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やりたいことを美しくこなしていくために(その2)協奏曲の様に考える振り幅

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今回はやりたいことが多岐にわたっている時に大事かなぁと思っていることを書き留めておこうと思います。

美しさと齷齪は両立させてはいけないものだと感じていて、時間やスペースの有無は別にして、そういうことへの愚痴も言わずにこなしていくのが身上なわけです。

時間割でこなすのはありやなしや


いろいろなスケジュール管理や目標達成には時間単位、曜日単位でというのも多いなぁと思います。ただ、どうですか?いきなり飛び込んでくる急な用件、急な頭痛や不調。毎日会社に行かないライフスタイルはイレギュラーというルーティンに囲まれて暮らしている様なものです。ということは、たくさんできる日もほぼほぼできない日もあるということを頭に入れておかないといけないわけです。

小学生は毎日決まった時間に決まったことを学校で習うことでルーティンを体に染み込ませていきます。何らかの事情で刑務所に入った場合、規則正しい暮らしを体に叩き込むことで毎日の暮らしを続けていくためのリズム作り。ひいては精神の支柱を作り直していると考えてもいいと思います。

大人になって、大体の生活リズムが規則正しくできている人がそれ以上に細かいルーティンを作って自分をはめ込んで行動するのは私としては美しく思えないのですよね。パサパサしている感じでエレガントではないというか、少し子供っぽくも。ゲーム感覚でそれを楽しめる方と、楽しめない方がいらっしゃると思います。私は後者です。

予定は変わる、それでもやる

毎日の最低限のルール。食事を作る時間やお風呂に入ったり、仕事に買い物といった時間の区切りは毎日の生活の中で主旋律の様なものです。基本的にずっと同じ様に流れているもの。でもそこに別の楽器が新たなメロディを奏でます。それが自分のしたいことやその時々のTODoだと考えればいいと思っています。

自分のやりたいことをオーケストラの楽器の様に考えれば

前回も、自分のやりたいことのプライオリティが大切ということを書きましたが、今回もキーになってきます。主旋律以外の楽器は出番が多いものと少ないものがありますよね。やりたいことも同じ様に考えようと思っています。
私の場合は、語学の勉強は例えるならヴァイオリンの様に常に主旋律の周りを複数の楽器で演奏しますから、プライオリティとしては一番高く、時間を一番取りたいものです。

着物はフルートの様に心を華やかにしてくれるので、常に主旋律のそばでいろどりを与えていてくれています。

そんなふうに今の自分がやりたいことをオーケストラの楽器に当てはめてみるのも楽しいです。曲の合間の大きなシンバルは月2回のピアノのお稽古かしら、それとも旅行かなぁ、と。自分のやりたいことをやっていくことが暮らし、人生という協奏曲を奏でているイメージができてくれば私と同じイメージを持っていただけたのではないでしょうか。

楽器の様に考えると

毎日、決まった日に一定の量をこなそうと思うと続かなかったり嫌になったり言い訳をしてお休みしがちです。ですが、曲の中で、その楽器の音がとても小さく奏でられている時も、たくさん奏でられている時もある様に考えることにしています。そうすると少し気持ちに余裕ができます。私の場合、やりたいことの一回でのミニマムとマックスを想定しています。例えば、毎日の運動を1時間するのがマックスだとしたら、ミニマムは10分とか。クレッシェンドなのかピアノなのかはその時の曲調でかわるので、自分の体調や仕事に応じて柔軟に変えていくだけで続けられます。

おやすみはお休み

できない時はえい、っと休むのは大切だと思います。曲の中でもお休みの時はありますよね。そういう時にはその様に。私の場合、週2回は基本的に自分の好きなことはお休みです。出張の時も本当に最低限かできないものと思ってやっています。一度ストップしたものをまた再開させるための考察はまた次回以降にしようと思います。


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