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マインドフルネスな呼吸を使って、ネガティブな感情に支配されないようにする

自責のイメージは出なかったが、リハビリとして見た会社のSlackの一文を見て、心臓に膜が貼ったように身体に異変が起き、心がざわついた。手足にはしびれが出て、動悸は早鐘のように響いた。

ACTの本から学んだ知識をさっそく使ってみた。マインドフルネスな呼吸を行う。呼吸に集中し、ざわつく心に囚われた行動をしないように試みる。

心がざわつき、ネガティブな感情が出ると、頭が真っ白になり、何も考えられなくなり、恐怖で身が縮む。

そうならないように、心がざわつくという状況を認識するために、マインドフルネスな呼吸をする。リラックスをするための呼吸ではない。嵐に立ち向かうために、心に錨を下ろすために呼吸をする意識である。

お陰で、落ち込みはしたものの、身体が固まることはなく、思考が真っ白になることはなく、やけ食いなどの回避行動に出ることもなく、絶叫や暴力的な行動に出ることもしなかった。

自分を責めるイメージも出た。出たが、これはセルフコンパッションのマントラを唱えて対処した。


この一か月、適応障害の治療として、セルフコンパッションとアサーション、運動と瞑想を行ってきた。今回は、少しずつだが治療の効果は着実に出ているということが分かった一日だった。嬉しい。

幸福になるには、幸福度の上がる行動を増やし、ストレスの上がる行動を減らすことだ。シンプルだが、効果的なルールではないだろうか。

各人が自身のモチベーションを上げる行動を取ることに集中し、マネジメント層はその行動が会社の利益になるように調整する。これが理想的な組織運営のありかたである。

ただ、個人のレベルでは、個人の幸福度を最大化することが一番大事なことである。だから、マインドフルネスを使って自己認識を高めることが必要になるのだ。セルフマネジメントが組織マネジメントの第一歩だ。

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