Instagramをやめたら、気持ちが楽になった☺︎︎
さようなら、偽りのキラキラ
Instagramをついつい見てしまう…
投稿をたくさんしてしまう…
そんな私が、少しInstagramと距離を置いてみた
お話を書いていこうと思います。
Instagramデビュー
私が、Instagramを始めたのは
ちょうど高校生の頃。
周りのみんながやっているからと
アカウントを作りました。
最初は「友達と繋がりたい」
そんな気持ちで利用していました。
初めての投稿は、
部活の子と京都に遊びに行った時の写真。
初投稿にも関わらず、友達の友達が
いいねをしてくれたり、交流が簡単に広がっていく
楽しさを覚えました。
Instagramの沼にハマった
いつしか流行語になった「インスタ映え」。
私もそれにどっぷりハマった人のうちの1人です。
カフェに行けば写真を撮り、
友達と遊べば写真を撮ってもらい、
色味を加工して統一感を出して、
自分だけの世界観を作る楽しさに
溺れていきました。
芸能人のマネのような日々。
他人に好かれたい、どこか良いと思って欲しい…
そんな自分をアピールする毎日。
それには、「自己肯定感の低さ」が
背景にありました。
自分で自分のことを認められない私。
自分で認められないなら、人に認めてもらおう
いつしかそんな気持ちが
芽生えていったことを覚えています。
この感情は、高校生の頃より、
大学生の頃に強くなりました。
日に日に増える、いいね数とフォロワー数。
「私のことを見てくれている人がいる!」
「いいと思ってくれる人がいる!」
「実桜ちゃんのインスタオシャレって言ってくれる人がいる!」
「まとめアカウントにタグ付けされてる!すごいと言ってくれる!」
それだけで、満足している自分。
私の投稿は、たくさん遊んでいて
友達もいて、充実しているように見える。
そんな風に見られるようになりました。
一方で、フォロワーが減れば落ち込み、
いいね数が伸びなければ落ち込み、
Instagramに気分が左右されるようになりました。
この頃は、どうやったらいいねがもらえるかばかり
考えるようになり、
自分のキラキラとした部分を絞り出すように
投稿をすることが日課になっていた私。
いつしか、スマホの中の小さな世界でしか
輝くことができなくなっていました。
自己肯定感が下がる一方の日々
いいね数やフォロワー数に
囚われるようになった私。
いつしか、数字でしか
物事の価値をはかることができない
人間になっていました。
そして、投稿をしても
認めてもらえない気分になり、
自己肯定感はさらに低下していきました。
「〇〇ちゃんの投稿は伸びているのに、私は…」
人に認めてもらうことで精神を保っていた私は、
他人と比較しては落ち込むを繰り返していました。
この「数字でしか判断できない」と、
「人と比べてしまう」は
Instagram上だけではなく、
日常生活にも影響するようになっていきました。
少しのきっかけ・管理栄養士になる夢を叶えた私
自分の良いところがわからなくなった私。
自分がどんどん嫌になっていきました。
そして、お話はつい最近になります。
Instagramとは関係ないと思っていたことが
繋がる日がやってきました。
仕事を辞めてしまった私。
ある日、大学の先生に相談をしに行きました。
どうしたらいいかわからない
というのもありましたが、
1番は自分の選択が間違っていないということを
認めて欲しいと思ったからだと思います。
私「やっぱ管理栄養士として働きたいんですよね」
先生「なんで管理栄養士したいん?」
私「んー、経験を積みたいのもありますし…」
先生「やりたいことないん?」
私「んー、……。」
先生「あなたは何がやりたいん?何ができるん?」
私「……。」
自分のやりたいこと、できることすら
わからなくなってしまった私。
考えもまとまらず、涙が落ちるだけ。
一緒に帰ってくれた先生。
電車に揺られながら、ひたすら黙ってしまった私。
「なんで、管理栄養士がしたいのか、ゆっくり考えてみー」
先生はそう言って、その日はお別れしました。
そして、少し自分を振り返って
あることに気が付きました。
ずっと、小学生の頃から目指し続けた管理栄養士。
そして、10数年の夢が叶いました。
自己肯定感が低い私ですが、初めて「頑張った!」
と自信を持つことができました。
この頑張ったという事実を認めるには、
「管理栄養士として働くしかない!」
そういった気持ちが
どこかにあったのだと思います。
私は、管理栄養士として働くことが
自分自身を認めることになる。
だから、管理栄養士として働きたい!
もちろん、食べてくれる人に喜んで欲しい。
食事に興味を持ってくれるようにしたい。
そんな気持ちもありますが、
恥ずかしながら、自分を認めたい!というのが
もう1度管理栄養士として働きたい気持ちの
大部分なのだと気が付いたのです。
「ああ、私の心は人に認めてもらうのじゃなくて
まず自分に認めて欲しいと叫んでいたんじゃないか。」
少し先生にヒントをもらって、人に頼るのではなく
自分自身を認めることから
始めなければならないと思ったのです。
Instagramから距離を置いた理由
自分自身を認める練習をしようと思った私。
まずは、人から認められたいという気持ちを
できるだけ取り除かないといけないと考えました。
この考えに至ってから開いた自分のInstagram。
急に虫唾が走りました。
「承認欲求強すぎん?」「無理しすぎじゃない?」
私のインスタグラムの画面は
人に見せるためにできたもので
承認欲求の塊でしかなく、
眩しくて見るに堪えなく感じました。
偽りでしかない自分、こんなの私じゃない!
と思い、投稿ををほとんど消しました。
私のアカウントは、
カフェの投稿を楽しみにしてくれる
フォロワーさんもたくさんいたので、
消してすぐは少し後悔して、
戻そうかと考えました。
でも、自分自身を認める決意ができたチャンス。
逃したくないと思い、グッと我慢しました。
投稿を消して数日、
どこかスッキリした自分がいました。
Instagramを制限して良かったこと
投稿をほとんど消して、
Instagram自体をあまり開かなくなった私。
制限してみて、変わったことがありました。
①自分に投資しようと思えるようになった
②人とあまり比べなくなった
③精神的にゆとりができた
①自分に投資しようと思えるようになった
かつては、スマホを開けば
Instagramを癖のように毎回見ていました。
その時間が無くなって、
「あれこんなにも時間があるぞ!」
と気が付くことができたんです。
少しやってみたいなと思っていたことや
好きだなと思うことに時間が
使えるようになったのです。
今は、読みたいと思っていた本を大人買いしたり、
料理をする時間を増やしたり、
自分磨きのために時間を使っています。
noteを書く時間もその1つです。
「自分のために時間を使うってこんなに楽しいんだ」
と思いました。
自己投資の大切さにやっと気が付いた私。
今は財布のひもがゆるゆるです(笑)
②人とあまり比べなくなった
私は、1年しか働くことができず、
働いているときも
どこか上手くいかないこと続きでした。
大学時代の友達は、
管理栄養士として働いている子が多いです。
その子たちの、頑張っている・上手くいった自慢を
アピールをしたストーリー。(言い方(笑))
同じような境遇の子たちのインスタを見ては
気持ちが落ち込んでいました。
「自分はなんで上手くいかないんだろう」
と思ってしまうことも多々。
しかし、あまり見なくなったことで、
比較する対象が減り、心も楽になりました。
今思えば、本当にくだらない話(笑)
同年代の子は、同棲を始めたり、
結婚したりする子も増えてきて、
仕事を辞めたときはそれすらも比較して
「私何もないわ…」と思っていたのですが、
今では、見かけたら
微笑ましく感じるようになりました。
人の幸せを幸せと感じられるって
人生幸せな気がします☺
(どうしても、彼氏は欲しくなったりしますが(笑))
③精神的にゆとりができた
①②の影響も大きいですが、
Instagramを見なくなってから
心にゆとりができるようになりました。
もともと考えすぎてしまう癖があるのですが、
その無駄な時間が減った分、
リラックスできているような気がします。
「なんか前向きになったねー!」
「実桜ちゃんらしさが戻ってきたね!」
と、アルバイト先で言われてすごく嬉しかったです。
イライラすることも、ドキドキすることも減り、
気分の波が小さくなった気がします。
特に夜は、1人時間が長く、
考え事をしてしまいがちで
今までなかなか寝付けないことが多かった私。
ですが、この間、久しぶりに睡眠薬を飲まずに
寝ることができました。
(飲み忘れたの方が正しいかもしれないです(笑))
「あー、寝たなー!」という感覚が
本当に久しぶりで…。
Instagramと距離を置いたことだけが
理由ではないかもしれませんが、
精神的に余裕ができているのが現状です☺
最後に
Instagramと距離を置いてみて、
自分にとってプラスになることが多くありました。
しかし、やはりInstagramから
完全に離れることはできません。
それは、友達と思い出を共有したり、
自分の想いを発信するために
大切なツールだと思っているからです。
特に、繋がりは多い方が
いいと思っている人間なので
築くことができた関係は、
いつまでも大切にしていきたいです。
(美味しいものの情報も得たいですしね♡(笑))
ただ、今までInstagramを
自分の承認欲求を満たすため、人を覗くために
使っていたので苦しんだのだと思います。
使い方を変えて、心が落ち着いたので
少し、距離を置いてInstagramの世界に
依存しないように生きていくのが
私にはいいのかもしれません。
気持ちに余裕ができて、
穏やかな気分で過ごすことができた。
今までできなかったInstagramと距離を置くことに
挑戦してみて良かったと感じました。
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