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上野の花見ついでに国立科学博物館へ

上野動物園に次いで春休みに賑わいを見せる(個人的に)のが、国立科学博物館。略してカハクは、とにかく「〇〇過ぎ」が多い博物館です。

入館料620円は安すぎ

いきなりお金の話なんて、ちょっと恥ずかしいんですけどね。大事なことなんでね。

カハクの入館料は大人620円です。しかも高校生以下は無料。

実際行って見ると分かりますが、その展示量や内容からして、ひとり620円は安いです。

国立だから安いのかな? 理由はどうあれ、子連れにはなんとも嬉しい価格です。

特別展は他の美術館や博物館と同様、だいたい1200〜1800円のチケット代がかかりますが、同チケットで常設展も見れるので、かんなりおトクだと思います。

しかも当日に限って再入館OK。いつでも好きな時に外出できるし、いつでも好きな時に入場できます。



いや、標本多すぎぃ!!

カハクの大雑把な紹介をする前なのですが、カハクの地球館B1Fには恐竜が、B2Fには大型哺乳類の標本がところ狭しと並べられています。

骨とか化石が好きなワタクシON仔は、何回行ってもテンションMAX MAX MAX。

並べられているというよりも、自分が彼らの世界に迷い込んだという感じで、そのスケール感にただただ圧倒されます。

しかもそのデザイン性が、とてつもなくカッコいい。

言わずもがな、恐竜は全部カッコいい。オレ様感満載な「ティラノサウルス」も、存在感デカめの「トリケラトプス」も、もーぉ全部カッコいい。

どれもが心のカッコイイ琴線に否応なしに触れてくるので、カッコいい以外の言葉が見つかりません。

そんな恐竜を押しのけて、特にオススメなのが、地球館B2Fに展示されている「アーケロン・イスチイロス」という大型カメです。

カメというとそれだけで優しいイメージになってしまいますが、前足を翼のように広げて宙を舞う様は、もはやカメじゃない。

特徴的なのがお腹部分の骨の形です。四方の平らな骨が先に行くにつれていくつにも分かれ、そのトゲトゲしいフォルムがまるで最初から考えられた形のように、カメのお腹を守っているんです。

ぜひともカメラに収めたかったんですが、悲しいかな、1歳半の我が息子はひと時だってジッとはしてくれません……。

お腹部分は比較的近い距離から観察できるので、訪れた方にはぜひ直接見て頂きたいです。

他にも、扇型に広がる背骨がモヒカンのような「エダフォサウルス」や、

その名の通り大きなツノを頭に抱く「オオツノジカ」など、

見ればみるほど、自然が持つ美しさを感じてしまいます。



今さらだけど、見どころ多すぎ

カハクの個人的な推しスポットを紹介した後にあらすじ紹介するなんて、順番が逆ですよね。

カハクは全6階から成る「地球館」と、全3階から成る「日本館」の2つの常設展があります。さらに時期に合わせて、特別展や企画展も開催されてるので、とにかく量が多い。

挙げればキリがないぐらい様々なものが展示されています。「科学博物館」という名がついている通り、自然や化学をテーマにした内容がほとんどです。動物や魚好き、実験好きという人は何もしなくても楽しめます。

「コンパス」という名前の親と子の体験ひろばは、子ども向けのおもちゃやアスレチックが取り入れられています。0歳児から入れるので、小さな子連れの方にはぜひ体験してもらいたい。



特別展は高頻度で待ちすぎに

カハクでは常設展とは別に、期間限定の特別展が開催されています。

2019年6月16日までは「大哺乳類展2」が開催中。哺乳類の“生き残り作戦”にスポットを当てた展覧会です。

「大哺乳類展2」の公式ツイッターとは別に、混雑情報だけを配信する公式ツイッターもあるほど。

たしかに、春休み中に訪れる子供連れのおかげか、平日に行った際でも、入場のための待ち時間が発生していました。

おそらく休日は激混み、チケットを買うのですら数十分待つ可能性があるので、カハクの特別展に行く際は、チケットを先に購入しておくのが無難です。



結局何が言いたいかというと

国立科学博物館の「◯◯過ぎ」をいくつか書きましたが、

けっきょく、

恐竜好きと骨好きはとりあえず上野カハク行っとけ

ってコトが言いたかったです。



国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/index.php

特別展「大哺乳類展2-みんなの生き残り作戦」
https://mammal-2.jp/

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