見出し画像

アイデアは備蓄しよう

直面してから考えるのもいいんだけど、先に考えといてストックしたものからすぐに使えるってのは便利なもんだ。

「はい、今日の会議は、この場所を会場にして地域の人が集まってくれる企画を考えましょう!」

と、急に言われたとて、ですよ。(場の進行者にもよるんだけど)突然すぎると、出てくるもんも出てなこなかったりするし、じっくり掘り下げる時間もなく、パッと出していくには何か企画のセンスが必要なんじゃないかと思わされる。

けど、こんなときに、昨日でも数ヶ月前でも数年前でもいいから、「ああ、これやりたいんだよなぁ」というのを書き(or心に)留めておいたらどうだろう? そのときは必要性のなかった/意味のなさげな/没になったアイデアも、(もしかしたら熟成したりもして)この場でパァっと明るくしてくれる。

「あのときのアレ!」の大活躍である(少年野球時代は補欠だった子が、高校に入ったあたりでエースで4番!くらいの怒濤の快進撃的な)。

そんなあんばいで、普段からアイデアの貯金あるいは、備蓄しておくと、差し迫られたときの脳内災害に対してサササッと出せちゃったりする。備えあれば憂いなし、だし、備えあれば嬉しい。

そして、ちょっとずつ貯めてくことを覚えていくと、「企画のセンスがあるなぁ」と思っていた人は、じつは普段から考えまくっていてストックが死ぬほどある人だということを知る。量に優るものはない。

今、地域で関わってる拠点や、そこをうろつく人たちには「今はすぐにできないかもしれなくても、声に出す、文字にしておくことで、いつか人か方法か予算などのどれかがピシャリとはまり、急に転がりはじめることがあるはずなんで、ストックしておきましょう」と拠有するようにしてるのは、自分のうまく企画が出せなかった時代を思うからこそである。

おそらく文章も同じで、すぐには書けないネタでも(下書きになってしまっていても)、出すべきところで出せる可能性はある。今そこに横たわっているアイデアは無駄ではない。ちょっと積読本にも似てる気もするが、いつか必要なときに向こうからやって来てくれる。だから、自分が(ポンとでも、エイ!とでも)捻り出したものは微かにでもいいから覚えておこう。

未来の自分がどうにかしてくるかも、と下心を持ちつつ。

p.s. 次の企画も、4~5年前くらいにHAGISOで宮崎さんとやれたらいいなぁとふわふわ思っ考えてたものが、1000日以上の時を経て、やっとGO!できたものでした。とっとり大山の地域のこと関係なく、おいしい・たのしい会になると思うから、きてね!(すかさず告知をば)

この記事が参加している募集

熟成下書き

もしも投げ銭もらったら、もっとnoteをつくったり、他の人のnoteを購入するために使わせてもらいます。