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新作 dacco オブライオン できました

dacco (ダッコ)シリーズは、その時々にセレクトした変わり糸を使い、全てメリヤス編みで編んだ1点もののアミグルミです。

今回、新作のライオンができたので、制作過程の写真と共にご紹介したいと思います。 あ、このライオンの名前は、「オブライオン(O'BLion)」。名前だけでも覚えて帰ってください。

アミグルミはかぎ針を使い、コマ編みという編み方で編むのが一般的ですが、こちらのアミグルミは頭から足までパーツも含めて全て棒針を使ってメリヤス編みで編んでいます。

なぜ通常アミグルミがコマ編みで作られるかというと、コマ編みの方がいろんな形にしやすいからです。中にワタを入れる関係上、ギュッと硬く編むことができるというのもあります。

そんな感じでちょっと形が作りにくいメリヤス編みですが、仕上がりのやわらかさや編み目の美しさはやっぱり魅力的。というわけで、このdaccoシリーズはメリヤス編みで編むことにこだわって制作したシリーズとなっています。

それでは早速、制作過程の写真をご紹介していきますね。

まずはパーツを編んでいきます
片足首だけ違う毛糸で編みました。この理由は完成したときのお楽しみ。
大まかなパーツが完成。
出来上がったパーツを組み立てます。
耳などの細かいパーツを作っていきます。
細かいパーツができたら、このまま進んで大丈夫か確認のため、マチ針でとめてもう一度色合わせをしてみます。
顔のパーツをつけていきます。何度も位置を確認しながら慎重に。
最後にたてがみを縫い付けて、マフラーとボタンをつけたら完成。


そして、完成したのがこちらです。新作 dacco オブライオン(O'BLion)。

色鮮やかなたてがみは、ループが特徴的なイタリア製のファンシーヤーンを使用。

2本取りのうちの1本は、ギリシャに生息する希少種のトンボをイメージしたという毛糸で、色合いが美しくてなんとも愛らしい形状をしています。

ズボンにはイエローのポンポンがついたグレーの毛糸、上はコットンファーとキッドモヘヤを撚り合わせた毛糸と、スラブ調のノットがアクセントになっている混色の毛糸の2本どりを使用して、やさしくて深みのある風合いに仕上げました。

右足首だけ、たてがみと同じ毛糸で編んであります。

片足首だけ別の毛糸で編んでいた理由ですが、全体を落ち着いた色にしたため、カラフルなたてがみだけが浮いてしまわないように、片足だけたてがみと同じ毛糸で編んでアクセントを付けるためでした。

丸いお尻がかわいい


というわけで、新作 dacco オブライオン。ただいま、STORESとCreemaで販売中です。

よろしければチェケラしてみてくださいね。


omni-berry (オムニベリー)

アミグルミ作家をしています。短大の美術コースを卒業して10年ほど中古レコードショップで働いていました。音楽とライブとビールが大好き。

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