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入院したがらない、すぐに帰りたい(うちの介護なお話し その2)

母が薬の飲み忘れで胃炎になってしまって一時入院したのだが、翌日から早く家に帰りたい、早く出られるように言ってくれと1日に何回も電話がかかってくるようになってしまった。
これは流石に困った、ひとまず一時的にではあるが点滴治療なのでお粥も食べられないということもあり、ますます早く帰りたいと大騒ぎ。

で、気になったので入院先の先生に聞いてくれと看護師さんにお願いしたがどうしても便検査で潜血反応がでないか確かめたいというので早めにやってほしいとお願いしてみた。ひとまず月曜、火曜と連続で検査はしてみてくれたようだがもともともの難病のせいもあり皮膚が切れやすいので肛門から便を取るにしても皮膚が傷ついて潜血反応が出てしまったらしい。
食事に関しては検査後2日ほどたってからやわやわのお粥のようなものから徐々に固めにしているような話でした。

それにしても叔母と弟からもは早く退院できないのか?と電話かかってくるし。うーん、面倒見ている人にねぎらいの言葉はないのか、この二人は特にひどい。面倒見るのが当たり前と思っている。
ま、この話はまた別の機会に詳細に書きます。(ほぼ愚痴になると思う)

もう少しで2週間なのでそろそろ退院できないでしょうか?本人も連日電話かけてきてますし、私としても非常に困ってます。どうですか?退院できそうですか?と看護師に聞いてみたところ先生に確認してみないとわからないというので確認してもらうことに。

最終的に本人の強い要望で退院できる事になりました。
退院ということになって初めて病棟でのどういう状態になっていたのかやっと説明してもらいました。(この話は何度か電話したときに教えてくれなかったのはなんでだろう。)
入院してからすぐおしっこの管(尿道カテーテル)を入れたので本人がベットから動けない状態で足の運動ができず衰えてしまっているということ、お粥や食事の量の説明もされなかったのでどのくらい食べているのか、点滴はどういったものを打っているという説明がなく面会できない分の説明がほぼ無いというのが一番困ったところでした。

ちょっと衝撃だったのは入院患者の状態把握を医師はしていなかったのか?という答えが返ってきたところが驚きでした。病室に行って問診だけで済ましていたのなら在宅で問診されているとの対して変わらないのではないかと思いました。尿の量とか確認するのは看護師だけで尿道カテーテルを入れたことの把握していなかったのが謎でした。
規模的には個人診療所に入院施設が少しついたクリニックでCTもなく他の検査もできない病院だったから余計に心配なってしまったので次回は救急対応してくれる病院にしたいと思いました。
家族も入院した母も心労が積りまくりでした。

返ってきてからもしばらくは柔らかめな食事と経口補水液と水やお茶をこまめに飲むようにさせて、体を起こしたり、歩いたりが自分では簡単にできない状態なので介助しつつ在宅で業務しています。
こういう時、在宅業務可の会社はありがたいです。


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