ネット友達と初めて会って飲んできた

一年以上前から、絶対に気合うだろうな〜〜....共通の趣味が多すぎるな〜〜！と思っていたネットの知り合いがいて、でも連絡を取ってたのはDMを遡ると一年前が最後だった。
そんな状態から急に「よければ会いませんか！」とメッセージを送ったのは、先日noteにも書いたイベントがきっかけだった。👇

このイベントで、世の中にはこんなに気が合う人がいるんだ！？と嬉しい衝撃を受けた私は、この先の人生は"合う人"に会う時間を大切にしようと改めて思った。
その沸々とした気持ちのときに思い浮かんだのがその人だった。念のため、その人のnoteを読み返して、「うん、やっぱり話が合わないはずないわ」と確信してDMを送った。

快諾してもらい、いざ当日！（金曜日）

その人は私より３つ下の男性で、大学卒業して社会人一年目.....ということは分かっていた。あと趣味がめちゃくちゃ同じ。（オードリー、ラジオ、朝井リョウ、さくらももこ....）以下Kさんと呼びます。

余談だけど、本当はたくさん読んでもらえるように、このnoteのタイトルに「年下男性」とか「異性」みたいなワード入れようかな〜その方が興味惹くかな〜って一瞬思ったけど、相手が「年上女性」とかタイトルに入れて書いてたら嫌すぎるな！？と思ってすぐやめた。

私のほぼ最寄駅に来てくれることになっていたので、仕事終わりに駅まで迎えに行った。でも、その駅は初見殺しすぎて、初めて来る友達は100%迷う。案の定、Kさんもめちゃくちゃ迷っていた！！
分かりやすい場所で待っているときに、スマホとこっちを交互に見てる人がいて、あの人じゃん絶対！うわーすぐに話しかけるの気まずくて一回スルーしたのかなー。目合っちゃったなー。と思ってたら、全然その人じゃなかった！！！

なんとか15分くらいかけて合流できたときには、私はすでに汗だくだった。ぱっと見て、よかったーーーひとまず変な人じゃなかったーーー！と安心した。歯並びがめっちゃ綺麗だった、羨ましい。

実はひとつだけ勝手に私の中で決めていたことがある。それは、「お店に向かう過程で絶対にお互いの呼び方を決める」ということだった。
私は4〜5回そのお店に行ったことがあるので、店員さんもほんのり覚えていると思う。その状況でペンネーム（？）で呼び合うの恥ずかしすぎる！！！と思ったからだった。私は「おなみ」なので、まあギリいけるか？って感じだけど、Kさんはめちゃくちゃペンネームすぎた。
店までの徒歩５分の間に決めなくては....というプレッシャーに駆られて、会って早々、「え〜と、なんてお呼びすればいいですかね？」と切り出した。
実は変わった名字で〜と教えてくれた名字が本当に初めて聞いたワードすぎて、本当に変ですね！！！と言ってしまった。（そのあとも覚えられなさすぎて3回くらい聞いた）

そしてお店に着いて、話したいことありすぎて何話せば良いのか！？状態になり、とりあえず当たり障りなさそうな会話から始めた。「今日は何してたんですか〜？」からサウナの話になって、サウナあるある的な話をして.....って書きながら思ったけど、サウナって今もはや天気の話レベルに当たり障りない共通言語みたいな役目を果たしているのか....？男女どちらでも楽しめるし、地雷的な要素もないし。
そういえば、オンライン英会話にせっせと励んでいるときも、初対面の女性講師とはBTSの話をしておけば間違いなかった。いまや世界レベルでBTSを知らない人はいないし、私はがっつりファンとかではなかったけど、1人でも名前を知っていればふんわり盛り上がれて良い雰囲気になった。そのときにも、アイスブレイク話題として使われるBTSすごいな！？と感じていたけど、それと今回の「サウナ」だった。

で、そのあと少し経ってからKさんが「....というか、共通の趣味ありすぎますよね！？」と切り出してくれて、「ほんとに、、、！話したいことありすぎて、こんなアイスブレイクしてる暇ないんですよ！」と言えた。（自分から始めたくせに）
でもアイスブレイクした良さもあって、しっかりその時点でKさん面白い！話しやすい！と分かって、めちゃくちゃ安心した状態で色々話せたこと。

朝井リョウさんのエッセイの話とか、さくらももこさんの話とか、ラジオの話とかをした。こんなに共通言語がある人って、ほんっっっとに今までいなくて、「朝井リョウの結婚式余興」とか「さくらももこの『焼きそばうえだ』」って言うだけで伝わるのが楽しかった。

一年前にKさんがおすすめしてくれていた映画『街の上で』をずっと観れていなかったので、会う前日に観た。そのうえでKさんの感想noteも復習して、自分の感想もメモして行った。同じ映画を観ていても感想が全然違っていて、それもまた面白かった。

私が少し前までnoteに書きまくってたT先輩の話もした。「あ〜Tせんですよね」（！？）勝手に「Tせん」と呼ばれていた！
「Tせんの話すごい好きなんです〜」と言われて、T先輩に関するnoteの感想を面と向かって言われることって今までなかったので、変な感じだけど嬉しかった！
あとそもそもT先輩の話をすること自体がすごく久しぶりで、聞いてくれる人がいるって楽しぇ〜〜と思った。
もうほぼ私がnoteに書いてることは把握してくれているので、話が早い。調子に乗ってT先輩の顔写真まで見せた。「かっこいいですねぇ〜」と言われて、「いやぁ私は全然見た目はタイプじゃなかったんですけどぉ....」と言いつつも、客観的に見てかっこいいんだ🎶そうなんだ🎶へぇー🎶と心の中では謎にテンションが上がっていた。どういう立場？

「いやぁこんなに小さな東京にいてもT先輩とばったり会えないもんですねぇ」とか「職場は近いんで、駅のホームとかできょろきょろ探しちゃうんですよねぇ」って話すたびにめちゃくちゃ爆笑された。
「全然好きとかではもうないですけど、会えるなら会いたいです。ご飯行きたいです」と言ったら、「え、会いたいことはまだ会いたいんですか！？いやいや、絶対会わない方がいいですよ！！！」と言われて、「いやまず会えるはずないし、会って近況トークしたいだけですから！仕事の話とかしたいんだよ！」と言っても、「仕事の話を....したい....？本当に！？！？」と訝しげに爆笑されていた。さらっと「いやぁ離婚してほしいですね〜」と言ったら「いや、やめて！？！？」と言われ、この新鮮なリアクションをしてくれるのが楽しくてなんでも話したくなってしまった。笑
こんなに曝け出して話せるリアル友人はいなかったので、満足感がすごかった。（満足感？）

余談2。Kさん爆笑すると、ひぁーーーっ！みたいな笑い方で、一回ツボると全然抜け出さなくて、笑い方独特すぎない！？ってずっと思ってたけど傷つけたら悪いなと思って言えなかった。（そしてここには書く）ほんと独特だった。笑

楽しかったので2軒目に移動。そこでは、「疲れすぎて漫画も映像も見れないときありません？」って話とか「"弱者男性は〇〇"みたいなツイート嫌いすぎる」って話をした。どうやったら自分の中にある偏見をなくせるか、とか。
他にも、Kさんの学生時代の話とか就活の話、お笑いをやってる話とかを聞いた。同じ出版社を受けてたことが分かって、今後のキャリアどうする？みたいな話もした。
で、2軒目で分かったことは、Kさんの人格って昔から形成されてるんだ！と。私はラジオとかエッセイに目覚めたのは大学生〜社会人のときだったけど、Kさんは中学時代にクラスのラジオ好きと出会ってたり、友達と旅行に行ったときにエピソードトークを作って発表するための時間を4時間くらい設けてたり、大学お笑いの平場でかかりすぎて失敗した話だったり.....何それ！？っていうエピソードがわんさか出てきた。こんな性格と面白さだったら友達に好かれるだろうな〜たまに勘違いされることもありそうだけど。私が学生の頃に出会ってたら仲良くなれてたかな？もし仲良くなれてたらめちゃくちゃ楽しかっただろうなーと思う。

終電だいじょうぶ？と何回か聞いて、大丈夫です！と即答してたわりに、最後は「終電！！！！やばい！！！」と嵐のように帰っていった。間に合ったみたいで良かった。

帰宅後に、メッセージで「『ひらやすみ』読みます！」と言ってくれたので他にも漫画をおすすめして、Kさんからは「ミスチルの『幸せのカテゴリー』いいですよ」とおすすめされた。
お風呂上がりに聴いてみたら、これは....今日のT先輩の話とかを踏まえて選曲してくれてるな！？と思える歌詞で、ほんとに良い曲だった。（今もコメダで聴き直してる）

余談3。Kさんが「会ってみたいなとは思ってたけど、いやいやネットだけで繋がってるくらいがちょうどいいんだよな〜とか自分に言い訳してたんですよね（笑）」って旨を話してくれて、よかったーーー同じ気持ちだったんだーーと嬉しかった。勇気を出して良かった。

会う前は変な緊張でバクバクしてたけど、Kさん面白いしゲラだし予想通り話も合うしで楽しかった！
これからも会いたい人には会おう。

【追記】

思い出した、これどうしても追記したい。
Kさんが前の恋人となんで別れちゃったか？って話で、Kさんが「いや実は、なんかこうオシャレなカフェでチーズケーキを食べてたときに、ケーキの上に乗ってるゴマ？ですかね？がテーブルに落ちたときに、こう指で拾ってズッて吸って.....それで.....🥲」って言いかけたから、「あぁぁ、それはちょっと...たしかに.....。それでKさんが萎えちゃったんですか.....？」って言ったら、「あっいや、それ俺がやったんです！！！そんですごい怒られて！」って。お前がやったんかーーいって、いま思い出してもオモロい。てかたぶんゴマでもない気がするし。