見出し画像

時間をかけて、100点の部屋に近づけていく|リノベと暮らそう。

せっかく家を購入するのなら、自分好みの空間にしたい。だけど、リノベーションって初心者には難しそう……。そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。

この連載では、実際にomusubi不動産で物件を購入され、リノベーションしたお客さまのおうちにお邪魔し、物件はどうやって探していたか、購入を決めるときはどんなところを大事にしていたかなど、購入前に気になるポイントをお聞きしていきます。

今回ご紹介するのは、物件購入にあたって都内から松戸市へ引っ越されたという、あきひささんとなつみさんのお宅。一時期はリノベ物件探しを諦めかけていたこともあったようで……。物件探しのときから購入までを振り返っていただきました。

プロフィール
名前:あきひささん(会社員/不動産)、なつみさん(デザイナー/ファッション)
専有面積:85.46㎡
間取り:2LDK+S(サービスルーム)
築年数:20年
契約タイプ:購入


物件探し〜契約までの道のり

▲左からあきひささん、なつみさん

現在不動産で働いているあきひささんは、もともと家の内装や間取りを見るのが好きで、ゆくゆくは物件を購入したいと考えていたそうです。

あきひささん「以前もリノベーションされた中古の戸建に賃貸で住んでいたんですが、自分たちのイメージ通りにカスタマイズするなら、やはり購入して1からリノベーションするのがいいな、と。住んでいくなかで1部屋増やしやすく設計されていたり、自分たち好みにテイストを作り込んだりできるというのは、リノベーションならではの魅力だなと思います」

▲広々とした玄関は、もともとあった一部屋を土間に。
▲かわいらしいスイッチカバーは、物件を契約する前から購入していたのだとか

物件選びでおふたりが重要視していたことをお聞きすると「結局なんだったんだろうね(笑)」と言い合いながら、思い出したように、こう話してくださいました。

あきひささん「たしか、広さと日当たり、そして新耐震基準を満たしていること、くらいですかね。いつか犬を飼いたいので、庭付きの1階だったらいいな、ということとか。それ以外は、リノベーションでどうにでもなると思っていました」

▲お気に入りの雑貨が並ぶリビング。ゆったりと過ごせそうです

今のおうちに巡り合うまで、10軒は内見されたと言うおふたり。一時期は希望の物件が見つからないのでは……と諦めていた時期もあったそうです。

あきひささん「すごくいいなと思う物件があったんですが、タイミングが合わず、他の方の契約が先に決まってしまったんです。さらに、このあたりの不動産価格もどんどん高くなっている時期だったので、予算内で探すのは無理かな、とちょっと諦めモードに入っていて。物件購入のために貯金をしてたんですが、その時期はやけになってドラム式の洗濯機を買ったりとか、旅行に行ったりしちゃってましたね(笑)」

なつみさん「そんなときに、市川さんがほくほく顔で『いい物件見つかりましたよ!』と紹介してくださったのが、今の家でした(笑)」

住んでいるまちの好きなところ

都内から松戸へ移住することに対しては、そこまで抵抗がなかったそうで、すでにお気に入りの場所もいくつかあると教えてくださいました。

なつみさん「以前住んでいたまちは、自分たちが好きなテイストのお店や、共通の趣味を持っているような人と出会うことがなかなかできず、寂しいなと感じていたんです。でも松戸に引っ越してきてからは、仕事の息抜きに外へ出て、smokebooksさんへ行ったり、前から気になっているお店に入ってみたりするようになって。入りやすいごはん屋さんも多くて、出かけるのがたのしくなりました」

あきひささん「まちに緑が多いのもいいですよね。通勤路に、シルバー人材の方が植えている草木があるんですが、急にぐんと成長している様子を見て、『春だなあ』と思ったり。松戸へ引っ越してから、四季を感じられるようになった気がします」

家の中での、お気に入りの場所

あきひささんとなつみさんに、それぞれおうちの中でのお気に入りの場所をお聞きしました。

なつみさん「このキッチンカウンターですね。ほんとうはダイニングテーブルを置く予定だったんですが、ふたりともすごく気に入っていて、いつもここでごはんを食べています」

▲キッチンカウンターはリノベ前のお部屋にあったそうですが、リノベするなら作りたいね、と話されていたのだそう
▲カウンターにはパイン集成材という木材を使用されています

あきひささん「僕はリビングの奥まったこの作業スペースですね。普段は出勤しているのですが、休みの日にちょっと仕事をするときなどはここで過ごしています」

▲床材にモルタルを使用することで、居住空間と作業スペースを視覚的に分けられます

また、おふたりが共通してこだわった部分として挙げられていたのは、お部屋全体のバランス。コンクリート、無垢床、白い壁という複数の要素がありながら、統一感のあるお部屋になっています。

▲さまざまな要素が、ひとつの空間の中にまとまっていて素敵です……!

生活に変化を感じる点

おうちを購入したことによる変化について尋ねると、おふたりともポジティブな変化を感じられているご様子でした。

あきひささん「もともとインドア派なので家から出ることは少なかったんですが、前の家は日当たりが悪く、 休みの日でも気が休まらなくて。今の家は朝も昼も部屋に自然光が入るので、引っ越してから心に余裕ができたような気がします。お弁当を作るようになったり、DIYをやるようになったり。家にいるのがたのしくなりましたね」

なつみさん「前の家から持ってきている家具がいくつかあるんですが、この家に置くとより素敵に見えるんです。服も、こっちで見るとかわいく見えたり……。今の部屋に引っ越したことで、衣食住のレベルが全体的に上がったような気がします」

▲飾り棚には、お気に入りの雑貨が並べられていました

omusubi不動産の印象

初めての物件購入で不安も多い中、omusubiを選んでくださった理由について、あきひささんはこう話します。

あきひささん「omusubiさんは、ちゃんとまちに寄り添って、着実に少しずつ良くしていこうとしている。たくさんの人を巻き込んで、少しずつそのエリアを大きくしていくところが、かっこいいなと思ったんです。僕らもその一員になりたいですし、僕らの家を参考に、物件購入をしてくれる方が1人でも2人でもいてくれたらすごい嬉しいです。」

「また、omusubiのスタッフさんが友達のような距離感の近い関係性でいてくださったところも、僕らと合っていました。僕たちが良いと思っているものを、そのままいいと思ってくれているな、とか。本当に良いと思っているから、おすすめしてくれているんだろうな、とか。コミュニケーションに嘘がない感じがしたんですよね。物件を決める前から、omusubiさんには信頼感を抱いていました」

これからリノベしたい方に向けて

最後に、これからおうちをリノベしたい方に向けて、こんなアドバイスをくださいました。

あきひささん「どの物件でもそうですが、僕たち自身、いざ住んでみないとわからないことがいっぱいありました。でも、リノベーションって引き渡してもらって終わりではなくて、そこからアップデートしていくことができるんですよね。だから、住みながら時間をかけて、自分たちにとっての100点に近づけていけばいいんじゃないかなと思っています」

最初から100点の家を目指すのではなく、暮らしながら今の自分たちに合う家づくりへアップデートしていく。大きなお買い物なだけに、なるべく100点に近い家を探そうとしたくなりますが、あきひささんが最後にかけてくださった言葉は、リノベーションで悩まれている方の、肩の力を抜いてくれるような一言だなと感じました。

*

omusubi不動産プロデュースのリノベーションにご興味を持ってくださっている方、またリノベ素材の物件購入を検討している方などに向けて、毎月イベントを開催しています。今月のイベント詳細、お申し込み方法は下記のページをご覧ください。
https://www.omusubi-estate.com/?p=49280

また、現在販売中のリノベ物件もございます。詳細は下記よりご覧いただけます。
https://www.omusubi-estate.com/?post_type=fudo&p=48820

物件に関するお問い合わせも、常時受け付けております。
info@omusubi-estate.com


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?