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音土産でつなぐ日中友好~岡山県和気郡和気町の友好都市・上海嘉定区を訪問しました~

情景描写ピアニスト山地真美は、2019年4月16日~21日に岡山県和気郡和気町の友好都市・上海嘉定区に渡り、日中の友好関係の象徴である藤の花やその他上海各地の魅力を元にした浮世音(ドローン空撮とピアノ即興演奏で地域の魅力を描く映像作品)作品づくりを行ってまいりました。
山地による上海嘉定区訪問は2018年に引き続き、二回目となります。

↑↑↑ 2018年訪問時の浮世音作品@上海嘉定紫藤園 ↑↑↑

和気町と上海嘉定区の友好

岡山県和気郡和気町と上海嘉定区は1992年から正式に友好交流関係を結び、1996年より姉妹都市縁組を結んでいます。
和気町で生れ育ち、中国・唐の首都だった長安を手本に、平安京の都市計画を立案した和気清麻呂は、遣唐使空海を助けて中国に派遣した、日中交流の立役者でもあります。
そんな和気清麻呂のちなんだ事業として「平成の遣唐使」が行われ、当時の町長を務めていた 藤本道生氏を中心に、互いの国を訪問しあい、その魅力を伝えあうことで友好を深めてきたといいます。

1997年には、友好締結5周年を記念して、藤本氏より藤の苗が寄贈されました。
アメリカのワシントンのポトマック河畔の桜が、日米親善の象徴として親しまれているように、上海の藤の花が、日中友好の象徴となることを願って送られた30種類120本の藤の苗。
和気町の藤公園の中でも、特に長く美しいものから選んで贈られた苗は、まさに日中友好の象徴として大切に育てられ、今では一日に何千人もの人が訪れる上海有数の庭園である嘉定紫藤公園となりました。
和気町と上海嘉定区の友好交流が、美しい庭園というお土産を未来に残したエピソードです。

上海嘉定区での浮世音撮影

そんな友好の歴史を受け継ぎ、さらに未来に向けて「音」土産を残していくため、上海嘉定区外事弁公室様のご協力のもと上海嘉定区の各地訪問並びに浮世音作品の作成を行ってまいりました。

↑↑↑ 外事弁公室様の皆様と ↑↑↑

昨年に引き続いての嘉定紫藤公園の他、上海五大庭園の一つと言われる秋霞園や、上海汽車博物館を訪れ、撮影を行いました。
今回撮影した内容を元に、上海の魅力を広く知っていただく切り口となる浮世音作品を制作していきます。
(作品は映像編集完了後、順次Youtubeチャンネルで公開予定です。)

音土産でつなぐ国際交流

今回の訪問では、浮世音の撮影のほかにも大学やアートエリアも訪問機会をいただきました。

上海市人民対外友好協会の皆様ともお会いする機会をいただき、音楽を通じて国際交流に貢献していきたいという本プロジェクトのビジョンをお話しさせていただきました。
ここで育んだ交流を元に、今度は岡山の拠点で上海の皆様をお迎えする、あるいは岡山を訪れた皆様に上海の魅力も併せてお伝えするなどして、交流の輪を広げていきたいと考えております。

音土産プロジェクトでは、今後も音楽を通じて世界中と日本をつなぐ挑戦に挑んでまいります。


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