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病院からの電話

母が入院している病院から電話があった。
一度、外泊を試してみたいとのこと。
急展開で、驚いている。

約2年ぶりの我が家に母は、何を思うのだろう。
ケンカばかりしていた父に、何を思うのだろう。


家に帰りたいと一切聞いたことがなかったので、手厚い看護を受けれる病院のほうが、落ち着けるのかと思っていた。

違ったらしい。
帰りたいと何度も主治医の先生に伝えているらしい。
車椅子生活になった自分が帰ると、皆に迷惑がかかるからと、家族には本心を明かさないで…と。


姉がうたた寝中、偶然にも母の夢を見たらしい。
病院の椅子に、普通に座り、話す母の姿を見かけ、
うれしくて、『お母さん!』と声をかけたところで、目が覚め、私から、電話がかかってきたので、若干方針状態。


正夢…で、あって欲しい。

母のことを書き始めて、約一週間。
急な流れの変化に戸惑いつつも、

母のこころの病の一見で、変化を受け入れる強さを手に入れたのか、心に波風が立っていない。

穏やかな心に感謝。























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