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海外正規留学に必要なアイエルツ・アカデミック(IELTS Academic)ってなに?当日の流れは?

こんにちは!
海外の大学院に進学するため、愛知から大阪まで出向き、アイエルツ(もちろんアカデミック)を受けてきました。

結果は、応募先のイタリアの大学院進学に必要なB2レベル(スコア5.5〜6.5以上)をクリアしました!!!!よかった!!!!ふう!!!!

大学院準備に追われるまま、なかなか記事に着手できずに過ぎること早1ヶ月。
受験直後に残したメモ書きと記憶の範囲内を頼りに、アイエルツを実際に受けてみたレポートを書いていきたいと思います。

大学院進学を決心してから2ヶ月経たずに受験に至ったまでのスピード対策も、別の記事にして一応残しておこうかな。
今後、もしまた受ける機会があれば未来の自分の参考にもなるしね!


IELTS アカデミックの受験

わたしが受験したのは、先述のとおりアイエルツ・アカデミック(IELTS Academic)です。

受験会場は、大阪の若杉西梅田ビルにある公式テストセンター。

形式はペーパー式とコンピューター式と選べますが、わたしが選んだのはコンピューター式。

なぜコンピューター式に決めたかというと、主に理由はふたつ。

①試験結果の発表がペーパー式より格段に早い
②ヘッドフォン使用のため、よりリスニングに集中できるから
③ライティングのワード数を自動でカウントしてくれるから
(ペーパー式は自分でカウントしなければいけないので時間ロスになる。)

そのほか、多くの人が共通して考える点はおそらくこんな感じ。

①受験できる試験会場と日程で、都合のいい方を選びたい
(ペーパー・コンピューター式でかなり異なります)
②義務教育時代から慣れているペーパー式の方が安心感がある
③タイピングに自信があるからコンピューター式がいい
もしくは自信がないからペーパー式がいい
④結果公表のタイミングが早い方がいい
ペーパー式:試験日から13日後
コンピューター式試験日から3-5営業日後
(2024年3月末現在)

どちらの形式でも、試験内容と構成自体は全く一緒です。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分がやりやすい方法を選ぶのがいいと思います。
その比較については、ネットで記事がたくさん上がっているので探してみてください。

ちなみに、コンピューター式であれば、試験会場での受験と自宅受験から選ぶこともできます。
今住んでいる愛知県内でいうと、名古屋の試験会場ではペーパー式が多く、頻度も低い。
そう思うと、コンピューター形式で受けるなら自宅受験の方がたしかに便利なので少し迷いました。

しかし、TOEFL(同じくアメリカでポピュラーな試験)の自宅受験を経験した知り合いに聞いてみたところ、

「絶対やめた方がいい!システムが重すぎたのか通信環境が悪かったのか、途中でフリーズして最後まで受けられなくなったから!本当ショックだった!!」

と、片手のお酒と共にその日一番の熱を込めて止められました。
結局、大阪まで受けに行ったそうです。

それを聞いた瞬間、「よし、やめた。3万円は無駄にできない」と、コンピューターに決めました。

受験当日

当日やっておいてよかったこと

キーボードの入力方法を、テスト開始前に入念に確認しました。
なぜかというと、キーボードの仕様がUS-Keyboard配置で、日本人には不慣れだから。

わたしの場合、ライティングで「えーと、ダッシュはどこだ…」なんてやっているとあっという間にタイムオーバーになりかねないので(笑)

確認方法でいうと、こんな感じです。

①席に着いたら、よく使う記号のキーボード位置を確認しておく
キーボードの仕様は、公式サイトからも確認できます)

②音声ガイダンス中、ログインのタイミングでささっと不安な記号だけ入力テストする

事前に知っておきたかったこと

会場のこと、試験に関することで「先に知っていれば!!」と思うことがいくつかあったので、ここに記しておきます。

1.会場のこと
①各技能ごとの休憩はなく、途中でトイレに行けません
先に済ませておくこと。朝のコーヒーの飲みすぎには注意です(笑)

②ティッシュは受験ルームにあり。持ち込み不可
(春先の花粉の飛び始めの時期だと、花粉症もちなら地味に困ります)

③ランチタイムは、試験会場には居場所がありません
わたしは近くにあるタリーズに行きました。同じ試験会場で受ける人は注意。
(前日から楽しみにパンを買っていたので悲しかった。)

2.試験のこと
①リスニング、リーディング、ライティングと、それぞれで紙とペンをもらえます

②各技能ごとの休憩時間に、持参したメモなどをみることは不可
試験部屋への持ち込みも不可です。

試験の流れ

はじめに、全体でスピーカーから流れる音声のインストラクションを聞きます。音声に従ってログインなどを進めます。
(このログインのタイミングでささっとキーボードの入力確認をします。)

その後は、個人のPCに従い、完全に自分のペースで進んでいきます。
リスニングの操作の説明動画からスタートです。

リスニングの説明動画を観終えたら、問題が始まります。
毎技能で同じように操作の説明動画を観ることになりますが、問題のスタートボタンを押すのは自分のタイミング。一息ついてから気持ちを整えて始められます。

次の技能に入るタイミングについても、同じように自分のペースで始められます。つまり、ひとつ技能を終えたら、次の技能の説明動画スタートまで少し休憩できます。

わたしは集中力を切らしたくなかったので、1.2分くらい短めに間をとりました。ほかの受験者もみんな、ここではほぼ時間を取らずに受けていました。

PCのガイドに従ってリスニング、リーディング、ライティングの順で受験を終えたら、簡単なアンケートを入力して終わった人から退室します。

午後からリスニングがある場合は、一旦解散し、個別に指示された時刻に再び試験会場に戻ります。


試験後の結果について


オンラインで結果を確認できます。
結果発表のタイミングは、改めて書くと以下のとおりです。
(2024年3月末現在)

ペーパー式:試験日から13日後
コンピューター式試験日から3-5営業日後

コンピューター式で受けたわたしの場合、試験翌日からちょうど3日後、オンラインで発表されました。

試験結果がアップデートされると、メールで通知が届くのですぐに気づきます。

そして、大学院への提出が必要になるスコアの証明書。
こちらは、アイエルツの公式らしきサイトをくまなくチェックしたところ、ほとんどが「結果は郵送」と書いてありました(現在の記載がどうかはわかりませんが)。

しかし、実際には郵送は廃止、今はリクエストしないと届かないそうです。
(JSAF-IELTS公式テストセンターに電話して、あとで知りました)

代わりに、オンライン証明書を各自ダウンロードできるようになっています
受験日から1週間後程度でアップロードされていたと思います。
結果的により早く手に入るわけだから便利ですが!どこかに書いてほしかった!

最後に


こんな感じで、人生で初めてのアイエルツの受験を終えました。
会場は小規模で、日曜に受けたところ全員で受験者5人くらいでした。
10代後半か、20代前半の受験者がほとんどだったと思います。

みんな同じ目的のために頑張ってるんだよな、と感じられて、
謎な仲間意識みたいなものまで芽生えました。

アイエルツは1日がかりなので集中力も必要だし、その日のコンディションが大事だなあと感じました。

なので、当日のことがなるべくイメージできるように、この情報がなにかの役に立つことを願っています。

これから受験される方。
完璧にしようとせず、肩の力を抜いて、その日のベストが出し切れるようにリラックスしてのぞんでくださいね( ´ ▽ ` )

応援しています!!!それではまた。




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