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【つぶやき読書】なくなりそうな世界のことば(吉岡乾 著)

今年4月に家族だけで結婚式をあげたのですが、その式場近くで夫が買っていた本が、ほんのり好きだなあと思えるものだったのでnoteにも書きとめておこうと思います。

なくなりそうな世界のことば

「なくなりそうな世界のことば」という絵本なのですが、とても魅力的な言葉と挿絵がたくさんあって、ぼーっとしながら読めてしまいます。(イラストの西淑さんの絵のタッチがとても好きです)

聞いたこともない土地の、聞いたこともない言語。
それがとても新鮮で、かつ「こんな素敵な意味の言葉があるんだ」とか「こういう景色を言葉で表現しようとするセンス、惚れるなあ〜」と感嘆しては、ページを捲る手が止まりません。

たとえば最初のページ、「ルルン」(ケチュア語)
「豊富に実っている、農作物が大量になっている様」という意味。
言葉の響きも、心が踊る感じがして素敵だなあと思います。
なんだかルンルンしてきません?笑

「ルルン」の挿絵(絵:西淑)
「ルルン」の言葉の説明

ケチュア語というのは…

現在では、ボリビア、ペルー、エクアドル、チリ北部、コロンビア南部など、主に南米大陸各国で1300万人が使用している。 ボリビアとペルーでは公用語の一つになっている。 過去にはインカ帝国において公用語であった。 なお、言語学的に厳密な分類では「ケチュア語」という単一の言語は存在しない。

出典:Wikipedia
南米地図

南米の国々がどこにあるか全然知らなかったのですが、この言葉をきっかけに調べたりすると、世界は広いなあと月並みですが感じます。

知らない世界に出会えると、ワクワクしますよね。
読書でも、人との関わり合いでも、幅広くいろんな経験をしたいなあと思う今日この頃です。



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