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適応障害の治療日記

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適応障害と医師に診断されてから、実践した治療のふりかえりを纏めています。
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#いま私にできること

人生の解像度を上げる

人生の解像度を上げる

ボランティアでキャリアカウンセリングをしていると、キャリアカウンセリングとは何なのか、ある程度自分なりの答えが出る。自分にとってのそれは、他人の人生の解像度を上げるということになると思った。

人生の解像度を上げるというのは、人生を自分でコントロールしている感覚を強くするということだ。自己効力感を高めるともいう。

自分がやっているキャリアカウンセリングという作業は、広く言えば、「人は何のために生

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話ながら頭の中を整理する

話ながら頭の中を整理する

そろそろ登壇が近いので、頭の中の考えを整理しようと思った。いつもはDynalistに書くところから始めているけど、今回は話ながらまとめる方式でやってみようと思う。ラジオ収録形式でトークスクリプトをまとめてみよう。どんなことになるか楽しみだ。

自分の価値とつながるには、楽しいと思えることをひたすらやろう

自分の価値とつながるには、楽しいと思えることをひたすらやろう

という話だ。

登壇資料を作っていて、悶々とした。自分が喋りたいことを喋ればいいのに、ごちゃごちゃ考えていた。受け狙いとか、有意義なことを話そうだとか、そういったことだ。

自分本位でいいじゃないか。「こうあらねばならない」という考え方は害悪だ。だいたい滑るだけだ。自分が楽しいと思うことをひたすら追求すればそれでいいのだ。

だれのために生きるのかといったら、自分を満足させるために生きるのだ。自分

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伴走する力

伴走する力

今日もキャリア面談をやった。今日は相手になるべく伴走することを意識した。具体的には、相手を褒めること、性格特性の長所を具体的に述べること。相手を否定しないことだ。

無責任に褒めることはしないが、ピグマリオン効果という言葉もある。不安であればあるほど、相手に必要なのは容認であると思う。

相手を容認し、承認し、長所を具体的に述べ、行動のきっかけを促す。

甘ちゃんというわけではない。もっと人は褒め

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バーチャルエネミーと、バーチャルキラーの物語があらわれた

バーチャルエネミーと、バーチャルキラーの物語があらわれた

適応障害の考えが戻ってきた。つらい気持ちが蘇った。自分を責めるバーチャルエネミーの物語に加えて、他人を責めるバーチャルキラーの物語もあらわれた。

とにかく、鉛のように身体が重く感じる。心が休まらない。

こういう自分の辛い気持ちも、人生の一部だ。そう言い聞かせる。そう、つらい気持ちも人生の一部なのだ。この気持ちは常に傍らに居て、自分と共にあるのだ。

自分に優しくしてやろう。あるがままの自分の人

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言いたいことがあれば、言っちゃえばいいよ

と思う。変に隠すと、心に膿が残って気持ち悪い。ネガティブなことだろうと、耳の痛い話だろうと、言いたいことは言えばいい。許しをもとめなくていい。言っちゃえばいい。それでダメなら、それはそれだ。

気負うな。言っちゃえばいいよ。