#33私だって

もう何が悲しくて泣いているのかわからない。

母がまた入院前の妄想を繰り返すたびに、嫌で嫌で注意してきたけど(ほんとは注意しないほうがいいんだけど)
本当に悪化してきた時と同じ雰囲気を感じて、そしてお前は娘じゃないから!と混沌とした怒りを投げつけられて

それはきっと調子の悪いモヤモヤなのに、それが娘に対して「娘じゃない」なんてほんとうに酷すぎる。

そんなこと言われるために生まれてきたんじゃないのに。

今まで母との出来事の全てがただ辛くて泣いていたけど初めて悲しくて泣いてるんだと思った。

わたしは母の言動にたくさん、本当にたくさん泣いてきたけれどお母さんはわたしのためにどれくらい泣いたの?

生まれてわずか数年だけの母への好意じゃ足りないくらい大変な思いをしてきたから、初めてそんな風に本当に思ってるならもっと前に殺してくれれば良かったのに。と思ってしまったりする。

今は「いやいや、そんなことない」って思えるけど離れたらいいって言われるけど、離れる予定だって立てられないくらい自分のことを考えられない人生だったし

やっと動き出せたけど、でもそれじゃこのこれまでの悲しみや残る不安はどうしたらいいのかわからない。

ほっといても自分に悲しみで帰ってくるだけだし。

つらいなぁ

わたしだって心から親孝行したいって思える人生を歩いてみたかった。親孝行しないと後悔すると思ってって親孝行してみたかった。

もう、全然そんな余裕ないし

まるで自分が親不孝ものみたいに思えちゃうし

なんだか自分が小さく感じてしまう。

色々やってきたんだけどね。分かんないんだもんね。言ってないし。

お母さんも自分の思い通りにならない私は同じくらい大変だったのかな。

腐っても親子なんだなぁと思うしそれが苦しいよね。

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