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ワクチン接種後、コロナ後遺症のような症状が長引き、治療して改善した話 #3

まだお読みでない方は、こちらの記事からお読みください

さて前回記事では特に重要な①~⑤について説明しました。

①コロナ後遺症外来から処方された、漢方および胃酸を抑制する薬の服用
②耳鼻科でのEAT(Bスポット)療法←コロナ後遺症外来から指示に従う
③生活療法(ME/CFSのペーシング)←コロナ後遺症外来から指示に従う
④自宅での鼻うがい←コロナ後遺症外来からの指示に従う
⑤亜鉛補給のお薬服用

今回は、回復をさらに加速するために試した⑥~⑩を紹介します。
⑥は自分なりに部分的に試している側面が強いため、医学的なエビデンスがやや弱い点、ご了承願います。

⑥サプリメントの補給(ナイアシン、TMG)
⑦置き鍼 
⑧低血糖の防止(1日3食、なんでもいいから食べる)
※11/28追記
⑨マグネシウムの補給(エプソムソルト)
⑩こまめに水を多めに飲む(1000~2000ml/日)

サプリメントの補給

下記を参考に、血流改善のため、ナイアシンとTMGのみ試したところ、症状回復が加速した印象があります。個人的にサプリメントを増やしすぎない目的で、メラトニンは摂取していません。(本当は摂取したほうがいいのだと思いますが。。YUSKEYさんスミマセン。。)

ナイアシン単体よりもTMGを併用したほうが効きが良い(倦怠感の収まりが良い)印象です。(あくまで個人の感想ですが。。。)
私の場合、ナイアシン500mgとTMG500mgを1日2回(私の場合は食前30分前)摂取しています。
特に初期はフラッシュ(身体が赤くなる)が起こりますが、服用をつづけると、だんだんフラッシュが減少してきた印象です。おそらく体内のヒスタミンが十分排出されたためと自分なりに考えています。
フラッシュ自体は害のある現象ではないですが、身体が赤くなるので、お出かけ前の服用は避けたほうが良いです。

定期的な血液検査によって様子を見ながら継続していきたいと考えています。必要に応じて医師と相談の上、進めると良いと思います。

ただ一つ強く言えるのは、EAT療法との併用をお勧めします。(YUSKEYさんもEATを併用して回復されています)

YUSKEYさんから以前いただいたコメントによると、亜鉛とナイアシンを並行して過補給すると亜鉛過多(銅不足)になる可能性があるため注意してください、とのことでした。(ナイアシンから亜鉛が補給?される仕組みは今度聞いてみようと思っています)
EAT治療開始から2か月後、血液検査を実施しましたが、
 ・血中亜鉛:欠乏状態→正常値
 ・銅:微減も正常範囲内
なので、私はこのまま亜鉛もナイアシンも並行して補給する予定ですが、亜鉛と銅はどちらかが増えるとどちらかが減る関係にあるので、バランスが重要です。

(11/14追記)
注意
※⑥について。接種後、高血圧症状が出ている方はナイアシン服用は避けたほうが良いと思われます。
詳細は下記:
https://mariyaclinic.com/nutrition/niacin/

置き鍼

鍼灸は諸症状に効果が期待できる反面、鍼灸院通院による疲労や、鍼や灸の刺激量次第ではクラッシュ(疲れて寝込む)のリスクがあり、細心の注意が必要です。

鍼灸院に通わずにそのベネフィットだけ享受できる方法として、置き鍼をおすすめします。

お勧めのツボは症状により異なりますが、他人の手を借りずにでどこにでも貼れる(背中は難しいかもですが…)のと、24時間効果を享受できるので便利です。色々調べてみながら、効きそうなところにペタペタ貼っても良いのではと思います。ここ効いたよ!という情報があれば、お待ちしております。
効きそうなツボだけひたすら紹介する記事があってもいいかもしれませんね…。

私が一番効果を実感したのはです。人迎や扶突に貼ると、呼吸が深くなります。鼻うがい後の鼻水も収まる気がします。

神門に貼ると身体が楽になる気がします(動悸に効くようです)。

太衝にも貼っています(めまいに効くようです)。

無理のない範囲で、色々試されることをオススメします。

低血糖の防止(1日3食、なんでもいいから食べる)

EAT治療を継続していくと、確かに一日の中で倦怠感を感じる時間帯が減少していったのですが、最後に昼間(14時~16時前後)の眠気だけが残り、勝手に「魔の時間」と呼んでいました。

ここを克服するのは、低血糖なのでは?と思い至り3食食べることを心掛けたところ、魔の時間の眠気がなくなりました。

《こんな症状がある人は「夜間低血糖」の可能性が….》
□ 寝汗や歯ぎしり、悪夢を見るなど、睡眠の質が悪い
□ 寝る前に何か食べないと眠れないことがある
□ 午後3~4時ごろにだるさや眠気、集中力の低下を感じる
□ 朝起きたとき、頭痛や肩こり、疲労感などがある
□ わけもなく不安感に襲われるなど、感情の起伏が激しい

血糖値の急上昇&急降下を防ぐには、下記を心がけましょう。
①欠食しない(1日3食)
②補食を摂る
③ココナッツオイルを利用
④サプリメントを併用する(人によって必要なサプリメントが異なります)
⑤コーヒーなどのカフェインの摂取は控える
⑥お酒はほどほどに
(出典:https://www.magojibi.jp/course/chronicnasopharyngitis/#toc6

治療が進み、朝起きられるようになってきたら、3食食べるようにすると回復が加速できると思います。

マグネシウムの補給

上咽頭炎が重い場合、マグネシウムの補給も重要とのことで耳鼻科から勧められたのがエプソムソルト入浴です。

水分補給をしながらの入浴を強くお勧めします。
初回、水分補給ナシで入浴したところ、翌日寝込みました。
ちゃんと水分補給をして入浴すると、翌日早起きできました!

水分補給(1000~2000ml/日)

気圧低下により、体調が著しく悪化した時期がありました。
そんなとき、平畑先生に興味深いツイートが。

脳髄液減少症の症状を詳しく調べると…

ポイントとなる部分を抜粋します。

【症状】
(中略)
①頭痛(起立性が主)、頚〜腰痛、四肢痛などの疼痛症状 
全身倦怠感、易疲労性
③めまい、耳鳴、視機能障害(視力低下、まぶしいなど)などの脳神経症状その他に顔面痛や違和感、咽頭違和感、顎関節症状、など
④動悸、息切れ、消化器症状(悪心、食思不振、下痢など)、体温調節異常などの自律神経症状
⑤注意力低下・記憶力低下、うつなどの高次脳機能症状
⑥その他:不眠、易感染性、内分泌症状など
(中略)
病状の特徴は、
1)起立・座位で悪化やすい
2)天候・気圧の変化の影響を受けやすい
3)水分摂取が症状緩和に有効

ME/CFSにそっくりです。かつ、気圧変動に敏感というのは自分の症状、耳鳴りは妻の症状にぴったりでした。
治療法は水分補給なのです。

以下抜粋

【治療・経過】(現時点での方法として)
①保存的治療(連続して10〜14日程度の厳重な臥床安静+水分摂取)
急性期には、有効な症例が多い。また小児・若年者例は、特に有効性が高く、慢性期でも行ってみるべき治療と考えます。
具体的には、食事・トイレ・入浴など必要最少の行動以外は水平臥床で過ごします。また、食事以外に1000〜2000ml/日程度の水分摂取を勧めます。入院で行う場合は点滴を行いますが、経口補水液も効果的です。

そこで、朝起きたら水をがぶ飲み(1000ml程度)し、その後もこまめに水分補給をつづけたところ、倦怠感緩和(私と妻)、耳鳴り改善(妻)の効果を実感。エプソムソルト入浴の翌日も早起きでき、相当な効果があるようです。
お手軽で副作用もないので、皆さんもぜひお試しください。

まとめ

#1と#2に比べるとやや緩い文章になってしまいましたが、是非お勧めしたいものを列挙させていただきました。#1と#2と併せまして、症状改善のきっかけとなれば幸いです。

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