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【郷土料理】田舎豆腐
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田舎豆腐です。
祖母や地元の人は、みんな田舎豆腐と読んでいますが、「田舎豆腐」とネットで検索してもこの料理は出てきません。
大体の郷土料理は、レシピ名を検索したら出てきますが、これは出てこない。これこそ本当の郷土料理だ・・・!
お祝いや冠婚葬祭には必須の料理のようです。
私が初めて食べたのは、「お大師さん」にて。
厚揚げかなの煮物と思って口に入れたら、想像以上の甘さに口も脳も驚く。
おやつのよう!!
そして、甘辛いから、これがご飯のお供にもなる。
豆腐の淡白なイメージが180度変わる。
おやつ代わりにも、お肉代わりにも、何にでもなるくらい満足感が高い。
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詳しくは別のnoteに書いてます
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漬物がとんでもなく多い。とんでもなく美味い。
お皿可愛くて撮った写真。この色のくすみ具合今はなかなかない
作り方
厚揚げを煮ているのかな
と思いきや、木綿豆腐を揚げるところから始まります。
こんなに手間がかかっているのに、
これは郷土料理としてとても簡単で楽なジャンルに入るのだという。
恐ろしい。
揚げ物が楽だなんて。
楽といえば洗い物いらずのレンチン1発だろ。
まだ、厚揚げを煮るだけなら楽なのはわかるが、豆腐から作るのに楽とは・・・(2度も言いたくなるくらい衝撃)
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木綿豆腐よりもしっかり硬くて、旨味たっぷり、ぎっしり
そのままでも、煮ても焼いてもなんでも美味しい。
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水切りの時間は決まってませんが、時間がないので
ささっとでOKみたい。
本当に水切りできてるか不安なくらい短かったけど、潮豆腐はそもそも硬めだから大丈夫です。
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切り方知りたかったのに一瞬で切り終わっちゃった。
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入れすぎないのがコツ。と言いつつ、この倍入れてました。
技術と経験があればコツは無視して大丈夫。
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液は醤油、酒、みりん、生姜(チューブではなく、ちゃんと擦る!)を感覚で入れてひと煮立ち。
郷土料理は、使うものと手順があるだけで分量はありません。
全て経験と感覚です。
昔の人に、はかってる時間などありません。
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冷えても美味しい
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タレは感覚で。と言いましたが、みりんは多め、生姜は思ったよりもたっぷり擦ることが美味しさの秘訣だと思います。
長崎の料理は甘めの味付けが多く、それは歴史に由来するみたいです。
甘めの味付け
雪の多い地方では冬の寒さを凌ぐため、甘みの強い料理が多く存在します。
しかし、長崎県は温暖な気候でありながら、砂糖の消費量が長野県に次ぐ全国2位と非常に多く、長崎の郷土料理には砂糖を使って甘さを出す料理が多くあります。
これは南蛮から出島に伝わった西洋菓子が、それまでの和菓子よりもはるかに砂糖の量が多く、長崎では独自の砂糖文化が発展したためと言われています。
長崎から佐賀、小倉を通り、大阪や江戸に砂糖を伝えた長崎街道は、2020年「シュガーロード」として日本遺産に認定されました。
長崎県の郷土料理を作るときは、甘めを意識していただけると成功につながるのではないかと思います。
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