今自分にできることを考えると、ほんの小さなことしか思い浮かばない。こんな状態で本当に憧れのところまで上り詰めることができるのかと、どうしようもない不安に襲われるわけです。焦るのです。

周りに相談すると、「生き急いでいる」と言われます。確かにそうなのでしょうが、そこでどっしりと構えられるほど自分も大人ではないのでしょう。納得できないことが多いです。


さて、ここまで読んでいただいた方へ。
今回提示させていただいた問題に対して、私は明確な回答を持ち合わせていないです。なので何かを得ようと読んでくださった方へは申し訳なかったなと思います。

とにかく、現在暗闇の中をもがき苦しんでいる一人の作業療法士、起業家がいるということを知っていただきたかっただけでした。

暗闇の中でも、自分の手元にある”やるべきこと”、”やれること”っていうのはある程度見えているわけで、これに対して愚直に取り組んでいくしかないというありきたりな結論で締めたいと思います。

暗闇を分けて進んだ先に灯台の明かりがあることを信じています!

さあ今日も一日頑張りましょう!

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