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頭痛について(Part2)

前回の片頭痛の続きで本日は「筋緊張性頭痛」について書いていきたいと思います。

【筋緊張性頭痛】
字面だけ見ると何とも難しそうですが、簡単に言うと筋肉が凝り固まり起きる頭痛です。

筋肉が硬くなると筋肉の血流量が減ってしまい老廃物が溜まり痛みを感じてしまいます。
また首や頭、首と頭の付け根の筋肉が硬くなってくると首から頭に掛けて走っている神経を圧迫してしまいます。(大後頭神経、小後頭神経、大耳介神経など)
神経の圧迫により締め付けられる痛みを感じてしまいます。

筋肉の硬くなる原因として
・長時間のパソコン作業やスマートフォンの操作
・長時間の読書(「編み物を長くしていて」という方も)
・ストレスによる緊張
・呼吸過多(肩呼吸により過度に頚部の筋肉を使用している)

長時間のパソコン作業・スマホ操作、読書に関しては物理的に頚部の筋に負担がかかり疲労が溜まる事で頚部や頭部の筋肉が硬くなります。
人はストレスを感じたり疲労がたまると自律神経が乱れる原因にもなります。自律神経の内の交感神経が優位に働いてしまうと体は緊張状態になってしまいます。
また、肩を中心とした呼吸をしてしまっている方は呼吸過多になりそれが自律神経の乱れや異常筋緊張の原因になります。

お家での予防・対策として
・お風呂でリラックス
・スマホの使用時間を気を付ける

当院では筋緊張性頭痛の治療は
・直接的原因である首の筋肉の張りを「鍼」や「電気機器」を使用して取る
・筋肉が硬くなる原因を作っているストレスの緩和、呼吸の改善

鍼灸はストレスの緩和、疲労回復、リラックス効果なども得意としています。
ぜひお気軽にご相談ください。


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