アメリカ ニューヨークのポートフォリオデイに参加してきました!
2023年ニューヨークにて行われたポートフォリオデイに参加してきました!
昨日参加してきたので記憶がまだ新しいです
自分が参加したい時に全然日本語の記事がなかったので、後にポートフォリオデイ参加する誰かのの参考になれば嬉しいです!
1.ポートフォリオデイの予約
ポートフォリオデイ、正式名称 National Portfolio Day はサイトからの予約をします。
確か8月下旬に全日程が公開されていたはず…
公式サイトはこれです↓
残念ながら日本では開催されていないので、アメリカかヨーロッパで選ぶ必要があります。
私はニューヨークの美大に入りたかったので、ニューヨークで開催されていたものを選びました。
(当日はニューヨークにある有名美大の他、CalartsやRingling、ロンドン芸術大学など他の地域の有名校も参加していました。
参加校一覧はこの後写真で載せています!)
予約についてですが、2023はニューヨークでの開催が2日分あり、片方はundergraduate (大学学部)向け、もう一方はgraduate (大学院)向けでした。
イベント申し込みの時に書いてあるので、自分に合った方を選びましょう!
私は大学受験なのでundergraduate を申し込みました。
参加校ですが、サイトを見ても見つけられず、結局2日前に主催する学校から送られてきて初めて分かりました。過去の参加者の記事に書いてある通り、ニューヨークにある私の志望校が全部参加してありました。
志望校一覧は見出し6に載せておきます
2.航空券の予約
私は母に出世払いを約束し、日本⇆ニューヨークの券を取ってもらいました。
パスポートはTOEFL受験の際に新しいものを取っていました。
1人で行くことも考えましたが、18歳未満の親なしのホテル宿泊は認められていないという理由で母に同伴してもらいました。
(渡航自体は同意書があれば行けそうでしたが、滞在先に関してはホームステイなど大人・受け入れ先がないとダメだった気がします…
詳しくはご自身で調べるのが確実です!)
母と私はニューヨーク、父と弟は日本に という片親同伴での渡航だったので、ハーグ条約かなんかの制約で渡航同意書が必要でした。
渡航同意書についてはこの後準備の部分で詳しく見ていきます。
3.準備
ニューヨーク渡航の準備をします。
まず、簡単なスーツケースの中身から説明します。
【服、下着、2Lペットボトル、風邪薬、着終わった下着入れ】
主にこれだけです。
まあ、綿棒やらメイク道具、ティッシュハンカチもありますがそれはoptionalって感じなので
これとあとポートフォリオです!
持って行った作品については後ほど触れます。
スーツケースともう一つやらないといけないのは、渡航同意書、ESTA です。
ESTAは母にやってもらったので詳しくは私が記述できないのですが、72時間前には終わらせた方がいい みたいな文を読んだ気がします…
渡航同意書についてなのですが、これは子供の片親による連れ去りを防ぐためのものだそうです、
もう片方の親のサイン入り同意書の他、パスポートの写しと戸籍謄本(原本と英訳)も用意しました。
結局、今回は疑われることなくスムーズに入国ができましたが準備するに越したことはないかと思います。
4.ニューヨークに行く
ニューヨークに行きます。
私はポートフォリオデイの3日前に着き、ポートフォリオデイの2日後に帰る便を取ってもらいました。
ポートフォリオデイ以外の日はキャンパスツアーやMoMA、Banana fishの聖地巡りをしていました。
実際にキャンパスを訪れてモチベを爆上げしたり、マンハッタン内を歩いて治安を見てみることで「やっぱりこの大学いいな〜」や、「やばい人いた…!!!気をつけないと」となるのでいいです。
ただ、とても当たり前なのですが滞在日数が長いほどお金がかかるので、その事を念頭に滞在日数を決めるといいかと思います。
5.いよいよポートフォリオデイ!!
さあ、待ちに待ったポートフォリオデイがやってきました。
開催場所がJacob K Javits Convention Centerという場所だったのですが、マンハッタンの下らへん、そして治安が悪いと言われる左右端っこの左端っこのほうだったので治安に不安を抱きつつ行きました。
結果として、会場付近はオフィス街で大丈夫だったのですが地下鉄に何人か様子のおかしい人がいました。
11時開催と書いてありましたが、参加した人の記事を読むと「会場は混む。有名校は何時間も待つ」と書いてあったので1時間半前に会場に着いておきました。
これは本当に大成功だったな と思っていて、1時間半前に着いて列に並べたことで、開場した時にどこの学校も空いており好きなところに見せられる状態でした。
親も含めて開場前に200〜250グループくらい並んでいる中で前から30番目くらいでした。
ポートフォリオの見せ方ですが、Hello →自己紹介→これが私のスケッチで、こっちがOriginal Workです と言う→アドバイス という流れでした。
教授と挨拶する時に握手するから左手に作品を持つといい、という記事を見ましたが握手はすることがありませんでした。
詳しくは National Portfolio Day Tipsで検索するといろんな人の経験談や、アメリカ版知恵袋で保護者の人が自分の子供の時はどうしたよ〜と情報交換しているのが見れます。
6.参加校一覧
2日前に送られてきた参加校一覧です
https://nationalportfolioday.heydays.io/conventions/1637/exhibitors
当日チェックインにために渡された紙の裏にも、参加校と、参加校の席配置が載っかっていました。
7.混んでいた学校と私が並んだ学校
混んでいたのはCooper Union、Pratt、SVA、FIT、SAICなどの有名校でした。
特にCooperが混んでいました。1人にかけている時間が長かったです。
親が並んであとで子供合流システムを取っている人が多かったので、私もいくつかの学校は母に並んでおいてもらい、自分が他の学校の講評を受けた後に母に合流したりしました。
【見てもらった学校】
FIT illustration→Calarts animation→Cooper Union arts→RIT animation→
SVA animation→RISD illustration の順番に並びました。
この学校の中で、RISEDの方にはベタ褒めされ、SVAの方にはコテンパンにされました。
それと、RITの人には出願のポートフォリオ免除を言い渡されました。
RITだけ自己紹介→作品を見せた後、アドバイスではなくいきなりポートフォリオ免除を言われ終わりました。
コテンパンにされたSVA Animation学部ですが、今回私が持って行った作品がイラストレーション中心であったこと、私の英語が伝わらず 何言ってるのか分かんない 例をだして と言われて何回言い換えても伝わらず相手がピリピリしていたことが原因だと思います
(だと思います というか絶対そう)
幸いこっちの言っていることは伝わりませんでしたが相手の言っていることは全部聞き取れたのでよかったです
8.持って行った作品
スケッチブック
(マルマンとかじゃなくて、海外の子がポートフォリオ出す時に使ってる海外製のやつ Calarts Portfolioで検索してみると分かりやすい)
A4の紙に書いたドローイング
iPadに4つくらいのデジタル作品
キャラクターデザイン2つとアニメーション2つ
家で作った作品4つ
コピック、アクリルで紙に書いたやつ、あとキャンバスに描いたやつ
日本の予備校で作った作品2つ
他の参加者を見てみると、アニメーション学部の生徒はパソコンで全部を見せていたり、スライドを事前に作って見せている子が多かったです。
クーパーみたいなFine arts、イラストレーションは黒いのにファイリングしてあったり、実物が多い印象
9.最後に
見ていただきありがとうございました!
ポートフォリオデイ、参加してよかったです。私が作っていた作品と大学が必要とするものの方向性が違かったので、それを指摘してもらいポートフォリオを仕上げていく良い機会になりました。
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