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お腹が痛くてたらい回っちゃったお話。

#医療従事者に感謝  というハッシュタグだけでは感謝しきれない程の思いのわたしです。

携帯が触れるまでに回復したので、昨日起こった流れを記録します。

今週はコロナ禍でのオリンピック開催が控えています。
病床の逼迫防止のため、持病持ち体力なし熱中症常連のわたしは今年の夏も出来るだけおとなしくしていようと決めていました。

それは今始まったことではありません。
コロナが始まった頃から、「うつらないうつさない」をモットーに不要不急の外出も控えていました。

なのに、まさかこんなことになるなんて。
と、ストレッチャーの上でピーポーというサイレンを聞きながらものすごい勢いの申し訳なさに襲われていました。

人生はまさかの連続です。

昨日は楽しく踊っていた人がなぜ、ですね。


はじまりはべ◯ぴ

べ◯ぴなんて、時々起こるし
大して気にしていなかったのですが

朝から夕方になるにつれ、どんどんお腹がおかしくなりました。
おかしかったのに、お昼ご飯をいつもと同じ量を食べてしまったことは反省です。
調整できるはずだったのに、欲望に負けました。

出たいのに出せない

ちょっと汚い話でごめんなさい。

お腹痛い、出したい、でも出てこない。
昼寝したりしてごまかしていましたが
そうこうしているうちに転げ回るほどお腹が痛くなり、吐き気も出てくる始末。
なのにどっちも、出てこない。

うー、あーと今までにない苦しみ方のわたしに、病院行く?と夫。
おやすみで夫が近くにいてくれたのがせめてのも救いです。
日曜日に緊急で診てもらえるところを電話で探してくれました。

が!
ここで想定の上をいくくらい、どこの病院も断られます。
この想定は、健康な頃からもちろんしてました。
それでも絶望感を味わいます。

救急車にする?と言われても、べ◯ぴで救急車なんて、とわたしは拒みます。

でも、これ、ほんとにべ◯ぴか?というほどお腹のハリがあって体ごと爆発しそうなくらい痛く苦しい。
あぁ思い出しただけでも恐怖。

べっとりとした汗もかき、転げ回ることしかやることがない。
決断の時が迫られていました。

番号がわからない

最後の病院に断られた時に夫が、どうしたらいいですかと言うと、あまりにもなら救急車を呼ぶしかないと言われたようで。
大変恐縮ながら、あんまりにも!な状況で119番に電話をしてもらいました。

人間いざとなると、救急車に繋がる電話番号がわからなくなります。

夫が、何番だっけ?と言っていました。
199にかけたようで繋がらず
119で無事につながるという。ね。

救急車は10分くらいで到着したのかな。
階段を自力で降りて下で待っていました。

救急隊員さんはとにかく優しかったです。

かけてくれる言葉は丸くてあったかくて、パニックな心も鎮めてくれます。

きっと普段から忙しいであろうと思うのに、人間の鏡です。

意識があるのかどうかの確認で、自分の名前や生年月日、今日が何月何日かなど聞かれます。

今日何月何日?のところで何月だかわからなくなり、やっと7月と出たけど19日と答え。
今日は18日ですね、と凡ミス。


「こんなことで来ていただいて申し訳なくて情けないです、本当に」というと

「そんなこと思わなくてもなくて大丈夫ですよ」と笑ってくれて

この状況は腸閉塞の疑いもなくはない、となり救急車で正解かもしれませんよとまで言ってくださったんですね。

このまま目を閉じたらもう開かないんじゃないかという苦しみの中でその後の記憶は曖昧です。

幸運なことに、1件目で受け入れてもらえることになったので家から救急車で15分くらいのところに運んでもらいました。

救急車だ、わーい!写真撮って!
なんて余裕はまったくないです。
てか、↑こんなことする人救急車呼んだらダメです。

余裕もなくてお名前も聞けなかった。
お名前くらい聞けばよかった。
わたしはあの隊員さんのシアワセを一生願います。

検査盛りだくさん

エコーからはじまり、レントゲンでも何やら気になることがあるからとCTまで撮りました。

採血や点滴もして、検査は車椅子で運んでもらいました。

下着には注意

残念ながら、今回所持する中で1番ぼろい下着をつけていましたのでそこが反省点です。

レントゲンやCTの時には下着を外さなくてはいけなくて、点滴に繋がれている状況で片方だけ脱げない…

看護師さんに手伝ってもらって、はずかしかった😫

もっとちゃんとしたのつけてればこんなにも恥ずかしくないのに。

でも、それより体が辛いので恥ずかしいとかだんだんとどうでもよくなってきます。

夫との付き合いが長いとはいえ、下着はちゃんとしないといけません。こんなことが突然起こるかもしれないから。

最低限の荷物は手元に置くのがおすすめ

夫に全て預けていたので、携帯もない状態で
3時間弱過ごしていました。

状況も説明できず、夫は待っている間に
わたしのnoteをずっと読んでいたそうです。
おれがストレスをかけてしまっていたのかもしれない、と原因を探り
ついに、あのガス代を払っていなくて止まったことがバレました…! 

もちろんこの状況なので、必要以上に責められることはありませんでしたが。

こんな時は携帯が手元にあればいいなぁと思いました。連絡も出来ずもやもやさせて心配かけてごめんよ夫。

近くの休日診療状況を普段から調べておく

今回は、日曜日の緊急ということで余計にだと思いますが
近隣の病院で緊急で診てくれるところをいくつかピックアップしておくべきだと思いました。

普段から用意周到のわたしも、これは盲点でした。

準備しておくことに越したことはないと思います。かなり慌てたので。

感謝しかありません

救急隊員さん、病院の先生、看護師さん、受付の方、そして1番近くで見ていて大変だっただろう夫。

全員に感謝です。
みんなに届けありがとうの気持ち。

嫌な顔ひとつせずに、優しく励ましてくれてありがとう。

そして、採血をする時にわたしの腕を見て

「こんがりしてる!スポーツしてるんですか?」と言った看護師さん。

これは、地黒です😂😂
気まずい思いをさせてごめんなさい。笑

入院はせず昨日のうちに帰ってこれましたが、もう少し検査するところがあり明日も通院です。

念のためと言うことなので大丈夫だとは思いますがなんだか不安もあってちょっともやもや。

お腹は空いていますが、断食中です。
お水で我慢。

同じ状況が起こらないことがまず第一なのですが、もしもはこんなに突然やってくるよーと言う自分のための記録でもあります。

今年も特別な夏がやってきます。

昨年とはまた違う意味での特別な夏です。

心配なのはコロナだけではなく、熱中症もあればわたしのような急病もありますよね。

栄養や睡眠で、体を少しでもコントロールするところからこの特別な夏を乗り切れることを切に願っております。

そしてこのnoteを読んでくださったあなたにもありがとうの気持ちです。

優しくそっと背中を押していただけたら、歩んできた道がムダじゃなかったことを再確認できます。頂いたサポートは、文字にして大切にnoteの中に綴ってゆきたいと思っております。