画像1

やすらぎ、もしくはウィンナワルツ

大村あつし
00:00 | 00:00
作曲、演奏、録音:大村あつし

社交ダンスパーティーの主催者に依頼されて作った社交ダンス用の曲。

依頼時に、次のような要望がありました。

①3分30秒以内
②ワルツ曲
③エンディングはお礼で締めくくるので2拍で
④基本的に明るい曲で、しかし、中途で優美なパートが欲しい
⑤終盤は、みんなが思わず手拍子をするような曲

軽い気持ちで引き受けたのですが、最後をAメロに戻したくても、その前に2回転調してしまっているために、どうしても曲が4分を超えてしまいます。

「これは困った」と思っていたときに、たまたまドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』を聴いており、第2楽章のラルゴ(日本では、「遠き山に日は落ちて~♪」の『家路』として知られる曲)のコード進行が使えそうだと思い立ち、無理やり3分26秒に収めました。

また、完成後、「タンバリンだけでは打楽器が足りない」と思っていたのですが、ふとトライアングルを使うことを思い立ち、当時はまだリズムボックスを持っていなかったので、この曲のためだけにトライアングルを買ったのもいい思い出です。

記事はすべて無料でお読みいただけます。いただいたお志は、他のnoteユーザーのサポート、もしくは有料コンテンツの購入費に充てさせていただきます。