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大学全落ちしてあとがなくなった私は、知人を頼って上京し、住み込みバイト+勉強で大学合格を目指します。

みなさまお疲れ様です。
仕事中、暇だったから愛車を洗車して、Kee⚪︎erばりにピッカピカに磨いていたら、鳥さんにフンをボンネットにかまされたおもちたろうです。
これで運がつきましたよ!!その後の仕事の引きがとてもよかったです。やったね!鳥さんありがとう!!


書く習慣1ヶ月チャレンジ第21日目です。
今回のテーマは、「これまでで1番のチャレンジ」です。

これは、19歳の大学合格を目指した1年ですね。
あれは、超頑張りました。

ライトノベルのタイトルみたいな感じで、かんたんにまとめます。
大学全落ちしてあとがなくなった私は、知人を頼って上京し、住み込みバイト+勉強で大学合格を目指します。

めんど…わかりやすいので、これ今回のタイトルとしましょう。

さぁ、長くなるからダイジェスト気味でいきますよ〜
※一部フェイク入れてます。
※おもちたろうは、現役の時、都合で国公立1本しか受験が許されていませんでした。そして、落ちました。


ある日
私「あぁ〜落ちたぁ〜浪人決定かぁ〜。おじさんに連絡しよ。」
お「落ちたか!しょーがない!こっちこい!働かせてやる!」
私「予備校にも行きたいから、勉強は優先させてよ、おじさん。」
お「わかってらぁ!」

落ちて3日後…私は上京した。
ここが東京かぁ。電車いっぱいだし、何より人が多いなぁ。
ここから、リスタートだ。

東京某所。おじさんちに到着。
お「たろうよくきたな。部屋に案内してやるよ。」
私「おじさん久しぶり。よろしくお願いします。」

ここで施設紹介。寮タイプです。
東京23区内最寄り駅徒歩15分。
家賃はおじさんの紹介だから補助出て自己負担1万円。ありがたい。
給料は当時で月約7万。バイトだからね。
電気代のみ給料天引き。
部屋は四畳半で設備はエアコンのみ。
トイレ・洗面所は各階に共同で設置。
シャワールームが1階に2箇所あり。
→5分100円。シャワー止めてもタイマーは止まらない素敵仕様。
洗濯は4日に1回まとめて近くのコインランドリーで。
飯は各自で用意。

まぁ、当時、な〜んも知らない私でした。
この条件を聞いて、やった一人暮らしだ!!程度の認識でしかいませんでした。
今だったら…ね?

バイトに関しては、決められた時間に肉体労働をします。
天候に関わらず外作業なので、かなりきつかったです。

ちなみに上京して部屋を見せてもらった後に行ったのはドン⚪︎でした。
布団と机と椅子と枕を買ったのを覚えています。

最初は環境が変わったテンションでノリと勢いで仕事と勉強をしていました。
しかし、5月病とホームシックにかかり、一気にやる気が低下します。

そして、大学生となった周囲の友人からの連絡に苦しみます。
「生きてるか〜」「早く合格しろよ〜」
何気ない一言が俺の心をむしばむ。
あれ結構浪人生には刺さりますよ?
こうかはばつぐんだ!

大学生活を満喫する友人と、何者でもない宙ぶらりんな自分の対比。
これは、なかなかくるものがあります。
だから、必ず1年で帰ってやると決意し直しました。

さらに、自炊設備もなく、毎日どこかで外食だったため、誰かの手作りご飯が恋しかったです。
母の手作りご飯に飢えてました。
こうしてだんだんメンタル面で苦しくなってきました。

さらに、夏の東京の暑さをナメてました。とてもあつい。
炎天下のバイトはなかなかにきつかったです。
何食べても減っていく体重。
64キロの超モデル体型になったのはこの時です。

ついには、8月には過労と心労でバイト先で倒れ、1週間程休む羽目になりました。
おじさんにも心配かけましたが、意地をはり、ここで頑張る旨を伝えました。

倒れてからは、色々と無理するのはやめました。
馬場裕平著「受験はゲーム!「道塾式劇的合格法」」という本にも出会いました。
限られた時間の中から、どう効率的に勉強するのかを改めて考え直すいいきっかけになる本でした。

これを機に、おもちたろうは徐々に復活していきます。
そして、覚悟しました。
俺は凡人なんだ。徹底的にやろう。まずはそれからだ。後悔は後でしよう。と。
実際、私は浪人生だって腹をくくれたのはこの時だと思います。遅いよ。

まずは早朝に起きるようになりました。2時。早すぎん?
そこでガーッと勉強。あの時は、深夜の方が集中できました。
そしてバイトやら予備校勉強やらやって、勉強して20時就寝。
何がなんでも6時間は最低寝るようにしました。

飯は割り切りました。ほぼ毎日完全固定。極端だね〜。
朝は松屋で朝定食。
昼はそこら辺のスーパーで買ったおにぎり2個と麦茶。
夜はすき家で牛丼+たまごサラダセット。
考える時間と労力が勿体無いから決めちゃいました。
たまにメンタルが4んだ時は、ステーキ食べにいきました。
肉だ、肉は世界を救う(意味不明)

体もケアするようにしました。東京は銭湯がそれなりにあるので、1週間に1回は、お湯に浸かるようにしました。
5分のカウントダウンシャワーじゃ入浴した気がしないんですよ。3分で入るクセが身につきましたよ。

なんとか日々の生活をルーティーン化させることで、俺のバイト受験勉強生活は加速していきました。あっという間にすぎていきました。

ある日、図書館で睡魔におそわれました。
そこで、眠気を吹っ飛ばすため、広い公園のベンチで勉強してました。
そこで、近くを散歩してたおばあちゃんに声をかけられ、仲良くなりました。

後日、そのおばあちゃんの自宅にお呼ばれされて、手作りのちらし寿司が出てきました。

しかし…
【悲報】俺氏、刺身どころか生の魚介類全般苦手
マグロ寿司出てきたら、上だけはがして、焼いて照り焼きにして食べてたくらいです…

対面にはニコニコ顔のおばあちゃん。
ここで食べないのはいかんでしょ…

意を決して食べると…あれ、食べれる。
あれ、どうしよ。なんか視界が滲む…
気づけば、ボロボロに泣きながらちらし寿司を食べていました。
あの時のちらし寿司、めっちゃ美味しかったなぁ…

「にーちゃん、そんなうまかったんかぁ。よかったよぉ。」

おばあちゃんも、息子を早くに亡くしたそうで、俺が息子に似てたらしく、思わず声をかけてしまったと、、、。

この時以来私は、生の魚介類が食べれるようになりました。
人間成長すると、味覚が変わるってほんとですね。
おばあちゃんにはほんと感謝ですよ…

こうしてノリにのった私はさらに加速していきました。

そして、いよいよ受験シーズン。なんとか、試験代と私立キープ代までは確保。
地元の国立1校と東京の私立4校受けました。

センター試験は自己ベストを出しました。
これで地元国立にもゴーサインが出ました。

試験本番
「あ、これ〇〇ゼミで出たところだ!」
とはなりませんでしたが、終始好調でした。

そして結果は、地元の国立と東京の私立2校合格でした。

PCで合格通知を見た時は、
心の底から嬉しかったです。
今までの苦労が報われた気がしました。

そして、色々考えた末、地元に帰る選択をとりました。
国公立の方がかかる費用も安いですからね。

その夜…寮にて
お「お、たろう!合格おめでとう!やればできるじゃんか!」
私「超超がんばりました。」
お「ならばヨシ!あ、言い忘れてたけど、3日後この部屋から出てってくれ。もう次の入寮予定者がいるんだ。」
私「ハァァぁぁっ!?」

5分後…
私「もしもし親父ぃ!俺だよ俺!あのさぁ、ハイ〇ースレンタカーしてさぁ!3日後さぁ、こっちきてくれよぉ!ついにお家帰るよ〜!!」

この間なんと10分。なんという疾走感。

3日後、脱出そして…帰宅道中車内にて。
父「大変だったろ?よくがんばったな。」
私「超超超がんばりました。」
父「そうか。お前は…俺の誇りだ。」

少しうるんでる親父ですが、あんた運転中だ。
お願いだから、泣かないでくれよ。単純に危ないから。
泣くなら、コンビニ寄ろうぜ。
コーヒーとタバコ代くらいは出すよ。

あとさ…ありがとよ。
こうして自分で稼いでみて、親父の偉大さ、身に染みたよ。

俺もあんたを見習ってこれからの人生、もうちょっとがんばってみることにするよ。


こうして俺は、知人頼って上京し、住み込みバイトをしながら受験勉強し、大学合格をすることができました。

おわりです。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

最後に。浪人はできる限りやめときましょう。あれ大変。ほんと。気楽にするもんじゃない。覚悟した人はヨシ!!

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