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タンタンと中国旅行記

ただひたすら淡々と、中国へ旅行に行った時の事を書いてみます。見出しの〝タンタン〟がパンダじゃなくてすいません。


かれこれ十数年前、中国へ旅行に行きました。

中国の古い町並みを歩いて、

「この感じキョンシーやん!」とか思いながら、キョンシー好きの私はひどく興奮してました。


夜になり、1人で酒場で飲んでいて少しいい気分になった私は、誰かとコミュニケーションをとりたいと思ったのですが、いかんせん中国語がさっぱりでして。

ならばと思いたち、店員に紙とペンを貸してもらいキョンシーを描いて店員に見せました。

店員数人で私の描いたキョンシーを見ながら眉をしかめて中国語で喋っているのを見て、もしかしてキョンシーって中国では不謹慎な存在なのではと急に不安になり、慌ててドラえもんを描き、もう一度店員に見せると、店員は笑顔になり私にも何か中国語で話しかけてくれました。

今思えば私の描いたキョンシーが、あまりにも下手だっただけかもしれません。



私が滞在していたホテルには、長崎の佐世保高校の生徒たちも泊まっているようでした。というのもホテルのおもてにでかでかと「歓迎 長崎佐世保高校」とあったのです。

私がエレベーターに乗り込み「閉」を押そうとしたところ「すいません、乗りまーす!」と慌てて佐世保高校の生徒と思われる子たちが数人走ってきたので、私はドアを押さえて生徒たちをエレベーターに迎えました。

生徒たちは口々に「謝謝(シェイシェイ)!」と言ってきたので、私は無言のまま笑顔で会釈して中国人になりきりました。


中国で困ったのが、料理に頻繁に〝八角〟という香辛料が使われていた事です。これがまた独特の香りがして私は苦手でした。もちろん美味しい料理も沢山ありましたよ。

それともう一つ、コンビニで売っているペットボトルのお茶が甘いんですよ。これも口に合いませんでした。


滞在中に万里の長城へも行きました。世界遺産の文化遺産869ある内の1つです。凄かったですよ。

……多分、凄かったです。


……正直あまり覚えてないんですよね万里の長城。エレベーターの中の気まづい雰囲気とかは覚えているのに。きっと私は世界遺産とか見るに値しない人間なんだと思います。


そういえば、日本語が達者な中国人に、妙な店へ連れて行かれて〝冬虫夏草(とうちゅうかそう)〟というものを買わされそうになりました。どういうものかというと、キノコの一種で、冬眠中の虫に寄生して冬の間は虫の体に菌糸をはり、夏になると虫ごとキノコになるっていう。それはそれは「何してんねん!」っていうキノコです。

見た目はというと、芋虫からキノコが生えていて説明そのままのものでした。

もちろん買いませんでしたが、後で調べてみたら、高級でちゃんとした漢方だったみたいです。


中国滞在中は中国のタバコを吸ってました。色々と吸い比べてみたんですが、なんか私には合いませんでした。


中国から帰国後、成田で吸ったセブンスター。
うまかったなー。



…って事で、





- 完 -




#一人旅 #旅行 #中国 #パンダ #キョンシー #世界遺産 #万里の長城


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