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ご縁の広がりが生きがいの1つです。(金木犀のひのえうま友達、その7)

 久しぶりにひのえうま友達を見つけました。
 今までに私がご紹介した、ひのえうま生まれや同級生の方は16名にもなります。多くは現在もお付き合いさせて頂いている私の大切な方々です。

 丙午(ひのえうま)とは、60年に1度めぐってくる干支の1つで、私が生まれた前回は昭和41年(1966年)になります。女性に対するおかしな迷信から出生率が極端に下がったことで有名です。

 前回の記事です。

 
 今回、紹介する方は、高見 純代さんです。

 新聞に連載のエッセイを書いておられ、本の出版もされているプロの作家さんなので、「友達」などというのはおこがましいのですが。 

 以前、私が書いた「前立腺のMRI検査をしました」という記事に高見さんからコメントを頂きました。そこで、高見さんの「しあわせ白書」というご著書の紹介をして頂いたことから購入して拝読しました。

 高見さんは生まれつき病弱で、喘息もあるそうです。8歳の時は肺炎で生死をさまよったと言います。またうつ病もあり、40代前半までは、乳がん、子宮がんの闘病もされました。がんのさなかでは絶望して自殺未遂までされます。
 しかし、現在の高見さんは「本当に幸せ」と言われます。なぜ幸せのかは、ご著書を読んで頂きたいのですが、そういった心境に至るまでの人生を真剣に生きられた迫力が伝わってきます。

 また、高見さんは京都右京区嵯峨にある真言宗の「旧嵯峨御所大本山大覚寺」が家元である華道の嵯峨御流(さがごりゅう)の正教授であります。華道というのも奥が深く一生かかって学ぶものだと言われます。私は華道は疎いのですが、植木屋の仲間でも華道や茶道をする人がいます。樹木と花の違いはありますが、やはり植物を扱う点では同じで造園の美意識にも通じるところがあるように思います。

 嵯峨の大覚寺というと、私の家からは自転車で行けるくらいの距離なのですが、実は中に入ったことはありませんでした。せっかくだから見ておこうと思い、本日参詣しました。

 大覚寺の境内に立派な建物がありました。こちらが華道の教室になっているようです。

 冒頭の写真もそうですが、このような立派な生け花が展示されていました。
 嵯峨御流の講習の前にはいつも「般若心経」を唱えるそうです。大覚寺のお坊さんによると、般若心経の教えとは一言でいうと「何事にもこだわるな」ということだそうです。般若心経は私も少し勉強したことがありますが、非常に分かりやすい教えだと思いました。

 高見さんは「しあわせ白書」の他にも3冊の本を出版されています。

 高見さんのご経験を元に愛をテーマにした3部作となっています。たいへん分かりやすくどちらも一気に読んでしまいました。
「本当の愛」を知りたいという方にお勧めです。

 
 また、高見さんも私と同じで、さだまさしさんのファンです。記事にも書かれていますが、「しあわせについて」という歌は大好きだそうです。

 この歌は私も大好きで、どこかで紹介したいと思っていました。歌詞もメロディも素晴らしいです。よろしければ一度聴いてみて下さい。

 ざっとご紹介しましたが、これはほんの一部でとても高見さんの全部を伝えられたものではありません。ご関心をもたれたら、高見さんの愛に溢れた記事や著作を読んで頂けたらと思います。

 私と同じ時代を生きてきた丙午友達(仲間)の方にまたお会いすることができました。
 これからの益々のご活躍を祈念致します。

*このnoteは【共同マガジン】これが私のイチオシnoteだ!寄稿作品です。
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